SNSコラム

X(旧Twitter)のアルゴリズムとは? 最新アルゴリズムの傾向から運用のコツをご紹介!

更新日:2025年1月7日
公開日:2024年12月16日
X(旧Twitter)活用

近年、SNS全体でレコメンド機能が進化し、従来の運用方法ではフォロワーに投稿が届きにくくなっています。この傾向はX(旧Twitter)でも同様で、アルゴリズムによって評価された投稿がタイムラインの「おすすめ」に表示される仕組みになっています。「おすすめ」に掲載されることで、投稿はリーチやエンゲージメントを伸ばしやすい傾向があります。

そのため、アルゴリズムの仕組みを正しく理解し、それに沿った運用を行うことが成果を上げる鍵となります。本記事では、Xの最新アルゴリズムをわかりやすく解説し、リーチ拡大に役立つ具体的な方法をご紹介します。

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Xのアルゴリズムとは

Xのアルゴリズムは、ユーザーに表示する投稿を選定し、表示順を決定する仕組みです。タイムラインには、フォロー中のアカウントの投稿が表示される「フォロー中」と、ユーザーの興味や行動パターンに基づいた「おすすめ」の2種類があり、これらはホーム画面のタブで切り替えることができます。

現在のアルゴリズムでは、「おすすめ」タブに投稿が表示されることが、リーチやエンゲージメントの向上に影響します。この仕組みを考慮せずに運用を続けても、投稿が埋もれてリーチやエンゲージメントが低下し、アカウント全体の評価が下がる可能性があります。そのため、アルゴリズムを理解し、その仕組みに沿った運用を行うことが、Xでの成果を最大化する鍵となります。

最新のアルゴリズムが運用にもたらす影響と課題

2024年11月時点では、Xのアルゴリズム変更により、従来の運用方法では十分な効果を得ることが難しくなっています。主な影響と課題は以下の2点です。

①フォロワーへのリーチ率が低下

過去はフォロワーのタイムラインが主な表示対象でしたが、現在では「おすすめ」タブが主流となり、興味関心に基づく投稿が優先されるようになっています。その結果、フォロワー数が多いアカウントでも、以前ほどのリーチが得られないことがあります。

また、現在のアルゴリズムでは、投稿直後のフォロワーからのエンゲージメントも重要な評価要素となっています。こうした初期の反応を得られた投稿は「質の高いコンテンツ」とみなされ、「おすすめ」タイムラインを通じてフォロワー外のユーザーにも広がる可能性が高まります。そのため、まずはフォロワーと、フォロワーの周辺に属している興味関心が近いユーザーから反応を得られるような投稿を継続的に発信することが鍵となります。

②エンゲージメント重視のアルゴリズム

現在のXのアルゴリズムは、ユーザーの興味や行動パターンを重視する仕組みに強化されています。そのため、フォロワーのみに向けた投稿ではなく、興味関心に訴求する内容が求められるようになり、「いいね」「リポスト」「コメント」といったエンゲージメントの多さが投稿の表示機会を左右します。そのため、エンゲージメントが低い投稿は露出が減少し、さらにエンゲージメントを得にくくなる可能性があります。エンゲージメントを意識した投稿設計が、これまで以上に重要となっています。

「おすすめ」タブへの露出を増やすコツ

「おすすめ」タブでの露出を増やすためには、エンゲージメント、滞在時間、継続的なアクセスという3つの要素が重要です。これらの指標を高めることで、価値あるコンテンツとして評価され、より多くのユーザーに表示されやすくなります。それぞれの要素を高める具体的な方法について、順番に解説していきます。

①エンゲージメントを高める方法

「いいね」「リポスト」「リプライ」などの反応は、アルゴリズムが投稿の価値を判断する重要な指標です。エンゲージメントを効果的に引き出すには、クイズやアンケートなど、参加型コンテンツを投稿に取り入れることがおすすめです。

また、「クイズの答えがわかったらコメントしてください!」「共感したら、いいねを押してね」といった具体的な行動を呼びかけることで、自然な形でユーザーからの反応を促すことができます。

②投稿への滞在時間を延ばす

アルゴリズムは、ユーザーが長く滞在した投稿に対して、「価値のあるコンテンツ」という評価をします。滞在時間を効果的に延ばすには、動画コンテンツと画像投稿の2つのアプローチが有効です。

動画コンテンツは、画面全体を占有する特性により、ユーザーの注目を集めやすく、関連コンテンツの自動再生機能と相まって、長時間の視聴を自然に促すことができます。

画像投稿では、縦長や正方形の画像を活用することで、タイムライン上での視認性を高められます。複数枚の画像を組み合わせることで、ユーザーのスワイプやクリックを促し、結果として投稿への滞在時間を延ばすことができます。

③継続的なアクセスを促す仕組みづくり

アルゴリズムは、ユーザーが継続的にアクセスするアカウントを、信頼性の高いコンテンツを発信するアカウントとして評価します。この評価を高めるには、投稿の分散とコミュニケーションの2つが重要です。

具体的には、週5回の投稿の場合、1日にまとめて投稿するのではなく、日々分散させることで、コンスタントな反応が期待できます。また、特定の曜日に定期企画を設定することで、ユーザーの習慣的な訪問を促せます。

