SNSコラム

X(旧Twitter)企業アカウントの活用方法が学べる! Xマーケティングの成功事例まとめを公開

2024年09月27日
X(旧Twitter)活用

Xで自社の商品・サービスのUGC(クチコミ)を増加させたい方へ

ホットリンクは数多くの企業のSNS活用をご支援しており、UGC増加による売上アップ・認知拡大において成果を上げてきました。

<UGCが増加した事例>

  • 菓子メーカーのUGC数が1年で8倍に増加
  • 全米No.1ソーセージブランドのUGC数が9倍に増加

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最終更新日:2024年9月27日

X(旧Twitter)の活用は、企業のマーケティングにおいて欠かせなくなってきています。しかし、効果的な活用方法や良いコンテンツの作り方がわからない企業も少なくありません。

また、一口にX活用といっても、UGC(ユーザーによるクチコミ)の活用やトレンドイン、インフルエンサーマーケティング、マンガを用いた広告配信など、さまざまな施策があります。自社にはどんな施策が適しているか、目的に応じた活用方法を選ぶことが重要になります。

本記事では、食品や外食、コスメ、金融など、多岐にわたる業界の事例を紹介していきます。これらの成功事例から、自社のX活用のヒントが見つかれば幸いです。

化粧品メーカー:コーセー様

化粧品メーカー「株式会社コーセー」様では、2022年3月から、XとInstagramのアカウント運用をご支援しています。ファンとのコミュニケーションを第一にした運用方針はそのままに、2024年4月からはそれぞれのSNSの特性にあわせて役割を明確化。Xは「お客様との密なコミュニケーション」や「鮮度の高い情報の発信」といった役割の比重を大きくしました。

これまではオーガニック投稿に注力してきましたが、フォロワー以外の人へのリーチを増やすため、Xの広告活用も開始し、リーチの最大化を図りました。従来から多くのコメントが寄せられるアカウントでしたが、より幅広い層にアプローチができ、新たな層からの反応を得られるようになりました。

また、コスメに関心の高いユーザーは、Xなどで目にした情報をInstagramで詳細を検索する傾向があると考えられます。そのため、両媒体の特性を活かしながら、ユーザーが求める情報を発信しています。

ユーザーがXからInstagramへ自然に流れ、必要な情報にスムーズにアクセスできる流れを設計することで、両方の公式アカウントのフォローや、双方の投稿をチェックしてくれる質の高いフォロワーの獲得。それによって、XとInstagramの運用における相乗効果も狙っています。

事例詳細:Instagramで中長期的なブランディング強化を狙う、運用戦略を見直した「KOSÉ公式アカウント」(MarkeZine)
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関連記事:【事例】目指すのは、長期的なファン化。コーセーが実践するコミュニケーション重視のInstagram・Twitter活用

調味料メーカー:ミツカン様

2020年よりSNSマーケティング領域をご支援している老舗調味料メーカー・株式会社Mizkan様。2023年には、企画から携わったキャンペーンが8件、広告配信の案件が8件、計16件をご支援いたしました。

中でも、X上での「#味ぽんの日」、「#たまご醤油たれのたれが欲しい」キャンペーンでは、4日間で2度のトレンド1位を獲得しました。

「#味ぽんの日」では、トレンドインを狙うための広告配信をサポート。ミツカン公式味ぽん公式の2アカウントを用いた施策として、「味ぽん公式アカウントをフォローしたらAの商品がもらえる」「ミツカン公式アカウントをフォローするとBの商品がもらえる」という形で実施、広告配信面からご支援しました。

1人のユーザーに2つのアカウントをフォロー、短時間で計2つのUGCを投稿してもらう企画を配信。ハードルの高い目標ながら、これまでのご支援の中でミツカン様の商品には根強いファンが多いという強みも理解していたため、広告配信でUGCを伸ばすことに注力できました。

