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シャドウバンとは?
シャドウバンは、アカウントは停止・凍結されていないにも関わらず、アカウントや投稿が他のユーザーに表示されない、あるいは表示されづらくなることを指すことが一般的です。
正確な定義が存在するわけではなく、人によって意味することが異なることも多いです。
よく間違われるのが、アカウント凍結や投稿露出が減った際にシャドウバンと表現してしまうケースです。
アカウント凍結はアカウントにログインできなくなったり、機能制限されますが、シャドウバンの場合通常どおり利用できるものの、アカウントや投稿が他ユーザーに表示されなくなることが特徴的です。
また、現在の多くのSNSではアルゴリズムによって他ユーザーに投稿が表示されるかどうかが決まります。そのため投稿の質によってはなかなか表示回数や反応が増えないことも多々あります。表示回数や反応が少ないだけでシャドウバンだとは判断できません。
スパム行為や犯罪行為をしているアカウントの露出を減らして、SNSプラットフォームの健全性を保つことが、シャドウバンを実施する目的と考えられています。
シャドウバンをチェック・確認する方法
アカウント検索して調べる
シャドウバンを確認する方法として最も簡単なのが、アカウントを検索して調べる方法です。
- バンが懸念されているアカウント以外のXアカウントにログイン
- Xの場合、検索ボックスで「from:@(シャドウバンされているか確認したいXアカウントのID)」と検索します。Instagramの場合は自分のユーザーネームでキーワード検索後に「アカウント」のタブで絞り込みます。
- 正常に投稿やアカウントが表示されれば、バンされていないことがわかります。この際に何も出てこなければシャドウバンが疑われます

他のアカウントでリプライ欄を見てみる
他のアカウントでリプライ欄を確認する方法もあります。
- バンが懸念されているアカウント以外のアカウントにログイン
- バンが懸念されているアカウントがリプライした投稿にアクセス
- リプライ欄にバンが懸念されているアカウントのリプライが正常に表示されているかを確認
この際に「返信をさらに表示」と表示されていたり、リプライがまったく表示されない状態であれば、シャドウバンが疑われます。
通知が来ることも
いくつかのXアカウントからの報告によると、「リーチに影響する可能性がある一時的なラベルをあなたのアカウントに付与しました」という通知が届くケースもあるようです。
ラベルが付与された原因については、スパムやX上の人々の体験を操作・妨害するような行為の疑いがあると説明しています。
また、このラベルによってアカウントのリーチが制限され、一時的にコンテンツも制限されると表記されています。

シャドウバンチェッカーなどのツールを使用する
XのアカウントIDを入力すると、シャドウバン状況をチェックしてくれる診断ツールも存在しています。
ただし、以前から存在するツールであり、2023年以降XのAPIが有料化されたことを考えると、現在も正常に動作しているか、どの程度正確性があるのかは不明です。
正確性や信頼性の懸念を理解した上でご利用ください。
シャドウバンを解除する方法
結論からお伝えすると、シャドウバンを解除する確実な方法は存在しません。
ここでは、シャドウバンが疑われる際に取るべき一般的な対応についてご紹介します。
根拠なく憶測で解除方法を記載している記事もあるので、ぜひお気をつけいただければと思います。
シャドウバンが疑われる際の基本的な対応は以下3つです。
- 原因と思われる操作を停止する・投稿を削除する
- 最低でも72時間待つ
- 嫌がらせによる通報が考えられる場合や、凍結された場合のみ問い合わせる
それぞれについて解説していきます。
原因と思われる操作を停止する・投稿を削除する
まずは、さきほどご紹介したシャドウバンの原因を再確認していただき、原因と思われる操作を停止しましょう。
スパム操作や、自動化ツールを停止し、規約や法律に違反するような表現や投稿がある場合は削除してください。
最低でも72時間待つ
原因と思われる操作を停止し、削除した後は最低でも72時間程度待ってみましょう。
この際、不要な投稿はせずにじっくり待ち、シャドウバンと思われる現象が解除されるかを検証してください。
嫌がらせによる通報が考えられる場合や、凍結された場合のみ問い合わせ・異議申し立てをする
問い合わせや異議申し立てをするという方法もあります。
ただし、「投稿が表示されづらくなった」「前より投稿への反応が少なくなった」というだけで問い合わせをしても意味はありません。シャドウバンではなく、投稿の質が低くアルゴリズムに評価されていないだけに過ぎないことがほとんどでしょう。
問い合わせる必要があるケースは以下の2つです。
- 他ユーザーからの嫌がらせで通報されている懸念がある
- アカウントが凍結されてログイン・アクセスできなくなった
それぞれの問い合わせ先リンクと申請方法を下記にご紹介します。
第三者による嫌がらせが考えられる場合
第三者による嫌がらせで「通報」が増えて、アカウントがシャドウバンされている可能性がある場合、下記のリンクから問い合わせが可能です。
問い合わせ先:https://help.x.com/ja/forms/safety-and-sensitive-content
「どのような問題がありますか?」という選択肢では「あるアカウントが私または他の利用者に嫌がらせをしています」を選択してください。

