SNSコラム

インスタグラム広告ガイド | 出し方や費用をわかりやすく解説

2024年04月01日
Instagram活用

日本最大のソーシャルメディアの1つであり、人々の購買行動に大きな影響を与えているInstagram。Instagramを活用してブランドを成長させていく上で有効なのが「広告」です。この記事では、長年企業のInstagram広告支援を行なってきたホットリンクのコンサルタントが、Instagram広告の特徴や種類、実際の出稿の仕方、成果を最大化するためのポイントをわかりやすく解説していきます。
下記の目次から、知りたい項目に飛んで読んでみてくださいね。

Instagramの運用や戦略設計でお悩みの方へ

  • Instagramを運用しているがフォロワーやUGCがなかなか増えない
  • 社内リソースでInstagramを運用するのが難しい
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最終更新日:2024年7月26日

インスタグラム広告とは?

Instagram広告とは、Instagram上に広告を掲載することができるサービスです。

Instagram広告を配信することで、3,300万〜6,600万人のInstagramユーザーに、自社ブランドについて認知してもらったり、商品を購入してもらったりすることが可能になります。

関連記事:日本・世界のSNSの利用者数ランキングまとめ

Instagramを運営するMeta社のプラットフォームから広告を配信できるため、ターゲティング精度の高さが特徴です。

インスタグラム広告のメリット

短期的に成果につながりやすい

Instagramの公式アカウント運用は、日々コツコツと運用していく中で徐々にフォロワーが増え、ストック資産として積み重なる施策です。そのため、フォロワーが増えるまで時間がかかり、短期では成果につながりづらいのがデメリットです。

一方でInstagram広告の場合、広告の配信を開始した直後からインプレッションやエンゲージメント、購入が発生するため、短期的なマーケティング成果を求めている場合には魅力的な手法と言えます。

低予算から広告を配信できる

純広告の場合、広告を掲載する枠の金額が固定で決まっており、最低出稿金額が比較的高額であることが多いです。一方でInstagram広告はオークション形式のため、固定の掲載金額は決まっていません。また、最低100円から広告配信が可能なため、予算が少ない場合でも利用しやすいというメリットがあります。

広告がシェアされる二次リーチの可能性がある

一般的なディスプレイ広告の場合、広告の成果は広告として表示された分のみです。Instagram広告の場合、広告を見たユーザーがストーリーズやDMで友だちにシェアし、二次リーチを得られる可能性があります。二次リーチ分の広告表示には課金されないため、シェアされれば無料でリーチを伸ばせることになります。

インスタグラム広告のデメリット

短期的に成果が出やすいというメリットの反面として、中長期的に成果の積み上げができない点はデメリットと言えるでしょう。

例えばInstagramのアカウント運用施策なら、いつでも無料でリーチできるフォロワーが中長期でのストック資産として積み上がっていきます。

一方でInstagram広告の場合、短期的には成果が出やすいものの、広告配信を停止すればその瞬間成果はゼロになります。

インスタグラム広告の費用

Instagram広告の最低出稿金額は100円です。

純広告のように固定の掲載金額は決まっておらず、オークション形式で決まる単価と配信量で費用が変動します。

Instagramの広告費用 = オークションで決まる単価 × 配信量

仮にCPM(1000インプレッション単価)が1000円の場合、10万インプレッション配信されると、10万円の費用が発生する計算になります。

キャンペーンの設定時に予算の上限を設定できるので、予算を超えて配信されてしまう心配はありません。

インスタグラム広告の種類

ここからはInstagram広告の配信面やクリエイティブ、ターゲティングなどの種類について解説していきます。

配信目的・最適化の種類

広告の配信目的によって最適化したい指標を選択します。

同じ広告予算・クリエイティブであっても目的・最適化の種類の選定によって大きくパフォーマンスが変わってくるので、必ず目的に沿った種類を選ぶようにしましょう。

認知度

広告のリーチ数(表示人数)やインプレッション数(表示回数)、動画再生数、ブランドの想起リフトなどを最大化できるメニューです。

ブランド認知を広げたい場合は、この目的を選びましょう。

トラフィック

ウェブサイトやアプリ、Instagramプロフィール、Instagram DMなどへの誘導数を最大化することができるメニューです。

キャンペーンページの閲覧者を増やしたい場合や、Instagramアカウントのプロフィール訪問者数を増やしたい場合に最適です。

エンゲージメント

投稿へのエンゲージメント(いいね、コメント、シェア、保存など)や動画の再生数、Instagram DMのやりとりを開始する数などを最大化できるメニューです。

投稿へのエンゲージメントや動画視聴数を伸ばしたい場合におすすめ。

動画の再生数アップを目的にする場合、下記の2つから最適化目標を選択できます。

  • Thruplayの再生数を最大化:動画が15秒より短い場合は、視聴完了してくれる可能性が高い人に最適化。15秒以上の場合は15秒視聴に最適化。
  • 動画の2秒以上の継続的な再生数を最大化:画面に最低50%の動画ピクセルが表示された状態で2秒以上継続的に再生する可能性が高い人に広告を表示