「#たまご醤油たれのたれが欲しい」では、「たまご醤油たれ納豆」の発売10周年のタイミングでたれ“だけ”を詰めたボトルをプレゼントする企画を実施。「#たまご醤油たれのたれが欲しい」シンプルでキャッチーなハッシュタグを設計することで、ユーザーの能動的なUGC投稿を促しました。

また、ご支援時のアドバイスを活かした、ご担当者様による的確な時間帯でのリマインド投稿や、既存フォロワーが反応したくなるポストの投稿などの後押しが、さらなる話題化につながりました。

事例詳細:4日間で2度のトレンド1位獲得。ミツカン「#味ぽんの日」「#たまご醤油たれのたれが欲しい」Xキャンペーンご支援

冷凍食品メーカー:味の素冷凍食品様

味の素グループの冷凍食品メーカーである味の素冷凍食品様では、定番商品である「野菜たっぷり中華丼の具」の認知を広げるために、Xの広告活用をご支援しました。

中華丼は一般的な商材であり、単なる広告では指名買いにつながりにくいため、Xと相性が良い「マンガ」を活用し、広告にインパクトを持たせました。UGCから着想を得たマンガを広告クリエイティブに採用したことで、リーチ数が予測値の187%を達成しました。

ユーザー層を絞らず広い層に刺さるように、マンガは3つの方向性で制作。ユーザーが実際に同商品を活用するシーンをマンガに落とし込むことで、ユーザーが自分ごと化しやすくなるように工夫しました。その結果、「広告のマンガに共感する」「中華丼が食べたくなった」といったUGCが発生したほか、出稿期間の半ばで目標値を達成。広告配信目的をエンゲージメントからリーチ目的に切り替えて、さらなる認知拡大につなげました。

また、施策前と施策後で弊社のツールであるコミュニティクラスタ分析をかけたところ、今回のメインターゲット層である子育て夫婦層における「中華丼」というキーワードでのポスト量の増加を確認。それに加えて、エンジニアやオタク層へも反響がありました。これらの変化が直接施策の効果とは断定できないものの、幅広い層への訴求に成功しました。

事例詳細:UGCから着想したマンガで、顧客へのリーチが大幅増! 味の素冷凍食品「野菜たっぷり中華丼の具」マンガ施策

お菓子メーカー:株式会社 明治様

2020年6月よりSNS活用のご支援をしているお菓子メーカーの株式会社明治様では、X上で発見したUGCを元に実施した投稿とパッケージ変更で大きな話題を呼びました。

経緯としては、2021年11月に同社の「うずまきソフト」に関する「うずまきがうますぎに見える」というUGCを発見。「うずまき」が「うますぎ」に見える画像を使用した「まちがい探し」を投稿しました。

実際の投稿には、「上手くできている」「うますぎでも間違いではない」など、好意的なコメントが発生。最終的に1,400以上のいいねを獲得するなど、高いエンゲージメントを達成しました。

Xで手応えを感じ、2023年7月下旬に期間限定パッケージ「明治 うますぎソフト」を発売。スーパーなどで目にしたユーザーによるUGCが多数投稿されたほか、メディアにも取り上げられ、商品が一時品薄になるなど、さらなる話題化に成功しました。

また、弊社のソーシャルリスニングツール「クチコミ@係長」を使ってX上のUGC数を調べた結果、2022年7~10月が約1,500件だったのに対し、2023年7~10月は約3,600件を記録しました。

・分析期間:2022/7/1~2022/10/31および2023/7/1~2023/10/31
・ワード:「うずまきソフト」
・対象メディア:X
※10%サンプリングデータを利用。本文に記載した数値は10倍に戻したもので、返信やリポストを含まない純粋な投稿数(オーガニックポスト)を指します。

事例詳細:“UGC=お客様の声”を商品に還元。明治「うずまきソフト」に見るUGC活用

菓子メーカー:シャトレーゼ様

国内外に500以上の店舗を構え、ECサイトでの販売も行う菓子メーカー・株式会社シャトレーゼ様では、若年層への集客を課題に、Xコンサルティング、広告、オーガニック運用をご支援しています。

