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「同じゴールに向けて、お客様とインフルエンサーさん、双方の最適な着地を探る」コンテンツディレクターの仕事

2026年09月17日

 ホットリンクでは、さまざまな部署が一丸となってSNSマーケティング支援事業に取り組んでいます。

 そのなかで、お客様とインフルエンサーさんの架け橋となり、施策の企画から制作までを一貫してリードするのが、コンテンツディレクターです。

 そこで本記事では、コンテンツディレクターの仕事についてインタビュー。広告制作会社を経て入社した石田さんと、コンテンツディレクターが所属するCNS事業本部の本部長・本田さんに、詳しいお話を聞きました。

※本記事は2026年6月の取材内容をもとに構成しています。コンテンツディレクターはインフルエンサー施策に加えて、SNSプロモーション支援も担当します。
詳しい業務範囲・募集内容は求人ページをご確認ください。

(インタビュー:野々村咲恋“私がエレン”・西山葉南・北尾智子 撮影:サトートモロー 執筆・編集:野々村咲恋“私がエレン”)

本田 真也
CNS事業本部・本部長。2020年6月にホットリンク入社。前職では、PR会社でPRコンサルタントとして企画立案や記者発表会の運営などに従事。ホットリンク入社後は、SNS運用代行業務やコンサルティング、ソリューション営業を経て、SNSプロモーションのプランニング、ディレクションを担当。CNS事業本部・副本部長を経て、2026年1月に本部長就任。

石田 浩己
CNS事業本部・CNS1部、リーダー。2025年2月にホットリンク入社。前職は広告制作会社で、制作進行や代理店営業などの業務に従事。現在は、食品業界や美容業界のお客様を中心に、インフルエンサー支援やプロモーションの企画立案などの業務を担当。本記事の取材後に、CNS1部のリーダーに就任。

お客様とインフルエンサーさんをつなぐ。コンテンツディレクターの仕事

――まずは、CNS事業本部の本部長である本田さんにコンテンツディレクターの具体的な業務内容をお聞きしたいです。

本田:中心となるのはインフルエンサー支援で、大きく3つあります。

 まず、社内のメンバーと一緒に、どんなインフルエンサーさんに、どんなことをやっていただくのがお客様の成果につながるかを考えること。

 次に、施策の方向性が決まったら、実際にインフルエンサーさんにコンタクトを取り、一緒にコンテンツを作っていくこと。

 そして、SNS広告運用の専門部署であるアドテクノロジー本部のメンバーと連携し、広告配信のディレクションを行うことです。

――石田さんはインフルエンサー支援を推進していますが、どのような流れで施策を進めていくことが多いですか?

石田:大きく2つのパターンがあります。

 ひとつは、すでにインフルエンサーさんの起用が決まっている施策について、施策に合いそうな方のアサインや企画、進行などの依頼をいただくケースです。こちらのパターンが7~8割を占めていて、依頼はコンサルティング営業本部、もしくはソーシャルメディアマーケティング本部からもらうことが多いですね。

 もうひとつは、お客様の悩みや課題をお伺いしたうえで、インフルエンサーさんを起用する施策を提案させていただくパターンです。最初からインフルエンサーさんの起用が決まっているわけではないけれど、施策として有効になりそうな場合は、こちらから提案します。支援に携わっている他部署のメンバーとも連携しつつ、企画から考えることが多いです。

 そこから先の進め方は共通していて、インフルエンサーさんのリストを出し、スケジュールを引きます。起用する方が決まったらコンタクトを取り、お客様と成果物のイメージや施策のゴールなどをすり合わせながら、制作に入っていきます。制作期間中、インフルエンサーさんとはメールやメッセンジャーアプリでやり取りを進めることが多いですね。

――起用候補のインフルエンサーさんのリストは、どのように作成しているのですか? 探すのにもコツが要りそうです。

石田:いくつか方法があります。他社と連携して使っているツール経由でリストアップしていくこともありますし、原始的なやり方にはなりますが、Xで検索して探すこともあります。
 あとは、私自身がよく見ている方をリストに入れたり、過去に提案したリストを参照したりするケースもありますね。