リード

資料請求や問い合わせなどのリード数を最大化することを目指すメニューです。

Meta社が提供するインスタントフォームを利用してInstagram内で資料請求を完了させることも可能です。

BtoBビジネスなどでリード獲得数を増加させたい場合に有効です。

アプリの宣伝

アプリのインストール数を最大化するメニューです。

売上

商品やサービスを購入する可能性が高い人に広告を配信するメニューです。

ECサイトの購入数や、問い合わせ数、資料請求数を増やしたいときにおすすめ。

配信面・配置の種類とサイズ

「配信面」とは広告がInstagram上で表示される場所のことを指します。

このセクションでは配信面の種類を紹介します。

配信面・配置

クリエイティブの縦横比(横:縦)

フィード

正方形 1:1

横長 1.91:1

やや縦長 4:5

プロフィールフィード

正方形 1:1

横長 1.91:1

やや縦長 4:5

ストーリーズ

縦長 9:16

リール

縦長 9:16

発見タブ

正方形 1:1

横長 1.91:1

やや縦長 4:5

発見ホーム

正方形 1:1

横長 1.91:1

やや縦長 4:5

検索結果

正方形 1:1

横長 1.91:1

やや縦長 4:5

フィード

ホームタブのメインフィードに広告を表示できます。

広告画像の下部にウェブサイトなどへの誘導リンクのCTAが表示されます。

フィードのインスタグラム広告

プロフィールフィード

Instagramの公開アカウントプロフィール画面から、いずれかの投稿をタップした後に、縦にスクロール操作をすると表示される配信面です。

プロフィールフィードのインスタグラム広告

ストーリーズ

ストーリーズ投稿の合間に表示される配信面です。

フィードと違い、縦型クリエイティブをフルスクリーンで広告表示をすることができます。

ストーリーズのインスタグラム広告

リール

リール動画を縦にスワイプして進むと、投稿の合間に表示される配信面です。

エンタメ性の高いショート動画広告を閲覧してもらうことが可能です。

リール動画のインスタグラム広告

発見ホーム

虫眼鏡マークの「発見タブ」をタップして投稿が一覧で表示される画面上に、広告を表示することができる配置です。

発見タブを閲覧しているユーザーは自分の興味関心に沿ったコンテンツを探しているので、興味関心に沿った適切なターゲティングとクリエイティブを設定することで効果を最大化できます。

発見ホームのインスタグラム広告

発見タブ

発見ホームから特定の投稿をタップして、縦にスクロールしていくと投稿の合間に表示される広告です。

発見タブのインスタグラム広告

検索結果

発見タブからキーワード検索結果ページ上に広告を掲載できる配信面です。

※キーワードでターゲティングすることは現状できません。

Facebookに同時配信も可能

同じMetaの広告プラットフォームからFacebook上にも広告の配信が可能です。

Instagramだけでなく、Facebookにも配信面を広げることで効果が最大化されることも多いです。

クリエイティブの種類

Instagramで配信可能なクリエイティブの種類を紹介していきます。

写真広告

写真1枚と説明文のセットで構成される、Instagramで最も基本的なクリエイティブ形式です。

写真の縦横比は1:1の正方形、1.91:1の横長、やや縦長の4:5を利用可能です。

以前は写真内のテキスト面積を20%以下にするという「20%ルール」が存在し、20%を超えると審査落ちすることがありました。現在では20%ルールは廃止されており、審査落ちすることはありませんが、テキスト量が多すぎるとCPMが高くなったりインプレッションが出づらくなる可能性があります。

動画広告

1つの動画と説明文で構成されるクリエイティブフォーマットです。

カルーセル広告

1つの広告内に最小で2枚、最大で10枚の写真か動画を入れることができるクリエイティブフォーマットです。多くの情報を複数画像/動画で説明したい場合に適しています。また、それぞれのスライドに異なる遷移先URLを設定可能なので、複数の商品をまとめて紹介したいケースにもおすすめです。

