SNSコラム

UGC広告とは?意味やメリット、注意点を解説

更新日:2026年1月19日
公開日:2026年1月19日
SNSマーケティング

SNSが普及し、企業のマーケティングにおいて欠かせない要素となったUGC(口コミ投稿)。UGCを広告やLPに活用したり、広告を配信することでUGCを増やす施策を実施する企業も増えてきています。
この記事では、UGCマーケティングの専門広告代理店であるホットリンクのコンサルタントが、UGC広告の種類やメリット、注意点などを解説していきます。

UGC広告とは

UGC広告とは主にUGC(SNSなどでユーザーが投稿した口コミ投稿)を広告として配信する手法のことを指します。

関連:UGCとは?

その他にも実際はUGCではなく、広告料を支払いインフルエンサーに投稿してもらったタイアップ投稿を広告配信することや、企業がUGC風のクリエイティブを制作して広告配信することもUGC広告と呼ぶケースがあります。

また、UGCを増加させることを目的にSNS広告などを配信する手法のことをUGCを広告と呼ぶ場合もあります。

UGC広告の種類

ここからはUGC広告と呼ばれる手法についてそれぞれ解説していきます。

UGCを活用した広告

UGCを活用した広告を配信する手法です。第三者配信と読んだり、支払いが発生するインフルエンサーの投稿を広告配信する場合はブランドコンテンツ広告/パートナーシップ広告と呼ぶ場合もあります。

活用方法としてはUGC自体を広告として配信したり、広告の遷移先のLPにUGCを掲載する方法があります。

広告配信することで、投稿者のフォロワーだけでなく、良質なUGCを広くリーチすることが可能になります。

LPにUGCを掲載するケースでは、LP訪問者の態度変容を促し、購買などのCVR(転換率)を高めることが期待できます。

InstagramではUGCやインフルエンサーのタイアップ投稿を広告配信できるメニューが提供されています。

UGCを活用したパートナーシップ広告

関連:Instagramのタイアップ投稿・ブランドコンテンツ広告/パートナーシップ広告とは?

Xでは、UGC投稿者より許可を得ている旨の許諾⽂をXに提出し、承認された場合に第三者配信が可能になります。

第三者配信は、認証済み組織、またはX Premiumの認証チェックマークがついているアカウントの投稿で、#prなどを用いて商用コンテンツであることを明示している投稿のみとなります。

UGC風の広告

実際はUGCではないものの、企業がUGC風のテイストで広告クリエイティブを制作し、広告配信する手法です。

特にSNS広告においては、企業の広告感が強いとユーザーに見てもらいづらいですが、UGC風のクリエイティブを広告配信することで、反応率が高まる可能性があります。

UGCを増やすための広告

UGCを増加させることを目的とした広告手法です。

SNSが浸透し、誰もが発信できるようになった今、ブランドに関するUGCを増加させることができるかが、ブランド成長の鍵となります。

この手法ではまず広告で消費者に接触し、広告接触者のUGC投稿を促します。UGCは拡散され、UGCを見た他ユーザーがブランドに興味を持ち、ブランド名で指名検索をおこない、購入などのアクションに至ります。ブランドを体験した顧客は、その体験をSNS上にシェアし、新たなUGCが発生。

広告を起点にUGCが発生し続けるサイクルが循環し始めます。

このサイクルを整理したのがSNS時代のマーケティングフレームワーク「ULSSAS」です。

UGCを増やすための広告

U:UGC(ユーザー投稿コンテンツ)

L:Like(興味・関心)

S:Search1(SNS検索)

S:Search2(Google/Yahoo!検索)

A:Action(購買)

S:Spread(拡散)

このULSSASの循環がぐるぐると回り始めると、広告に直接接触した人だけでなく、広告によって発生したUGCに接触した人までブランド認知が広がります。

このように広告を用いてUGCを発生させる手法もUGC広告と呼ぶことがあります。

ホットリンクではUGCを発生させるための「ULSSAS AD」の広告支援を行っています。

ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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UGC広告のメリット

ここからはUGCを活用した広告や、UGCを促すことを目的とした広告施策のメリットを紹介していきます。

広告クリエイティブ制作コストがかからない

まず、広告クリエイティブの制作コストがかからないことが大きなメリットと言えます。

通常の広告では写真やテキスト、動画などクリエイティブのディレクション、キャスティング、編集、撮影など膨大な制作費用と時間、人的コストを必要とします。テレビCMでは数千万円を超える金額をかけてクリエイティブを制作することも珍しくありません。

UGC広告の場合、ユーザーが自然発生的に投稿したコンテンツを広告利用するので、クリエイティブ制作にかかる人的コストや費用がかかりません。(※インフルエンサーに依頼したスポンサード投稿を広告配信する場合はインフルエンサーへの支払いが発生)