 ちなみに、ニッチな業界に関しては、どういう方が影響力を持っているのかを調べないとわからないこともあります。一方で、食品や美容など、メジャーな業界については有名なインフルエンサーさんもある程度把握しやすいですね。

 ただ、基本的な姿勢として「今どういうインフルエンサーさんが注目されているのか」「何が今のトレンドなのか」、日頃からアンテナを立ててリサーチしておくことが重要です。

「今もずっと学び続けています」。SNS未経験からの立ち上がり方

――石田さんは、リファラルで入社されたのですよね。入社の決め手を教えてください。

石田:前職の同期からの紹介がきっかけでした。私はもともと制作会社で制作進行をやってきたのですが、コンテンツディレクターの仕事は、まさに制作進行の経験を活かせる職種だと聞いたんです。

 SNS領域はほとんど未経験だったものの、SNSは日常生活でも仕事でも切っても切り離せないものだと感じていたので、今後のキャリアを考えたときに、ホットリンクへの入社は良い経験になると思いました。今までやってきたことも活かせるし、これからのキャリアにとってもプラスになることが多いと考え、入社を決めました。

――前職の制作進行は、具体的にはどのようなお仕事だったのですか?

石田:広告代理店がお客様でして、スチール撮影やCM撮影、屋外広告などを手がけてきました。制作会社として、お客様が「こういう表現を実現したい」と考えていることをクリエイターさんに伝え、一緒に作り上げていくことがメインです。

 つまり、お客様のやりたいことと、クリエイターさんにできることのベストな着地を探る仕事だったので、まさに今のホットリンクでの業務に置き換えられることが多かったですね。やっていることも役割もほとんど変わらないですが、今はSNSの領域がメインという点が大きく違います。

――SNSは未経験からのスタートとのことでしたが、特に何を覚えていく必要がありましたか?

石田:一番は、SNS広告の知識でした。プライベートでユーザーとして見てはいても、広告がどんな仕組みで動いているかまでわかっている人は少ないと思います。私自身もそうでした。

 ただ、SNSのプロとしてやっていく以上、そこを知らないままではいられません。まずは、SNS広告の仕組みを理解するところから始めました。

――具体的に、どのように学んでいったのですか?

石田:基本は、社内にまとまっている資料を読み込み、わからないことはその都度メンバーに聞く、という進め方を繰り返しました。

 特に難しかったのは、広告数値の読み方です。ここは知識として覚えるよりも、まずは感覚的に理解していく方が近道でした。ひとつの施策をじっくり掘り下げるより、いろいろな施策の数値を幅広く見て、「これぐらいの数値が出せるといいのか」と、肌感覚で把握する。それから、施策を打った後の広告レポートを見て「どの数値がどう動き、この結果になったのか」を確かめ、感覚でわかったことを理屈で裏づけていきました。

――分析やリサーチについては、前職ではあまり携わってこなかった業務だったのでしょうか?

石田:はい。なので、社内で活用しているSNS分析ツールの使い方や数値の見方も、ひとつずつ教えていただきました。

 分析やリサーチ業務については、とにかく手を動かしながらキャッチアップを進めていましたね。特に意識したのは、自分から「提案させてください」と手を挙げることです。アウトプットの機会をいただくことで、インプットも業務理解も深まっていく、と考えたんです。

 また、提案資料に対して「ここはもう少しロジックを添えよう」などのフィードバックをいただいたら、反映して、改善して、次に活かす、というPDCAを回し続けました。自分なりに試行錯誤した結果、少しずつ慣れていくことができましたね。

――キャッチアップは大変だったと思いますが、どれくらいの期間続いたのでしょうか。

石田:正直、今も学び続けています。ホットリンクはリモートワーク中心ということもあり、わからないことは自分から聞きに行ったり、情報を取りに行ったりする姿勢が重要な会社なので、そこは今も大切にしていますね。業務が多岐にわたるので、ひとつできたことをそのまま応用できる領域もあれば、また新たに覚えなければならないこともありますし、チャレンジの連続です。

