2025年4月10日、Instagramの最新アップデートにより、ユーザーの現在地を共有できる「地図」機能が新たに追加されました。この機能はフォロワーとのコミュニケーション強化を意図したものと考えられますが、企業アカウントにおいては「運用担当者の居場所が露出してしまう」といったリスクが考えられるため、設定の確認・共有のオフを強く推奨します。
Instagramの位置情報をオフにする方法
万が一、誤って現在地を共有してしまった場合でも、設定を変更することで簡単に共有をオフにすることが可能です。以下の手順に沿って、設定の見直しを行ってください。
【Instagramの位置情報をオフにする方法】
①Instagramを開き、右上のDMボタン(iOSでは吹き出しのマーク)をタップ
②DM画面上部の「地図」をタップ
③(初回のみ表示)「次へ」をタップ
④(初回のみ表示)「後で」をタップ
※そのまま「シェア」を押すと現在地が共有されてしまうので、必ず「後で」を選択してください
⑤右上の歯車ボタン ⇒「非表示モード」⇒「更新」⇒完了
下記画像もご参照ください。

注意すべき3つのポイント
① アカウント単位での設定は基本「一度だけ」でOK
同じInstagramアカウントを複数端末で利用している場合でも、1名が「非表示モード」の設定を行えば、アカウント全体に反映されます。
② 異なる端末で同一アカウントを運用している場合は要注意
ただし、端末が異なると、同一アカウントであっても初回表示時に「シェア先の選択画面」が再度出てしまうケースが確認されています。
たとえば、Aさんが非表示モードを設定した後、Bさんが別端末でInstagramを開き、うっかり「シェア」をタップしてしまう……といった流れで、再び現在地が共有されてしまう可能性があります。
③ 端末本体の位置情報設定を見直すのが最も確実
より根本的な対策としては、スマートフォン本体の「設定」から、Instagramに対する位置情報の利用をオフにしておく方法が考えられます。特にiOS端末では、「位置情報を許可しない」に設定していると、Instagramアプリ上でも地図共有の設定画面自体が表示されなくなり、手順⑤の「歯車ボタン」がそもそも表れません。
Instagramの新機能「地図」について
最新版のInstagramでは、DM画面の上部に新たに「地図」ボタンが設置されました。ここをタップすると、現在地の共有画面に遷移し、「共通のフォロワー」など、誰に共有するかを選択できます。
注意すべきは初期設定で共有相手が自動選択されている点です。このまま「シェア」ボタンをタップすると、現在地が意図せず公開されてしまう可能性があります。
特に、企業アカウントや店舗アカウントを運用している担当者にとって、位置情報の誤共有は思わぬリスクにつながるため、初回表示では必ず「後で」を選択してください。
企業アカウントで考えられるリスクとは?
この「地図」機能が企業アカウントの運用に与える影響として、以下のような懸念が挙げられます。
・社員の現在地がフォロワーに可視化され、居場所や移動パターンが推測される可能性があります
・PR投稿時などに意図せず場所が露出し、炎上につながる可能性があります
・店舗運営アカウントにおいて、私的な現在地と誤解される可能性があります
まずは設定確認を
Instagramの進化とともに、企業アカウントのリスクマネジメントも常にアップデートが求められます。位置情報機能に関しては「知らないうちに公開されていた」という事態を防ぐためにも、まずは設定を見直し、オフの状態を確認しておくことが重要です。
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