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なぜインスタグラムにおいて投稿時間が重要か
まずはそもそもなぜInstagramにおいて投稿時間が重要なのかについて、解説していきます。
インスタグラムは新鮮な投稿を優先表示する
Instagramでユーザーのフィードにどの投稿が表示されるかは、3つのシグナルによって決まります。
- Relationship(親密度)
- 投稿した人と閲覧ユーザーがどれだけ親密な関係性にあるか。例えば一緒に投稿にタグ付けされていたり、過去にコメントでやり取りしている人同士は親密度が高いと判断される可能性があります。
- Interest(関心度)
- ユーザーが投稿の内容にどれだけ関心を寄せるかの予測に基づいて表示する投稿を決めます。ユーザーごとに似たようなコンテンツへの過去の行動分析をもとに関心度を算出します。
- Timeliness(新鮮さ)
- 投稿がどれだけ新鮮か。古い投稿よりもタイムリーな投稿を優先します。
親密度や関心度だけでなく、投稿の新鮮さも優先的に表示されるための重要なシグナルです。
例えば、友達であれば、1ヶ月前の投稿が今表示されるよりも、「今何をしているか」についての投稿のほうが見たいと思う人は多いのではないでしょうか?
つまり、フォロワーがアクティブな時間帯に投稿することは、新鮮さのシグナルが強い状態でタイムラインに優先的に表示させることができるフォロワーの母数が多くなるということです。
フォロワーの反応を検証してからフォロワー以外にレコメンドするかを決める
投稿のリーチを広げ、広くアテンションを獲得するためには、発見タブのおすすめ欄やキーワード検索結果、ハッシュタグ検索結果などでおすすめ表示され、フォロワー以外のユーザーにもリーチする必要があります。
ではフォロワー以外のユーザーにリーチするためにはどうすればよいのでしょうか?
TikTokのようなフォロワーの重要性が低く、フォロワーゼロでも一定のレコメンド露出を得られるメディアと異なり、Instagramでは投稿後のフォロワーからの反応を見極め、投稿の良し悪しを検証し、フォロワー外におすすめするかどうかを決めるという仕組みがあります。
▼Instagram投稿後の投稿表示の流れ
- 投稿する
- 親密度、関心度、新鮮さのシグナルをもとに優先度を計算し、フォロワーの一部に投稿を表示する
- フォロワーからのエンゲージメント結果をもとに、Instagramが投稿の品質を検証
- 発見タブおすすめやキーワード検索結果、ハッシュタグ検索結果でフォロワー以外に投稿を露出させるかを決定
つまり、フォロワーがアクティブな時間帯に投稿し、より多くのフォロワーにリーチし、エンゲージメントを得ることで、投稿がフォロワー以外にも表示される確率が高まるということです。
以上の理由から、Instagramにおいて適切な投稿時間を見極めることは重要であると言えます。
インスタでおすすめの投稿時間は?土日と平日で変わる?
それでは実際にInstagramでおすすめの投稿時間について解説していきます。
基本的にユーザーがアクティブな時間帯を狙う
ホットリンクでは多くの企業のInstagramアカウント運用の支援を行ってきました。多くのアカウントにおいて、最もフォロワーがアクティブな時間帯は土日平日共通で、20時、21時、22時台であることが大半です。社会人も学生も共通して、夕食が終わって就寝前のゆったりと過ごせる時間帯にアクセスが集中するのだと推測されます。
投稿時間に悩む場合は、まずは一般的にアクティブユーザーが多い時間帯に投稿するといいでしょう。
総務省が発表している、令和3年の時間帯別インターネット利用率の調査結果を見てみましょう。
総務省のデータをもとに平日と休日における時間帯別利用率を図解しました。
▼平日と休日の利用率

さきほどご紹介した20時、21時、22時の時間帯は実際に、平日、休日に関わらず、最もアクティブであることがわかります。
また、平日はランチタイムの12時台がアクティブ率が高まることと、休日と比較して5時、6時、7時台の早朝のアクティブ率が高い傾向があるようです。
平日は通勤時間帯やランチタイムを狙って投稿するのも良いでしょう。
一般的に、金曜や土曜日は他の曜日と比較して、23時以降の深夜もアクティブ率が高い傾向にあるので、金曜や土曜日の投稿の場合は少し遅めの投稿を実験してみるのもおすすめです。
出所:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
分析から最適な投稿時間を発見する方法・ツール
平均的にアクティブ率が高い時間帯はご説明した通りですが、アカウントが対象としているターゲットが特有のライフスタイルを持っている場合、最も伸びる時間帯が異なる可能性もあります。
自分のアカウントに最適な投稿時間を発見する方法を3つご紹介します。
プロフェッショナルダッシュボード(インサイト)からフォロワーがアクティブな時間帯・曜日を確認する
Instagramアカウントをプロアカウントに設定している場合、フォロワーが最もアクティブな時間帯・曜日を確認することが可能です。
確認方法は以下です。
▼フォロワーが最もアクティブな時間帯・曜日を確認する方法
- プロフィールから「プロフェッショナルダッシュボード」にアクセス
- 「合計フォロワー」をタップ
- 一番下までスクロールダウンして、「最もアクティブな時間」を確認する
- 「時間」「曜日」をタップして切り替える