 また、学びの機会については、毎週月曜日の部署の定例会や、毎週金曜の全社的な朝会などがあります。困ったことが発生した際は、CNS事業本部のSlackチャンネルで随時相談ができるので、お互いにフォローし合える体制もあります。
 自分次第でいくらでもこのような学びの場や機会を活かすことができる点も、ホットリンクの特徴のひとつですね。

板挟みではなく、「架け橋」になる。コンテンツディレクターに必要なバランス感覚

――コンテンツディレクターは、お客様とインフルエンサーさんの間をつなぐような仕事ですよね。役割ならではの難しさやバランス感覚が問われる場面もあるのでは?

石田:バランス感覚は、まさにおっしゃる通りですね。

 私はもともと制作サイドにいたので、クリエイターであるインフルエンサーさんの気持ちが自然とわかりますし、共感できることも多いです。
 その分、インフルエンサーさん側の目線に偏ってしまいかねないことには気をつけつつ、自分のなかでは、お客様が実現したいゴールを常に中心に置くよう意識しています。

石田:大切なのは、そのゴールをインフルエンサーさんとの共通の目的地にする、ということです。お客様の意図を軸としたうえで、インフルエンサーさんと手を取り合いながら「では、どう形にできますかね?」と、フラットに相談していく。どちらか一方の意見に寄りすぎるのではなく、同じゴールに向けて双方の力を引き出すのが、私なりのバランスの取り方です。

――CNS事業本部の本部長である本田さんから見て、コンテンツディレクターとして成果を出す人には、どのような共通点がありますか?

本田:施策をよりよくしようと、真剣に考え続けられる姿勢があることですね。

 この仕事は、一度決めたことでも途中で状況が変わり、その都度やり方を組み替えなければいけない場面が多々発生します。コントロールすべき変数が多いんです。だからこそ、施策に真剣に向き合う人ほど「ここも手を入れたほうがいい」「でもここを直すと、この部分が浮いてしまう」と、細かな点に次々と気づけます。

 その「こぼれ球」を見逃さずに拾い、改善を積み重ねていけるか。それができる人は成果を出せますし、成長もしていけます。

――変数が多いというのは、たとえばどのような場面でしょうか。

本田:たとえば、インフルエンサーさんを4人起用している施策があるとします。そのうちの一人に対するお客様からのフィードバックを見て、「ほかの3人にも伝えた方がいいかもしれない」と判断し、先回りして動くような場面ですね。
あるいは、成果物にOKが出たとしても、お客様から追加情報が届き、成果物をもう一度直すこともあります。

 こうした場面では、求められた要件は満たしていても、「果たして本当にこれでいいのか」と、もう一歩踏み込める思考力や実行力が問われます。そこで妥協せず、質を追求することが重要となります。

本田:また、相手に合わせたコミュニケーションを取れることも、成果を出している人に共通しています

 私たちには、お客様からもインフルエンサーさんからも、日々たくさんの連絡が来ます。そのなかでも、日中は忙しいけれど午前中なら連絡が取れる方や、テキストメッセージより電話の方が好きな方など、相手によって最適なコミュニケーションが違います。

 大切なのは、「ただ単純にやり取りをする」のではなく、相手が何を望んでいるのかを見極め、一番伝わる形に整えたコミュニケーションを取ることです。そうやって情報を「調理」できる人は、お客様ともインフルエンサーさんとも、スムーズに仕事を進められるようになっていきますね。

