SNSコラム

御社のインスタ、どの段階? 成果につながるInstagram活用3STEPS

2021年10月01日
Instagram活用 | SNSコラム

最終更新日:2024年1月10日

Instagram運用を頑張っているものの、自社アカウントがグロースに向かえているのか、どの段階にいるのかがわからない。
そもそも、何から運用を始めたらいいのか分からなくて困っている。

このようなことでお悩みの場合、ひょっとしたら、アカウントの成長フェーズに合わせた施策が取れていないのかもしれません。
 
この記事では、Instagramのアカウントをグロースさせる以下の3つのステップと、具体的なTIPSを解説します。

①「アカウント基盤を作る(Base)」
②「エンゲージを高める(Engagement)」
③「発信者になってもらう(※UGC)」


※「UGC」とは…
一般ユーザーからのクチコミのこと

STEP1:アカウント基盤を作る(Base)

「『アカウント基盤』を構築する」=UGC発生の起点となる良質なフォロワーを集めることを指します。

良質なフォロワーとは、自社に関するUGCを積極的に投稿してくれる人たちです。

アカウントの基盤(=良質なフォロワーが集まっている状態)が出来ていないなかで、「既存ユーザー」と関係性を深める施策を展開しても、インパクトが小さくなってしまいます。
STEP1では新規ユーザーへのリーチを増やし、フォロワー基盤を構築しましょう。

新規ユーザーへリーチする主な手段としては、広告やほかのSNSからの流入などが考えられますが、オーガニックでいえば以下の5つが挙げられます。

・「ハッシュタグ」
・「発見タブおすすめ」
・「リールズ」
・「地図検索&位置情報検索」
・「ショップタブ」

アカウントを露出できる主要な場所になることが多いのが、ハッシュタグと発見タブおすすめです。

  • ハッシュタグ

ハッシュタグ経由で新規ユーザーにアカウントを知ってもらうには、「自社ブランドと関連性の高いハッシュタグを選ぶこと」がポイントです。「ターゲットユーザーが検索するタグ」をつけましょう。関連性の低いハッシュタグをつけ過ぎると、スパム判定される可能性もあります。

設計したハッシュタグが「トップに出たかどうか」を検証することも大事です。
「なんとなく人気がありそうなハッシュタグ選定」ではなく「関連性が高く、リーチが見込めるハッシュタグ」をつけることが重要です。

ホットリンクでは、データ分析を元にした最適なハッシュタグ選定からアカウントの戦略設計まで、売上に繋がるInstagram活用を支援しています。Instagramマーケティングでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

  • 発見タブおすすめ

発見タブおすすめに表示されるには、Instagramのアルゴリズムを意識したPDCAを回しましょう。

下記の記事を参考にしてください。

参考:Instagram「発見タブ」のレコメンドアルゴリズムとは

残り3つの「リールズ」「地図検索&位置情報検索」「ショップタブ」活用に関しても、新規ユーザーにリーチできる機能として重要性が増しています。
活用に関してご不安がある方は、お気軽にご相談ください。

参考:Instagramに地図検索機能が正式導入。店舗ビジネスではUGC創出が要

STEP2:エンゲージメントを高める(Engagement)

良質なフォロワーが集まりアカウントの基盤が整ったら、親密度を向上させるSTEPに移ります。
親密度が低いままだと投稿がリーチしづらかったり、UGCの投稿企画を行ったとしても参加してもらいづらい状態になりかねません。

「人は一定数集まったものの、求心力を得られていない」アカウントは、コミュニケーション施策でエンゲージメントを高め、お客様との関係性をより良くすることに注力していきましょう。

エンゲージメントを高めることは、アルゴリズムの観点でも重要です。

参考:【2021年最新】シグナルとアルゴリズムから考えるInstagramアカウントグロース

フォロワーへのリーチは、アカウント同士の親密度で変わります。
親密度が低い状態(自社アカウントへの興味がなく、フォローだけしている状態)ですと、投稿してもフォロワーに露出できる確率が低くなります。

親密度が高い状態だと、ストーリーズの左側に表示されたり、フィード投稿の上部に出やすくなったりと、フォロワーに露出する確率が高まります。
たとえていえば、フォロワー数が同じ企業アカウントがふたつあったとして、親密度の違いによりフォロワーに露出する確率に差が出てくるということです。

フォロワーとの親密度は、投稿やアカウントを長く閲覧してもらったり(アカウントへの滞在時間を長くする)、インタラクティブなアクションをしてもらったりすることで高まります。

具体的なコミュニケーション施策としては、

・定期的なフィード投稿
・コメントでの会話
★ストーリーズ活用
・Instagramライブ配信
・DMの活用

などが挙げられます。

★マークをつけたストーリーズ活用は、特に便利です。アンケート募集やクイズ機能、フォロワーへの質問機能など、ユーザからリアクションを貰えるようなフォーマットを使える方法がたくさんあるため、積極的に使いましょう。

STEP1~2までの流れを加速させるためのサイクル

STEP1の「アカウント基盤構築」から、STEP2の「エンゲージメントを高める」ところまでを以下の循環図にまとめました。

①Base:
新規ユーザーへのリーチを狙い、良質なフォロワーを集めてアカウント基盤を構築する

②Communication:
①で集まったフォロワーのエンゲージメントを高めるため、コミュニケーション施策を展開していく

③Follower Engagement:
フォロワーからのエンゲージメントを得やすくなる。エンゲージメントが高い投稿ほど、発見タブおすすめやハッシュタグトップに出るようになる

④New Reach:
発見タブおすすめやハッシュタグのトップに掲載されることで、更なる新規ユーザーへのリーチが拡大していく

⑤Follow:
④で投稿を見てくれたユーザーがフォローをしてくれる

「②Communication」に注力することで、「③Follower Engagement」以降のサイクルを加速させる点がコツです。

STEP3:発信者になってもらう(UGC)

最後のSTEPが、「Instagramユーザーに発信者になってもらう(UGCを醸成する)」ことです。
Instagram上に存在するひとり一人のユーザーに情報発信者になってもらう「N:n」の状態が、Instagramマーケティングの理想です。

UGCを醸成し、Instagram世代の購買行動プロセスである「UDSSAS(※)」のサイクルを回していく形を目指しましょう。
思わずUGCを投稿したくなる企画や、「公式の真似をしたい」と思ってもらえるようなアイディアを仕掛けていくことが、重要な手段となります。

(※)参考:InstagramでUGCを醸成する5STEPS – マーケティング戦略で重要な購買行動プロセス「UDSSAS(ウドサス)」とは?

まとめ

Instagramマーケティングの理想は、「ユーザーが自発的にUGCを発信してくれる状態」です。しかし、その状態をいきなり目指すのは現実的ではありません。

まずは自社アカウントが、

①アカウント基盤を作る(Base)
②エンゲージを高める(Engagement)
③発信者になってもらう(UGC)

以上のどの段階にあるのかを確認し、ステップをひとつずつ踏んで、③の状態になることを目指しましょう。

Instagramを始めとするSNSを活用した独自性の高いマーケティング施策で、クチコミによるファンの増大化と売上アップに成功した事例はこちらをご覧ください。

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