情報の信頼性・態度変容力が高い

企業が制作した広告クリエイティブと比較して、UGC広告は情報の信頼性と購買への態度変容力が高いこともメリットです。

ホットリンクが調査した「UGC調査」では、商品やサービスを購入(利用)する際、参考にする情報として最も高い割合を占めたのは「ECサイトやレビューサイトに掲載されているレビュー」(70.3%)でした。また、「家族や友人など、知り合いによるクチコミ」(61.4%)や「フォローしていないアカウントによるSNS上のクチコミ」(33.1%)が挙げられています。

UGCは信頼性・態度変容力が高い

この結果から、SNS上で共有される家族・友人・知人や、フォローしていないアカウントのUGCも、信頼性の高い情報として購買決定に影響を与えていることが分かります。

出所:インターネット上のクチコミを参考に8割超が商品を購入。購入商品のTOP3は、食品・化粧品・日用雑貨

UGCが増えると購買確率の高い指名検索数が増える

UGCを増やす広告施策についてのメリットについては、購買確率の高い指名検索数を増やすことが挙げられます。

「コスメ おすすめ」のような一般ワードと比較して、ブランド名を指名で検索してくれる「指名検索」はCVRが10倍程度高いです。そのため、他社ブランド・製品と比較されない指名検索数を増やすことは、商品の購買数に直接つながります。

テレビCMなど大きな広告費をかけないと指名検索数を増やすことは難しいと言われてきましたが、ホットリンクでは十数年にわたるソーシャルメディアのデータ分析から、UGC数(クチコミ数)と指名検索数に相関性が存在することを明らかにしました。

UGCが増えると指名検索数が増える

商材特性にもよりますが、テレビCMなど大きな広告費をかけなくても、SNSマーケティングを適切に実施することで、UGC増加によって指名検索数増加、そして売上向上に繋げることが可能です。

関連:指名検索を増やす5つの方法!成功事例や少額予算でも可能な施策を紹介

UGC広告の注意点

UGC広告施策を実施する際の注意点をおさえておきましょう。

投稿者の利用許諾をとる

UGCを広告利用する場合は、必ず投稿者からの利用許諾を得る必要があります。公開されている投稿であっても企業が無断で広告利用すると著作権や肖像権などの権利を侵害する可能性があります。

必ずSNSのDMやコメントで記録が残るように許諾をとるか、キャンペーン規約などに明記しておく必要があります。

キャンペーン規約に記載しておく際は、トリミングや字幕の追加、BGMの差し替えなどの改変ルールについて明記しておくことをおすすめします。

ステマにならないようにする

インフルエンサーへ金銭を提供することで広告用の投稿をしてもらう場合、企業とインフルエンサーの関係性を明示せずに投稿をしてしまうと、ステルスマーケティングにあたる可能性があります。

出所:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。

インフルエンサーへの投稿依頼をする場合は、必ず関係性を明示するようにしてください。

例えばInstagramには「タイアップ投稿/ブランドコンテンツ」という、ブランドとクリエイターの関係性を明示するラベル機能があるので、必ず投稿にラベルを付与します。

Xの場合は#prなどを記載してもらいましょう。

薬機法などの広告規制の対策をする

特に化粧品・健康食品・医薬部外品・医療系は、ユーザーの体験談をそのまま広告として配信すると薬機法などの広告規制対象になる可能性があります。例えば「治る」「改善する」「確実に効く」などの効果効能の断定などが挙げられます。UGCを利用する場合は必ず薬機法などの広告規制に抵触しないかを検証し、変更が必要な場合は表現を改変し、投稿者に許諾を取る必要があります。

UGC広告の成功事例

美容室専売ヘアケアブランド | ミルボンのInstagramタイアップ事例

美容室専売の化粧品を取り扱うミルボンは、新商品のプロモーション時に、Instagramでインフルエンサーを起用した5日間にわたるインスタライブイベント『BEAUTY Channel #SNS時代のカワイイを語る』を企画。

インスタライブの告知と新商品認知形成を目的に複数のインフルエンサーによるタイアップ投稿施策を実施しました。

また、タイアップ投稿をUGC広告としてInstagram広告配信したことで、インスタライブイベントの集客に成功。

累計視聴者数45万人超えを記録し、新商品の認知拡大に成功しました。

※以下の事例は、MarkeZineで無料の会員登録をしている方のみ閲覧できます。

事例詳細:InstagramのUGC数が8ヶ月で6倍に!美容室専売メーカー、ミルボンのTwitter&Instagram活用術

ULSSAS ADとは?

ULSSAS ADとは、広告を「打って終わり」ではなく、「UGCを誘発する起点」として設計することで、広告効果を積層させ、持続的な認知拡大と売上貢献を実現する戦略です。

広告を起点にUGCを醸成し、UGCがUGCを呼ぶ好循環を形成することを目指します。

UGCが増加すれば、指名検索や売上が増加し、さらにUGC広告やLPで活用できる良質なUGCも増えていきます。

ULSSAS ADの詳細は下記インタビュー記事をご覧ください。

関連:認知施策を「積み上げ型」に変える──ULSSAS ADが実現する投資対効果の高い広告戦略

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