コレクション広告

コレクション広告は1枚のメイン画像/動画と複数枚のサブ画像/動画で構成される、ショッピングに適したクリエイティブフォーマットです。

広告をタップすると、「インスタントエクスペリエンス」という、商品が一覧で表示されるMeta独自のページに遷移します。インスタントエクスペリエンス内で特定の商品をタップすると、設定したwebサイトに遷移させることができます。

Instagramのコレクション広告

ショッピング広告

Instagramショッピングは自社ECサイトのデータとInstagramを連携し、Instagram上でショップを開設することができる機能です。

Instagramショップを開設すると投稿や広告に商品タグを付与することができるようになり、ユーザーは商品タグからInstagramショップの商品詳細ページに移動した後、ECサイトに遷移することが可能になります。

ショッピング広告はショッピングタグ付きの広告フォーマットのことで、広告画像内で商品をハイライトしたい場合に有効です。

Instagramのショッピング広告

ダイナミック広告

ダイナミック広告はリターゲティング広告の一種で、ユーザーがInstagram外のウェブサイトで閲覧したデータを学習し、Instagram上でカルーセル形式で複数の商品やサービス画像を配信できる広告タイプです。

ECサイトや求人サイトなど多くの詳細ページを保有している業態で有効です。

Instagramのダイナミック広告

スライドショー広告

2〜15枚の静止画を入稿してスライドショー動画として配信できる広告フォーマットです。

動画の撮影や編集工数が大きくてクリエイティブを用意できない場合でも、簡単にスライドショー形式の動画を作成できます。

ブランドコンテンツ広告

Instagram上のインフルエンサー・クリエイターと連携して、第三者の投稿を広告として配信する広告形式です。

信頼性の高いクリエイターによる、質の高いUGCやスポンサードコンテンツを広告利用することで、広告パフォーマンスを最大化することができます。

広告には企業アカウントとのタイアップであることがわかる「Sponsered」の表記がされます。

Instagramのブランドコンテンツ広告

リード獲得広告

Meta独自のリード獲得フォームを作成し、Instagram広告からリード獲得フォームに遷移させることが可能な広告フォーマットです。

BtoBサービスなどで資料請求や問い合わせ数を増やしたい場合に最適です。

遷移先の種類

広告から以下の遷移先にユーザーを誘導することが可能です。

  • ウェブサイト
  • アプリ
  • メッセージアプリ(InstagramのDMやmessenger)
  • Instagramプロフィール
  • 電話
  • インスタントフォーム

課金形態の種類

Instagram広告の課金タイミングの種類について解説します。

インプレッション課金

広告が表示されたタイミングで課金が発生します。

基本的にはインプレッション課金がデフォルトで設定されており、広告アカウント開設直後はインプレッション課金のみ選択可能です。

仮に10万円分の配信をして、CPMが1000円の場合、10万インプレッションの露出を得られる計算になります。

リンククリック課金(CPC)

広告に設定したリンクがクリックされたタイミングで課金が発生するタイプです。

「トラフィック」や「アプリの宣伝」のキャンペーンを選んだ場合、リンククリック課金に変更することができます。

クリックされなければ課金が発生しないので、広告のCTR(クリック率)が低めの場合はインプレッション課金よりも費用が安くなる可能性があります。反対に、CTRが高い広告の場合はインプレッション課金のほうが安くなる可能性があります。

インプレッション課金よりリンククリック課金のほうが課金頻度が低くなるため、アルゴリズムの課金予測精度が低めになり、広告予算配分が自動で最適化されづらい側面があります。

仮に10万円分の配信をして、CPCが100円の場合、1,000クリックを獲得できる計算になります。

Thruplay課金(動画15秒再生課金)

動画が15秒再生されたタイミングで課金されるタイプです。

「エンゲージメント」のキャンペーンで、エンゲージメントタイプを「動画の再生」に設定した場合に選択可能になります。

ターゲティングの種類

Instagram広告において広告を配信するオーディエンス設定のことを「ターゲティング」と呼びます。

設定可能なターゲティングについて紹介します。

コアオーディエンス

Instagram・Facebookが保有するユーザーの興味関心に関するデータや、行動データ、位置情報や言語情報、職場や学歴、年齢性別などの属性データをもとにターゲティングするメニューです。

