SNSコラム

UGC数が200%に伸長!あと払い決済サービス「ペイディ」から学ぶ金融業界のSNS活用法【イベントレポート】

2023年03月29日
X(旧Twitter)活用 | 事例

最終更新日:2024年3月15日

2023年2月16日、ウェビナー「UGC数が200%に伸長!あと払い決済サービス『ペイディ』から学ぶ金融業界のSNS活用法」を開催しました。

ブランドがSNSを活用して認知を拡大するためには、UGC数を増やすことが重要です。しかし、食品・コスメといった有形商材と比較して、無形商材はUGCが発生しづらい傾向があり、頭を悩ませている担当者の方も多いことでしょう。

そんななか、あと払い決済サービスのペイディは、TwitterのUGC数を200%伸長させることに成功するなど、SNS活用で大きな成果を上げています。

今回のウェビナーでは、株式会社Paidyシニアマーケティングマネジャーのサイモン・シエ様にご登壇いただき、「ペイディのSNS活用」について解説していただきました。

本記事では、ウェビナーのダイジェストをご紹介します。

無形商材でもUGCが発生しやすいTwitterを活用

ペイディは、2014年から展開しているあと払い決済サービスです。現在はAmazonやSHEINといった大手ECサイトをはじめ、70万店舗以上の加盟店で利用できます。

ペイディの特徴は、スマホで手続きを完結できる点にあります。
アプリをインストールして本人確認を済ませれば、「3回あと払い」「6回あと払い」を、分割手数料無料で利用できます。

金融系プラットフォームの新たな形として注目が集まっているのがペイディです。

ペイディは、「あと払い決済」というサービスの認知拡大と、敷居が高い印象を抱かれがちな金融業界のイメージを払拭し、自社のサービスにより親近感を持ってもらうためにSNSを運用しています。

なかでも無形商材でもUGCが発生・拡散されやすいメディアとして、Twitterを選択しました。

 

サイモン

さまざまなSNSを試しましたが、とりわけ高いポテンシャルを感じたのがTwitterです。

 

食品やファッションといった有形商材では、ユーザーが商品の写真を投稿し、それが拡散されることでブランドへのエンゲージメントを高められます。

しかし、金融決済サービスのペイディは無形商材です。そのため、テキストだけで投稿を完結できるTwitterとの相性がよいと感じました。


TwitterはリツイートによるUGCの拡散機能もあるため、ペイディのPRやブランディングがしやすいプラットフォームだと考えました。

ユーザー参加型のUGC投稿キャンペーンで、メンション数の増加をはかる

ペイディは、「メンション数」と「UGC数」をSNSマーケティング上のKPIに設定し、それらの数を増やすことを重視したSNS活用を実施しています。

特に重宝しているフォーマットが、UGCの「投稿キャンペーン」です。
ユーザー参加型のUGC投稿キャンペーンによって、ペイディへのメンション数を増やすための施策に取り組んできました。

サイモン様:
ペイディの公式アカウントが告知したテーマについてハッシュタグをつけてユーザーに投稿をしてもらい、抽選でカタログギフトなどをプレゼントするキャンペーンも行ないました。

たとえば「買い物文脈」にちなんで、「#フライング新年の抱負」と「#ペイディ」といったハッシュタグを設定して、UGCの積極的な投稿を促した施策があります。



ユーザーに参加していただくと、ペイディ(@PaidyJP)へのメンションが増えます。
参加したユーザーは「ペイディ」というサービスに興味を持ち始めている人物だととらえ、その人数を定量化する指標としてメンション数をKPIとしています。

外食産業などであれば、「ラーメンおいしい!」といったUGCが自然発生しやすいです。しかし、無形商材ではそれが起こりにくい。だからこそ、ユーザーに気軽にUGCを投稿してもらい、拡散されやすいアカウントの設計に注力しました。

サービスの「自分事化」を図ったマンガ活用施策

テキストを中心とした投稿はペイディのサービスと相性がよかった一方で、金融商材という特徴から「投稿がどうしても説明的になり、ユーザーから共感を得にくい」点が課題でした。

そこで、ユーザーに「いかにペイディのサービスを自分事化してもらえるか」という観点から、より共感されるコンテンツを模索し、マンガを活用した施策を実施することにしたペイディ。

ペイディが発信したい商品や商材に関するストーリー作りが得意なマンガ家を起用し、ペイディのサービス内容をマンガコンテンツに落とし込んだオリジナル作品を広告配信することにしました。

ラブコメマンガ作家の星見SKさんとコラボした際は、社会人になった主人公が、ペイディを通じてペンタブを購入し、趣味だった絵描きを再開させるという物語を描きました。
その結果、2つの投稿を合わせて約9,000件を超えるいいね!や500件を超えるリツイートが行なわれるなど、大きな反響を呼びました。

サイモン様:
ペイディを使い始めた経緯を4コママンガのシナリオで提示することで、その商材カテゴリーに関心を持つ広告の配信ターゲットに、興味を持っていただくことを狙いとした施策でした。

星見さんのマンガは数値的にも優れた成果が出ておりマンガは素晴らしいフォーマットだと感じています。

また、マンガコンテンツの広告配信を介してペイディを知ったユーザーは、ほかのコンテンツのフォーマットを通じてペイディを知ったユーザーよりも、認知の質が高いと感じています。

特に、Twitterとマンガフォーマットは相性が良いです。企業が一方的に発信したコンテンツでは響かない人にも、星見さんのように企業アカウントではないユーザーが投稿したマンガコンテンツであれば、より身近に感じて、自分に関係のあるブランドと認知してもらえる可能性が高いと考えています。

マンガコンテンツは「バランス調整」が重要

マンガコンテンツは、面白くなければ拡散されません。

しかし、施策として実施する以上は、サービスの内容がユーザーに伝わることや「ペイディを利用したい」と思ってもらうことも重要だと、サイモン様は語ります。

 

サイモン様:
マンガ家さんの作風や得意ジャンルの魅力を、損なわずに演出していただくこと。その上で、ペイディのブランドイメージとサービスのベネフィットを、コンテンツを通じて伝えていただくこと。
このバランスの調整が、施策の成功のカギを握ると思っています。


ペイディが自分の生活と関係があるサービスであるということ、つまり、ユーザーの「自分事化」を促すようなUGC投稿の文脈をSNS上で形成することが、マンガをはじめとしたコンテンツ活用施策では重要なポイントだと考えています。

また、ウェビナー最後のQ&Aコーナーでは、このような質問も寄せられました。

・マンガコンテンツを活用したSNSキャンペーンでは、どのような効果検証を行なっているのか?
・潜在顧客層に対する認知〜態度変容までの訴求においては、どのような指標を用いているか?
・SNSを使いこなせる組織と使いこなせない組織の違いは?

ウェビナー内で寄せられた質問への回答や、記事内では紹介しきれなかったお話は、下記の動画資料(無料)をDLいただくことで閲覧可能です。

【動画】UGC数が200%に伸長!後払い決済サービス「ペイディ」から学ぶ金融業界のSNS活用法

また、今回のウェビナーでご紹介したPaidy様のSNS活用事例については、下記ページでも紹介しています。

マンガや動画を活用し「自分事化」を促す。PaidyのTwitter広告施策

 

ホットリンクには、SNSを活用した独自性の高いマーケティング施策で、クチコミによるファンの増大化と売上アップに成功した支援事例が多数ございます。

金融業界をはじめとした支援事例については、こちらのページをご確認ください。

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