プロフェッショナルダッシュボードはビジネスアカウントに切り替えることで閲覧が可能になります。
ビジネスアカウントへの切り替えについては下記記事をご覧ください。
関連記事:インスタグラムのビジネスアカウントとは?切り替え方法や使い方を徹底解説
過去投稿の時間帯別フォロワーリーチを算出する
一定量の過去投稿がある場合、投稿時間帯別、投稿曜日別に投稿を仕分けて、過去のフォロワーリーチ率を検証してみる方法もあります。
実際の過去の実績である一方で、過去の投稿内容や投稿本数などによっても結果が大きく左右されるので参考程度にするといいでしょう。
ストーリーズのアンケート機能でフォロワーに質問してみる
ストーリーズにはアンケートスタンプ機能があるので、フォロワー向けにInstagramを見る時間帯をアンケート調査するという方法もあります。

ただし、ユーザーが回答する時間は必ずしも実際のユーザー行動と一致するとは限らないので参考程度に考えておくといいでしょう。
投稿時間・曜日によって好まれるコンテンツは異なる
投稿する時間帯によって、好まれるコンテンツの尺が異なるということもおさえておきましょう。
例えば平日の通勤・通学の合間などスキマ時間にInstagramを見る場合、長尺のコンテンツをじっくり見ることは難しいでしょう。短尺のリールやフィード投稿、ストーリーズなどサクッと見れるコンテンツが好まれます。
一方でゆったりとできる就寝前や休日にInstagramを見る場合、長尺のライブ配信なども比較的見てもらえる可能性が高まります。
投稿のフォロワーへのリーチ率を上げる方法
投稿時間帯に限らず、フォロワーへのリーチ率を上げる上でおすすめなのが、ストーリーズで新着投稿をフォロワーに紹介する方法です。
フィードで表示されなかった場合でも、ストーリーズから新着投稿を発見して閲覧してくれる確率が高まります。
投稿をストーリーズにシェアする方法は以下です。
▼Instagramの投稿をストーリーズにシェアする方法
- フィードやリールズの紙飛行機マークをタップ
- 「ストーリーズに追加」をタップ

- ストーリーズとして投稿する
投稿時間を予約設定する方法は?
土日祝日や就業後に投稿したい場合は、Instagramの予約投稿機能を活用しましょう。
予約投稿方法は下記の流れで行うことが可能です。
- 投稿を作成し、シェア画面で「詳細設定」をタップする

- 「コンテンツを日時指定」をオンにする

- 投稿したい日時を設定する

インスタで過去ポストの投稿時間を調べる方法は?投稿時間は表示される?
フィードにシェアした投稿の場合、投稿の下部に投稿日、あるいは「◯日前」の形式で投稿日が表示されます。
フィードにシェアしていないリールズ投稿の場合は投稿日が表示されません。
自分が投稿したリールズであればフィードにシェアしていない場合でも、インサイトから投稿日時を確認することが可能です。
インスタの各投稿フォーマットの投稿時間(尺)は?
Instagramは投稿フォーマットによって動画の投稿時間(尺)の上限が決まっています。
投稿フォーマットごとの最大投稿時間(尺)を表にまとめました。
投稿フォーマット
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動画の最大時間(尺)
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フィード・カルーセル
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60秒
※単体の動画としてアップロードすると自動的にリールズに変換されます。
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リールズ
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90秒
※フィード投稿として単体動画をアップロードし、リールズに変換された場合、最大で60分までの投稿が可能になります。
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ストーリーズ
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60秒
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ライブ配信
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4時間までの配信
※ライブ配信後そのままリールとして投稿が可能
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関連:インスタライブとは?配信のやり方や見方を解説
インスタグラム投稿時間の最適化などの施策で成果が出た事例
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化粧品メーカー「コーセー」
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事例詳細はこちら:【事例】目指すのは、長期的なファン化。コーセーが実践するコミュニケーション重視のInstagram・Twitter活用
讃岐うどん専門店「丸亀製麺」
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「丸亀製麺の楽しみ方が一番わかるメニュー表」をテーマに運用を開始し、短期間でInstagramフォロワー数が増加し、平均リーチ数は3倍以上になるなど、大きな成長を遂げました。
事例詳細はこちら:【事例】お客様に寄り添った「丸亀製麺らしい発信」をInstagramでも。平均リーチ数3倍以上を実現した、二人三脚のインスタ運用
ポイントプログラム「dポイントクラブ」
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事例詳細はこちら:【事例】多彩なアイディアと柔軟な運用体制でSNS活用が加速。dポイントクラブのInstagram運用
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