自分の「好き」を、ディレクションの力に変えていける

――ここまで業務の中身を伺ってきましたが、ホットリンクのコンテンツディレクターだからこそ経験できることは何でしょうか。

本田:UGC(ユーザーによるクチコミ)創出を目的としたインフルエンサー施策やキャンペーンなどを手がけることで、お客様の売上まで見据えた支援ができる点です。

 成果を伸ばすためにクリエイティブを作り続けることも重要ですが、それだと、自分たちがかける手数に比例してしか成果が伸びていきません。
 一方で、ホットリンクが提唱するUGCを起点とした購買行動モデル「ULSSAS(ウルサス)」に基づいた施策を展開すれば、SNS上でユーザー同士の会話やクチコミが生まれ、それが認知や購買につながっていくので、無理にこちらの手数を増やし続ける必要がありません。

 「どうすればユーザー同士の会話が生まれ、それが売上に結びつくか」を設計しながら施策を立案したり、実行したりする経験は、ホットリンクのコンテンツディレクターだからこそ得られるものだと思います。

 加えて、ホットリンクのコンテンツディレクターは、携われる業界や商材、依頼するインフルエンサーさんが限定されないのも特徴です。「誰に依頼するか」はもちろん、「どの業界のどんな商材なのか」、さらには「そもそもインフルエンサー施策が最適なのか」を検討する段階から支援に関われます。

 つまりゼロベースで最適な打ち手を考える経験ができるので、将来マーケターとしてもっと成長していきたい人にとっては、チャレンジしがいがあるのではないでしょうか。

――ありがとうございました。それでは、コンテンツディレクターの仕事に興味を持っている方へ、メッセージをお願いします。まずは、石田さんから。

石田:インフルエンサー支援領域自体が今伸びているので(※1)、前向きな意欲を持っている方なら、事業と一緒に成長していけると思います。

(※1)国内のインフルエンサーマーケティング市場規模は、2024年に860億円(前年比116%)となり、2029年には2024年比約1.9倍の1,645億円に達すると予測されています。

参考:「【市場動向調査】2024年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆2,038億円、前年比113%の見通し。2029年には2024年比約1.8倍、2兆1,313億円に」株式会社サイバー・バズ

 また、自分のなかに「これが好き」というものがある人は、特に向いている仕事だと思います。趣味でも何でも構いません。「これをするのが好き」という自分なりの軸があると、ディレクションする立場として活きてくるはずです。「何でもいいです」という人よりも、何かにこだわりがある人のほうが、良いコンテンツを作れるように感じます。

――ちなみに、石田さんの「好き」は何ですか。

石田:いっぱいありますよ。ご飯も大好きですし、絵を描くのも、映画を見るのも好きです。最近だとキャンプも好きですね。自分の「好き」を自分の言葉で表現できる方は、ディレクションの仕事にもきっと役立つと思います。

――ありがとうございます。本田さんからも、メッセージをお願いできますか。

本田:個人的には、SNSをよく見る人がこの仕事に向いていると感じます。あとは、「このインフルエンサーさんが好き」とか「このタレントが好き」など、いわゆる「推し」がいる人もいいですね。ファンの心理がわかるはずなので、インフルエンサーさんに何をしていただくと良い施策につながるのか、考えやすいはずです。

 ちなみに、入社後のキャリアパスの一例としては、マネージャーを目指す道もあります。まずはディレクターとして支援の進行ができることが大事ですが、その後、メンバーのマネジメントをしながら事業をグロースさせていく立場として、CNS事業本部を牽引していただくコースも用意しています。

 また、インフルエンサー以外の領域も含めたSNSの統合的な施策の提案にチャレンジするなど、役割や対応できる領域を広げることも可能な環境です。

 私自身も、入社後はSNS運用代行からスタートし、コンサルティングや営業、SNSプロモーションのプランニング・ディレクションと、少しずつ担当する領域を広げてきました。現在は本部長という立場ですが、ひとつの役割に固定されず、経験や志向に応じて仕事の幅を広げていけるのは、ホットリンクで働く面白さのひとつだと思います。

 「いいものを作りたい」という熱い思いと、自ら学べる姿勢がある方と一緒に働きたいです。少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ面接でお話ししましょう。

――本田さん、石田さん、本日はありがとうございました!

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