選択可能な項目は以下です。

  • 地域
  • 性別
  • 年齢
  • 言語
  • 利用者層
  • 興味関心
  • 行動

カスタムオーディエンス

自社が保有する顧客リストの情報や、ウェブサイト・アプリ上での行動データをもとに、カスタムのオーディエンスリストを作成することができます。

また、自社が管理するInstagramアカウントのフォロワーや、投稿や広告に対してエンゲージメントした人など、特定のInstagramユーザーをリスト化してターゲティングすることも可能。Instagramアカウントの運用を継続し、自社アカウントのフォロワーやエンゲージメントしたユーザーが増えることで良質なターゲティングリストの生成につながります。

  • リマーケティングリスト

Webサイトやアプリユーザーのアクティビティを元にリマーケティングリストの作成が可能です。

  • Instagramアカウントへのアクション実行ユーザーリスト

Instagramプロフィールや投稿、広告にアクションを実行したユーザーのリストをターゲティングに利用できます。

  • カスタマーリスト

自社で保有するメールアドレスや電話番号などの個人情報を元にオーディエンスを作成します。

類似オーディエンス

カスタムオーディエンスをもとに、属性や行動が類似したユーザーの類似オーディエンスリストを作成することができます。

類似度はトップ1%〜10%を指定することが可能。例えば、Instagram公式アカウントにエンゲージしたユーザーに類似したアカウントをターゲティングすることが可能になります。

その他の設定できる項目

フリークエンシー

同じユーザーに広告が複数回表示される期間と表示回数を指定することができます。

デフォルトでは7日間に1インプレッションに設定されていますが、最大で90日間まで期間を伸ばすことが可能です。

同じユーザーに何度も広告を表示したい場合は期間を短くし、回数を多くします。なるべく多くのユーザーに広告を表示し、同一ユーザーへの重複表示を減らしたい場合は期間を長くし、回数を減らします。

結果の単価目標

CPMやCPCなど単価の高騰を防ぎたい場合、結果の目標単価を指定することが可能です。ただし単価を安くすることを優先して目標単価を低く設定すると、オークションに勝ちづらくなり、配信量が伸びず、獲得ボリュームが少なくなってしまう懸念があります。

目標単価を指定しない場合、予算をすべて消化し、結果の獲得数を最大化するように配信されます。

目標単価が明確にない場合は、単価指定なしで、デフォルトのままで問題ありません。

CTA

リンククリックボタンのCTAに表示する単語を選択することができます。

選択肢は以下です。

  • メッセージを送信
  • 注文する
  • 予約リクエスト
  • 保存する
  • メニューを見る
  • 購入する
  • 登録する
  • フォローする
  • もっと見る
  • Whatsappメッセージを送信
  • 申し込む
  • 予約する
  • 今すぐ電話
  • お問い合わせ
  • ダウンロード
  • 道順を表示
  • 見積もり
  • 上映時間を表示
  • 詳しくはこちら
  • 聴く

アトリビューション

アトリビューション設定でMetaが学習の対象とするコンバージョン期間の指定ができます。

例えばクリックスルーを7日に指定していると、広告のクリックから7日以内にコンバージョンに至ったデータを学習し、クリックから7日以内にコンバージョンに至る可能性が高い人に広告が配信されるようになります。

設定できるアトリビューションの種類は下記3つです。

  • クリックスルー:クリック後何日以内のコンバージョンを学習・最適化の対象とするか
  • エンゲージビュー:動画エンゲージ後何日以内のコンバージョンを学習・最適化の対象とするか
  • ビュースルー:広告の閲覧から何日以内のコンバージョンを学習・最適化の対象とするか

インスタグラム広告の出し方

ここからは実際にInstagram広告を配信する手順について解説していきます。

1. FacebookページとInstagramアカウントを連携し、Meta Business Suiteを作成する

  • FacebookページとInstagramアカウントを作成
  • Instagramアカウントをビジネスアカウントに変更
  • FacebookページとInstagramビジネスアカウントを連携
  • Meta Business Suiteを作成する

ビジネスアカウントへの切り替えや、Facebookページとの連携方法、Meta Business Suiteの使い方については下記の記事で詳しく解説しています。

関連記事:インスタグラムのビジネスアカウントとは?切り替え方法や使い方を徹底解説

関連記事:Meta Business Suiteの使い方!インスタ予約投稿やログイン方法も

2. 広告アカウントの開設・支払い方法の設定

Meta Business Suiteにアクセスし、広告アカウントを開設します。

手順は以下の通りです。

  1. サイドバーの「設定」をクリック
  2. 「アカウント」セクションの「広告アカウント」を選択
  3. 右上の「広告アカウントを追加」をクリック
  4. 「新しい広告アカウントを作成」をクリック
  5. 広告アカウント名と時間帯、通貨を選択し、広告アカウントを開設します