加えて、アカウントの運用方針に応じて、ユーザーのリプライには丁寧に返信し、UGC(ユーザーによるクチコミ)を積極的に引用・共有することで、アカウントへの継続的な関心を維持できます。「素敵な使い方ですね!」といった形でユーザーの投稿に言及することで、双方向のコミュニケーションが生まれ、アカウントとの継続的な関係構築につながります。

エンゲージメントを高める具体的な施策

先ほどのセクションでも紹介した、エンゲージメントを高める方法について、さらに詳しく解説します。効果的にエンゲージメントを高めるには、投稿の視認性、タイミング、継続的な改善の3つの要素が重要です。以下では、それぞれの具体的な実践方法をご紹介します。

①ユーザーの目を引く投稿を設計する

タイムラインで目立つ投稿を作ることで、ユーザーの興味を引きつけ、エンゲージメントを高めることが可能です。例えば、正方形や縦型の画像は、横長の画像よりもタイムライン上での占有率が高く、ユーザーの目に留まりやすくなります。

また、前述したように動画投稿は画面全体を占有するため、スクロールされるまで他の投稿が表示されないという特徴があります。特に重要なのは再生開始直後の数秒で、魅力的なサムネイルや冒頭シーンを工夫することで、ユーザーの興味を引きつけ、投稿の視聴率を上げることが可能です。

②ユーザーが見るタイミングに合わせて投稿する

投稿時間はエンゲージメント率を左右する重要な要素です。過去の伸びた投稿からターゲットとなるユーザーがアクティブな時間帯を分析し、ユーザーがXを利用するタイミングに合わせて投稿を行いましょう。適切なタイミングで投稿することで初期段階でのエンゲージメントが高まり、アルゴリズムの評価も向上し、結果として投稿のリーチが拡大します。

③投稿内容を分析し、改善を繰り返す

エンゲージメントを継続的に高めるためには、投稿ごとのパフォーマンスを分析し、改善を重ねることが欠かせません。高いエンゲージメントを獲得した投稿の特徴を洗い出し、その要素を次の投稿に取り入れることで、成功パターンを再現できます。

一方、パフォーマンスが低かった投稿についても、画像や内容、投稿時間帯を見直すことで改善点を見つけていきましょう。こうした分析を繰り返すことで、ターゲットユーザーに響く投稿を効率的に作成できます。

X運用の成功事例

ホットリンクは数多くの企業のX運用を支援しており、売上貢献・認知拡大まで繋げた成功事例が豊富にございます。

弊社が支援した企業におけるX運用の成功事例をご紹介します。

以下の事例は、MarkeZineで無料の会員登録をしている方のみ閲覧できます。

 

お菓子メーカー「シャトレーゼ」

お菓子メーカーのシャトレーゼ様は、若年層へのアプローチに課題を感じ、X(Twitter)活用を開始しました。UGCを生み出すアカウント運用やX(旧Twitter)広告、参加型コンテンツ企画を実施した結果、UGC投稿数が1年で約8倍に増加し、店舗売上の増加にも寄与しました。

シャトレーゼのSNS成功事例

事例詳細:クチコミ数が1年で約8倍! 店舗売上の増加にも寄与した、お菓子メーカー・シャトレーゼのTwitter活用

ソーセージブランド「ジョンソンヴィル」

1945年に創業された、アメリカの老舗ソーセージブランドのジョンソンヴィル様。シェアされやすいフォロワー基盤の構築。インフルエンサーやタレントを起用し、「バーベキュー」「お酒と一緒に」といった、特定のシーンをイメージさせる訴求企画も実施。

発生したUGCのリポスト運用も実施し、1年でクチコミ数が9倍まで増加しました。

ジョンソンヴィルのSNS成功事例

事例詳細:商品の「自分ごと化」を促し、1年でクチコミ数が9倍に! 売上アップも実現した老舗ソーセージブランド、ジョンソンヴィルのSNS活用

化粧品メーカー「コーセー」

化粧品メーカーのコーセー様は、ファンとのコミュニケーションを第一にしたアカウント運用に転換し、インプレッションや投稿へのエンゲージメント数の増加につながりました。

事例詳細:【事例】目指すのは、長期的なファン化。コーセーが実践するコミュニケーション重視のInstagram・Twitter活用

あと払い決済サービス「ペイディ」

あと払い決済サービスのペイディ様は、ペイディのサービス内容をマンガコンテンツに落とし込んだオリジナル作品を制作。漫画クリエイターとのコラボ作品も制作し、X(旧Twitter)広告を配信しました。

その結果、2つ合わせて約9,000件を超えるいいね!や500件を超えるリポストが発生するなど、大きな反響を呼びました。

事例詳細:UGC数が200%に伸長!あと払い決済サービス「ペイディ」から学ぶ金融業界のSNS活用法

讃岐うどん専門店「丸亀製麺」

讃岐うどん専門店として、全国に800以上の店舗を構える丸亀製麺様。

#丸亀製麺さん暑いです #丸亀製麺さん暑いです などのハッシュタグを用いた、X(旧Twitter)キャンペーンを実施し、短期間でX(旧Twitter)トレンド1位を2度獲得。

事例詳細:【事例】丸亀製麺、短期間でTwitterトレンド1位を2度獲得!成功の鍵を握ったのは「データ分析」

X / Twitterの戦略策定・運用はホットリンクにご相談ください

ホットリンクは長年X分析・Xマーケティングに携わり、多くの企業様のXマーケティング支援をしてきました。

・菓子メーカーのクチコミ(UGC数)が1年で8倍に増加!
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