クチコミ数が1年で約8倍！　店舗売上の増加にも寄与した、お菓子メーカー・シャトレーゼのTwitter活用

ご支援先企業名	株式会社シャトレーゼ
ご支援内容	Twitterコンサルティング・広告運用

抱えていた課題

国内外に500以上の店舗を構え、ECサイトでの販売も行なう菓子メーカー・株式会社シャトレーゼ。

SNS活用に取り組む以前は、新聞の折込みチラシやポスティング、店頭でのチラシ配布をプロモーションの主軸にしていました。
しかし、これらの施策だけでは集客が困難になり、特に若年層へのアプローチに課題があると感じていました。

そこで、ユーザーによるTwitter投稿をきっかけにシャトレーゼがネット上で話題になり、
SNS利用者数の多いエリアで若年層や非会員の来店が増えたことを機に、SNSの活用に着手。
2017年8月にTwitter・Facebook・Instagramのアカウントを開設しました。

SNSの活用方針

目的達成に向けて、SNS上のクチコミ（UGC）を増加させ、
認知の拡大や店舗来店およびEC流入の増加を目指す方針としました。
活用方針に沿って施策の方向性を考え、オーガニック投稿やキャンペーンに取り組みました。

方針
・UGCの創出と増加
・オーガニック投稿のエンゲージメント率向上

施策の方向性（一例）
・質の高いフォロワーを集める
・エンゲージメント率を高めるオーガニック投稿
・参加型のコンテンツ企画 
・UGCを生み出すアカウント運用

実際に行なった施策

方針の一つである「UGCの創出」は下記プロセスで実現します。

起点となるのは、公式アカウントが投稿する「UGC創出のきっかけ」です。
きっかけを投稿する際に大切なポイントとして、次の3点があげられます。

・目にしたユーザーが真似したくなる投稿であるか
・投稿した内容を、ユーザーが容易に真似できるか
・真似した結果をTwitterに投稿したくなるか（見映えがよい、アレンジができる　など）

UGCの創出とそれに伴うUGC増加を狙い、シャトレーゼではさまざまな施策を行ないました。
その一例として「レモン・ザ・スーパー」という商品を使った投稿をご紹介します。

果汁42%🍋の超すっぱい「レモン・ザ・スーパー」を使ってカクテルづくり🍸
材料はドライジンと炭酸水、ミントはお好みで。
アイスがとけて、どんどん酸っぱくなっていく！🍋🍋🍋
レモンピールのつぶつぶがほろ苦くて美味😋#シャトレーゼ #アイス #シャトレーゼのアイスカクテル pic.twitter.com/QeshwO0qLl

— シャトレーゼ【公式】 (@chateraise_jp) July 13, 2018

上記の投稿後、シャトレーゼのツイートを真似たUGCが発生。

次のステップである「公式アカウントによるUGCのRT（リツイート）や引用RT」も実行したことで、
「公式アカウントにRTされると当該投稿だけエンゲージが跳ね上がる→承認欲求が満たされ再度UGC投稿するようになる」
という循環も生まれ、RTを目にしたユーザーからの新たなUGCも創出されました。

SNS活用の結果・成果

「SNSの活用方針」に基づいた運用を続けていき、約1年で以下の成果が出ました。

オーガニック運用に注力しながらTwitter広告も活用し、フォロワー数も口コミ数も1年で爆発的に増加しました。
また、クチコミ数の増加とともに売上昨対比も右肩上がりに上昇。クチコミによる商品認知効果が向上したことで、広告コストの大幅な削減も実現しました。

シャトレーゼが取り組んだこの他の施策については、下記でもご紹介しています。