運用開始から1年で12万以上のフォロワーを獲得し、UGC(クチコミ)数は約8倍に増加。クチコミ数の増加とともに売上昨対比も右肩上がりに上昇したほか、商品認知効果が向上したことで、広告コストの大幅な削減も実現しました。

また、UGCの創出から認知拡大、店舗来店およびEC流入の増加を目指し、エンゲージメント率の高いオーガニック投稿や参加型のコンテンツ企画を実施。「レモン・ザ・スーパー」の投稿では、「ユーザーが真似したくなる・容易に真似できる・結果を投稿したくなる」という3点を意識したポストを投稿しました。それを見て真似したユーザーの投稿を公式アカウントがPRすることで、さらなるUGC創出の循環を生み出しました。

「チョコバッキー」の販売強化として実施した無料配布キャンペーンでは、チラシと店頭のみで告知していた昨年に比べて、約4倍の売上を記録。無料という強みで来店を促し、投稿を見たユーザーが自分のアカウントでも投稿、さらにその投稿がユーザー間に広まるサイクルが生まれました。

事例詳細:クチコミ数が1年で約8倍! 店舗売上の増加にも寄与した、お菓子メーカー・シャトレーゼのTwitter活用
【Twitter活用で売上4倍の事例も】シャトレーゼが挑んだオーガニック運用で口コミを増やす仕組み(MarkeZine)
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食品メーカー:ジョンソンヴィル様

2019年からホットリンクがSNSマーケティングを支援している、アメリカの老舗ソーセージブランド・ジョンソンヴィル様。ご支援開始から約1年で、UGC数が約9倍に増加、それに伴って日本国内での売り上げアップに成功しています。

UGCの創出を促すために、具体的にはUGCの見本となる投稿を実施。ブランド戦略的に強化したいカテゴリエントリポイント(=顧客がブランドを想起するきっかけ)を定めて、ソーセージの利用シーン(キャンプやアウトドア、おつまみなど)を訴求しました。

さらに、UGCをリポストすることで、ユーザー間で「ジョンソンヴィルに関する投稿をすると公式側が取り上げてくれる」という認識が高まり、「商品を買ったら投稿する」という流れが醸成されていきました。

また、2022年12月には弊社のパートナークリエイター・リロ氏によるクリスマス施策も実施しました。

リロ氏の投稿フォーマットを活かした動画クリエイティブの制作や、過去のデータの分析結果からPOSデータが動くタイミングを狙ったことで、オーガニック投稿のみで「8,000いいね・2,000以上のRP・14万再生」を獲得。広告配信で拡散を促し「4.2万いいね・7,500以上のRP・121万再生」を獲得しました。

事例詳細:商品の「自分ごと化」を促し、1年でクチコミ数が9倍に! 売上アップも実現した老舗ソーセージブランド、ジョンソンヴィルのSNS活用
ジョンソンヴィルが取り組んだインフルエンサーマーケティング。成功のカギはインフルエンサーとブランドの「共創」

飲料・食品メーカー:ポッカサッポロフード&ビバレッジ様

飲料・食品メーカーのポッカサッポロ様では、2023年10月5日の「レモンの日」に合わせて、​レモン果汁100%の「ポッカレモン100」の使用促進とファン化を目的とした施策を実施。レシピ系インフルエンサーの山本ゆりさんと、ぼく・イラストレシピさんを起用し、投稿を見たユーザーが作ってみたくなるようなレモンレシピを発信しました。

ユーザーからの「すぐ作れそう」「作ってみたい」というUGCや、他のクリエイターからのコメントの発生によって、さらなるリーチ拡大に貢献。オーガニック投稿のみで総インプレッション数が580万以上と、広告配信を行った投稿と同様のインプレッションを獲得しました。

事例詳細:インフルエンサーマーケティングの成功事例を公開! インフルエンサー施策が学べる記事まとめ

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ホットリンクは長年X分析・Xマーケティングに携わり、多くの企業様のXマーケティング支援をしてきました。

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