アカウントが凍結されてログイン・アクセスできなくなった場合
シャドウバンではなく、アカウントが凍結されてログイン・アクセスできなくなり、異議申し立てをしたい場合は下記リンクから異議申し立てが可能です。
異議申し立て:https://help.twitter.com/ja/forms/account-access
「アカウントについて、どのような問題でお困りですか?」の質問に対しては「アカウントのロックまたは凍結に関する異議申し立て」を選択してください。

シャドウバンになるのはなぜ?原因を解説
シャドウバンになる理由は以下のような点が考えられます。
スパム行為をしている
同一のアカウントから同じ内容の投稿や、DM、コメントを大量に生成していたり、複数アカウントをまたがって同じ投稿をしている場合もスパムだと認識され、バンされる可能性があります。
また、短時間にフォローとフォロー解除を繰り返したり、自動化ツールを用いていいねやコメントをすることもリスクがあります。
不適切な投稿内容・プロフィール内容
過激、差別的、性的、暴力的、違法性のある、著作権違反、Xの規約に反する内容などの投稿を繰り返している場合、バンの対象になる可能性があります。
投稿だけでなく、プロフィールアイコンやプロフィール文、プロフィールリンクなどに不適切な内容がある場合も対象となる可能性は否定できません。
投稿やアカウント単位で他ユーザーに「通報」されている
Xには、不適切な投稿やアカウントをX側に「通報」することができる機能があります。
多くのユーザーから通報されている場合、シャドウバンされる可能性があると言えそうです。

BOTや・自動化ツールなどで同じ操作を繰り返す
BOTや自動化ツールなどを用いて、他のユーザーにとって無益、あるいは害がある操作を繰り返している場合、悪質なスパムボットだと認識されてシャドウバンの対象になる可能性があると推測されます。
シャドウバンについてX(旧Twitter)がどのような公式見解を出しているかを解説します。
以前はTwitterがシャドウバンの存在を否定していた
2018年のTwitter公式ブログによると、もしシャドウバンを「投稿者が知らないうちに、投稿した人以外のすべての人に、コンテンツを発見できないように意図的にすること」と定義するのであれば、Twitterはシャドウバンをしていないと発表しました。
シャドウバンの代わりに、プロフィール情報やTwitter上の行動、他のアカウントとのやり取り、など様々なシグナルを元にアカウントやツイートのランク付けを行い、タイムラインや検索結果の表示を最適化していると記述しました。
定義によっては、上記のランク付けをシャドウバンだと認識することもできそうです。
出所:Setting the record straight on shadow banning
イーロン・マスク氏がシャドウバンの存在を認めアカウントステータス開発について言及
イーロン・マスク氏がX(旧Twitter)を買収後、自身のXアカウントにおいてシャドウバンの存在を認める投稿をしました。また、シャドウバンされているかどうか、シャドウバンの理由、異議申し立て方法を含む「アカウントステータス」機能を開発中であることも示しました。
シャドウバンが存在していることは間違いないようです。
シャドウバンに関するインスタグラムの公式見解
Instagramが公式声明として2023年5月に発表した内容によると、シャドウバンを「明確な説明や理由付けなしにアカウントやコンテンツが制限されたり非表示になったりする」と定義すると、Instagramがこのようなことを意図的に行うことはないと明記しています。
「広告を買わないとリーチを広げることはできないのではないか?」という疑問に対しても否定しています。
出所:https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/instagram-ranking-explained
さらにInstagramは、コンテンツの露出を減らすような要因がある場合には、利用者にステータスと要因を知らせ、異議申し立ての機会を提供しています。
「アカウントステータス」から、おすすめの対象になるかどうか、利用制限されている機能、アカウントに影響を与えている機能の削除を行うことができます。
▼アカウントステータスの確認方法
- プロフィールにアクセスして右上の三本線をタップ
- 下にスクロールして、「アカウントステータス」をタップ

アカウントステータスに問題がない場合、「削除済みコンテンツ」「おすすめできないもの」「利用できない機能」それぞれに置いて以下のように表示されます。

シャドウバンの種類
シャドウバンには、実際に存在しているかどうかは置いておいて、いくつかの種類が存在していると言われています。
各シャドウバンについて解説します。
サーチサジェスチョンバン(Search Suggestion Ban)
検索候補バンは、バンされたユーザー自身と、「センシティブな内容を含むツイート」を表示する設定にしているユーザー以外には、検索結果上でアカウントや投稿が表示されなくなるタイプのバンです。
サーチバン(Search Ban)
サーチバンはクオリティフィルタをオフにしているユーザーも含め、すべてのユーザーの検索結果上において、アカウントや投稿が表示されなくなる現象です。
リプライデブースティング(Reply Deboosting)
リプライデブースティングは、返信投稿が非表示状態になり「返信をさらに表示」をタップしないと表示されないようになるタイプのバンです。
返信をした相手に通知が届かなくなることもあります。

ゴーストバン(Ghost Ban)
ゴーストバンはリプライやタイムライン上などすべての面に置いて、アカウントや投稿が表示されなくなる最も重大なバンです。
自分からは他のアカウントが見えるのに、他の人からは見えないことからゴーストバンと呼ばれています。
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