請求と支払いのページから支払い方法を設定しておきましょう。

インスタグラム広告アカウントの作成

3. トラッキング用のピクセルコードを設置

ユーザーをウェブサイトに誘導してコンバージョンを計測したい場合や、リマーケティングを利用したい場合、ウェブサイトにピクセルタグを設置する必要があります。

最近ではサードパーティクッキーの制限によって、ピクセルによるトラッキング精度が下がっているため、コンバージョンAPIの活用が推奨されています。

4. 広告マネージャから広告キャンペーンを入稿

Meta広告マネージャにアクセスし、広告キャンペーンを入稿します。

広告キャンペーンは、「キャンペーン」、「広告セット」、「広告」の3階層で構成されています。

それぞれで以下のような項目の設定ができます。

キャンペーン:広告の目的・最適化方法、キャンペーン予算、広告スケジュール

広告セット:パフォーマンスの目標、配信スケジュール、ターゲティング、配信面、課金対象、フリークエンシーキャップ

広告:広告画像・動画、見出し、CTA、リンク先

5. 配信開始

入稿ができたら「確認して公開」をクリックすると、広告が審査ステータスに入ります。基本的には24時間以内には審査が完了し、広告の配信が開始されます。

インスタグラム広告の成果を最大化するポイント

Instagram広告の成果を最大化するポイントを解説します。

適切な最適化・目的を選択する

同じ広告予算、ターゲティング、クリエイティブであっても、最適化・目的の設定次第でパフォーマンスが大きく変わってきます。

例えば「認知度」の目的を選択し、「インプレッション数を最大化」のパフォーマンスの目標を選択した場合、広告のクリック数は増えにくくCPCは高くなりますが、インプレッション数が伸びてCPMを安く抑えることができます。

一方で「トラフィック」の目的を選択し、「リンクのクリック数の最大化」のパフォーマンスの目標を選択した場合、インプレッション数は伸びにくくCPMは高くなりますが、クリック数が伸びてCPCが安い水準になります。

広告を配信する目的に応じて、適切な最適化メニューを選択することが非常に重要です。

ターゲットを狭めすぎない

ターゲットを設定することは重要ですが、絞り込みすぎてターゲットオーディエンスの規模が小さいと、広告パフォーマンスが高まりません。一定のオーディエンス規模を確保して、最適化が効くようにしておきましょう。

十分なCVボリュームを確保する

コンバージョンの発生回数が少なすぎるとパフォーマンスが伸びません。最大のパフォーマンスを発揮するためには、Metaの広告アルゴリズムの学習に必要な十分なコンバージョン回数が必要です。

十分なコンバージョン発生回数を確保して、最適化学習を進めるためには以下の2つの方法があります。

1.広告予算を増やしてコンバージョン数を増やす

例)予算を5万円から10万円に増加

2.コンバージョンポイントを変更してコンバージョン数を増やす

例)コンバージョンポイントを商品購入完了から、商品のカート追加に変更

個人のインスタグラムアプリから広告を出す方法

上記で説明した方法以外にも、Facebookページとの連携や広告アカウントの作成なしで、個人でInstagramアプリから広告を配信することも可能です。

その場合、投稿済みの通常投稿を広告利用する形になります。

アプリから広告を配信する手順は以下の通りです。

1. ビジネスアカウントに変更する

2. 広告配信したい投稿を表示する

3. 「投稿を宣伝」をタップする

4. 「Facebook広告アカウントを使用しない」を選択

5.  「プロフィールにアクセス」「ウェブサイトにアクセス」「メッセージを送信」の3つから、広告を見た人に実行してもらいたいアクションを選択

6. 「おすすめのオーディエンス」「カスタムオーディエンスを作成」から配信オーディエンスを選択

7. 一日の広告予算と配信期間を設定

8. プレビューを確認し、支払い方法を追加

9. 広告の配信を開始

インスタグラム広告の専門会社ホットリンク

ここまでInstagram広告の特徴や広告出稿の仕方について解説してきました。

「説明を読んでもわからない...」「専門家に相談して進めたい」という方は、Instagram広告の専門会社ホットリンクにご相談ください。

ホットリンクは長年蓄積してきたInstagramマーケティング支援ノウハウをもとに、Instagramマーケティングの成功に向けて、コンサルティングや、アカウント運用代行、広告運用代行、キャンペーン企画、インフルエンサー施策をご支援します。

