SNSコラム

マンガ施策でユーザーの心を掴む! “読みたくなる仕掛け”を活かしたブランド認知向上のコツ&事例

更新日:2025年4月23日
公開日:2025年4月23日
SNSマーケティング | 事例

マンガコンテンツはユーザーに親しみを持ってもらいやすく、SNSとも相性の良いフォーマットです。

ホットリンクでは2020年から、マンガを活用したSNS施策を実施してきました。お客様の目的や課題に応じて、ストーリーで共感を呼ぶ設計や、ターゲット層に合わせた漫画家の選定を行っています。そうした工夫により、認知拡大やブランド理解の向上、質の高いUGC(ユーザーによるクチコミ)の創出につなげています。

本記事では、マンガ施策の強みや成功事例を通じて、SNS上で認知を広げたい方や、共感を生む発信を検討している方に向けて活用のヒントをお届けします。

(執筆・編集:髙橋真穂)

マンガ施策のメリット3つ

まずは、マンガ施策のメリットを3つに絞ってご紹介します。

①情報を直感的に伝え、理解を深める

テキスト情報に比べ、マンガはイラストとセリフを組み合わせた構成で、ユーザーに情報を直感的に伝えることができます。また、共感を呼ぶストーリーを設計することで、ブランドや商品の理解にもつながります。

さらに、「あるある」な日常シーンを描くことで、ユーザーが商品の利用シーンをイメージしやすくなります。

②広告に対する抵抗感が軽減する

マンガは読み物として親しみやすく、宣伝色が抑えられるため、ユーザーが目を留めやすくなります。結果として、読了率の向上が期待できます。

③エンゲージメントを高める

マンガのストーリーに共感が生まれると、商品やブランドに関心が薄かったユーザーでも、自然にコメントやシェアといったリアクションを起こしやすくなります。その結果、一般的な投稿と比べて、エンゲージメント率の向上が期待できます。

特に、感情を動かすストーリーやユーモアのある表現を取り入れると共感が生まれやすくなり、拡散力が高まります。

マンガ施策を成功させるポイント3つ

前述のメリットを踏まえて、マンガ施策を効果的に活用するためのポイントを3つご紹介します。マンガを活用した施策を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

①ターゲットに合ったストーリー設計をする

ターゲットユーザーが興味を持ち、共感しやすいストーリーを作ることが重要です。自分ごととして捉えられる内容を設計すると、SNS上でシェアされやすくなります。また、視覚的に魅力的な演出を加えることで、最後まで読んでもらえる可能性が高まります。

②商材の特徴を活かしたマンガの構成を考える

商材の特性に応じて、日常系・教育系・エンタメ系など、適したストーリー形式を選ぶことで、効果的に商品の魅力を伝えることができます。また、ユーザーが自分の体験と重ねやすい切り口を取り入れると、理解が進みやすく、購買意欲の向上にも寄与します。

③インフルエンサーを起用して認知を広げる

マンガ家やクリエイターを起用することで、フォロワー層や関連コミュニティに、自然に情報が広がる効果が期待できます。

また、商材やターゲット層に適したクリエイターを選ぶことで、ユーザーの共感を得やすくなります。その結果、コメントやシェアが増え、エンゲージメントの向上にもつながります。

マンガ施策の成功事例

ホットリンクがご支援したマンガ施策の中から、認知拡大やエンゲージメント向上に貢献した事例をご紹介します。

金融:Paidy様

BNPL(あと払い決済)サービス「ペイディ」を提供するPaidy様では、これまで数回にわたり、マンガコンテンツの広告配信をX(旧Twitter)上で実施。2024年6月には、マンガ家・藍川蓮さんを起用しました。

ライブの遠征をテーマに、旅行をともなう「推し活」のシチュエーションを通じて、利用イメージを自然な形で訴求。読者が自分ごと化しやすい内容にすることで、サービス理解や認知拡大を促進しました。

その結果、いいね数は2.7万件獲得、共感のコメントも多く寄せられ、広告のエンゲージメント率は50%を記録しました。

電子機器:Maktar様

Apple MFi認証品のスマートフォン周辺機器開発・設計・製造に注力するMaktar様では、育児漫画クリエイター・倉田けいさんを迎えたマンガを展開。Amazon Prime感謝祭に合わせ、スマートフォンのデータをバックアップできる充電器「Qubii Duo」を訴求しました。

子どもの写真や動画が日々増え、スマートフォンの容量がすぐに埋まってしまうという、育児あるあるの悩みにフォーカス。共感できる切り口を通じて、バックアップの必要性だけでなく、商品の魅力がより伝わりやすい内容となりました。

主婦層からの共感コメントが多数寄せられ、広告配信ではエンゲージメント率18.6%を記録するなど、多くの反響を得ました。

下着販売:ピーチジョン様

ピーチジョン様では、ブランド好意度の向上を目的に、店舗店員を主人公とした連載マンガを制作・発信しました。

店頭でのエピソードを元にした構成で、企業アカウントとSNSユーザーとの長期的な接点の獲得を狙い、ユーザーにブランドへの親近感や共感を醸成しました。

投稿には、ブランドに好意を寄せるコメントが集まり、読者とのつながりを深めるコンテンツとなりました。

関連記事:
「丸亀製麺に行きたくなった」マンガ施策で狙い通りのUGCを創出。属性の異なる4名の起用でリーチ数を増加

UGCから着想したマンガで、顧客へのリーチが大幅増! 味の素冷凍食品「野菜たっぷり中華丼の具」マンガ施策

マンガや動画を活用し「自分事化」を促す。PaidyのTwitter広告施策

マンガ施策を検討している方へ

ホットリンクでは、マンガを活用したSNS施策により、認知拡大やエンゲージメントの向上を支援しています。お客様のマーケティング戦略に合わせて、ターゲットに響くストーリーや、商品の魅力を伝える構成を設計します。マンガ施策にご興味のある方は、まずはお気軽にご相談ください。

ホットリンクでは、マンガを活用したコンテンツを通じて、お客様の目的やマーケティング戦略に沿った施策をご提案します。ターゲットに響くストーリーや、商品の魅力を伝える構成を設計し、ブランド認知の向上に貢献します。マンガ施策にご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

Twitter, Instagramマーケティングについてお悩みの方へ

プロ視点の解決策をご提案いたします!
まずはお気軽にご相談ください

03-6261-6933受付時間:平日9:00-18:00
今すぐ相談する24時間365日受け付けています
お問い合わせエリアのイメージ
SNSで売上アップ・認知拡大を実現ホットリンクのSNSマーケティング支援
まずは相談してみる サービス紹介資料を見る
ホットリンクに相談してみる