具体的な支援内容や料金形態をご希望の方は下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

Instagramマーケティング支援について問い合わせる

インスタグラムマーケティングに必須の分析ツール「HashPick」

「HashPick」はSNSマーケティングの支援会社であるホットリンクが提供するInstagramに特化したUGC分析ツールです。

自社や競合のハッシュタグや、自社の公式アカウントを登録して、ハッシュタグ投稿数やメンション数の推移を確認したり、どのような文脈で会話されているのかを可視化が可能。

UGC分析だけでなく、アプリのインサイトダッシュボードでは見られない指標を含め、さまざな指標軸で伸びる投稿を発見したり、ハッシュタグの人気枠に掲載されたかどうか、自社アカウントにメンションをしてくれたインフルエンサーの可視化な、Instagramマーケティングに必要な分析を幅広く行うことが可能。

詳細は下記ページをご覧ください。

HashPickの詳細を見る

Instagramマーケティングの企業成功事例

Instagramマーケティングにおいて、ホットリンクがご支援した企業の成功事例をジャンル別にご紹介します。

以下の事例は、MarkeZineで無料の会員登録をしている方のみ閲覧できます。

UGC活用・ULSSASの成功事例

ソーセージブランド「ジョンソンヴィル」

1945年に創業された、アメリカの老舗ソーセージブランドのジョンソンヴィル様。季節のモーメントに合わせたレシピクリエイティブの制作で、多くのエンゲージメントを獲得。結果としてビッグハッシュタグのトップをジョンソンヴィルの投稿で占有し、公式レシピを真似したUGCも数多く投稿されました。

事例詳細:商品の「自分ごと化」を促し、1年でクチコミ数が9倍に! 売上アップも実現した老舗ソーセージブランド、ジョンソンヴィルのSNS活用

Instagramアカウント運用の成功事例

化粧品メーカー「コーセー」

化粧品メーカーのコーセー様は、ファンとのコミュニケーションを第一にしたアカウント運用に転換し、インプレッションや投稿へのエンゲージメント数の増加につながりました。

事例詳細:【事例】目指すのは、長期的なファン化。コーセーが実践するコミュニケーション重視のInstagram・Twitter活用

讃岐うどん専門店「丸亀製麺」

讃岐うどん専門店として、全国に800以上の店舗を構える丸亀製麺様。

「丸亀製麺の楽しみ方が一番わかるメニュー表」をテーマに運用を開始し、短期間でInstagramフォロワー数が増加し、平均リーチ数は3倍以上になるなど、大きな成長を遂げました。

事例詳細:【事例】お客様に寄り添った「丸亀製麺らしい発信」をInstagramでも。平均リーチ数3倍以上を実現した、二人三脚のインスタ運用

 

ポイントプログラム「dポイントクラブ」

NTTドコモが提供する、街のお店やネットショッピングなどで利用できるポイントプログラム「dポイントクラブ」。リールズ、ストーリーズなど、Instagramならではの機能を積極的に活用し、dポイントクラブへの入会や利用継続に向けた発信を続けています。フォロワー数についてはご支援開始から約9ヵ月で、約40万人を誇るアカウントに成長しました。

事例詳細:【事例】多彩なアイディアと柔軟な運用体制でSNS活用が加速。dポイントクラブのInstagram運用

Instagramのインフルエンサーマーケティングの成功事例

美容室専売ヘアケアブランド「ミルボン」

美容室専売の化粧品を取り扱うミルボン様は、新商品のプロモーション目的でInstagramでインフルエンサーを起用したライブ配信イベント『BEAUTY Channel #SNS時代のカワイイを語る』を実施。累計視聴者数45万人と、多くの視聴者を獲得し、視聴者限定で新商品のサンプリング施策を同時に実施したことで、Instagram上でのUGC創出にも成功。

事例詳細:InstagramのUGC数が8ヶ月で6倍に!美容室専売メーカー、ミルボンのTwitter&Instagram活用術
※こちらの事例は、MarkeZineで無料の会員登録をしている方のみ閲覧できます。

 

Instagramの戦略策定・運用はプロにご相談ください

ホットリンクは長年Instagram分析・Instagramマーケティングに携わり、多くの企業様のInstagramマーケティング支援をしてきました。

・全米No.1ソーセージブランドのUGC投稿数を最大約7倍に成長!
・ヘアケアブランドのInstagramのUGC数が8ヶ月で6倍へ増加!

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