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インスタの公式マーク(認証バッジ)とは?
インスタの公式マークとは、Instagramアカウントがその利用者本人または本物のブランドや団体であることをInstagramが認めたことを示す認証バッジのことです。
認証されると、プロフィールや投稿において、ユーザーネームの右側に青色のバッジが表示されます。

インスタの公式マーク(認証バッジ)を取得するメリット
インスタの認証バッジを取得すると以下のようなメリットを得ることができます。
なりすましの対策ができる
著名なブランドや著名人になりすましたアカウントが、Instagramユーザーを騙す被害が発生しています。
ブランドや著名人としても、ブランド毀損の恐れや、ユーザーが困惑してキャンペーンなどが正常に実施できない可能性があります。
認証バッジを取得していれば、ユーザーとしても本物かなりすましアカウントかを見極めやすくなるため、なりすまし被害の防止につなげることができます。
信頼されやすくなりアクション率が高まる
認証バッジがついていると、投稿やプロフィールを閲覧したユーザーに信頼されやすく、フォローやEC遷移などのアクション率が高まりやすくなる傾向があります。
インスタの公式マークを取得する2つの方法
インスタの認証バッジを取得する方法は2つ存在します。
以前から提供されているInstagram認証バッジと、一部の地域とユーザーに展開中のMeta認証です。

Instagram認証バッジは、申請しても認証される可能性が低いですが、費用がかかりません。
一方でMeta認証は、有料のサブスクリプションサービスですが、本人・企業の情報確認ができれば認証される可能性が高いです。また、Meta認証のサブスクリプションはプランによっては認証バッジの付与だけでなく、検索結果上での優遇や、リール動画に外部リンクを付与することができるなどの特典が存在します。Meta認証のプランや機能の詳細についてはのちほど詳しく説明します。
ただし、Meta認証は2024年9月現在、一部の地域やビジネスに試験展開中の状況であるため、アカウントによって申請の可否が異なります。
Instagram認証バッジを申請しても承認されず、Meta認証の申請ができる対象アカウントになっている場合は、Meta認証をサブスクリプションしてみるのもいいでしょう。
Instagram認証バッジ申請
まずは無料のInstagram認証バッジについて紹介していきます。
4つの申請要件
Instagram認証バッジの申請にあたって、申請が承認される要件を紹介します。
申請をする前に要件を満たしているかをチェックしてください。
本物である
Instagramアカウントが、実在の個人または登記されているビジネスや団体を表すものである必要があります。
唯一である
個人やビジネスごとに認証を受けられるInstagramアカウントは1つのみです。ただし、言語別のアカウントは例外です。
完全である
非公開アカウントは認証対象外です。公開アカウントであり、自己紹介とプロフィール写真が設定されており、申請と承認時にアカウントがアクティブである必要があります。
有名である
広く知られており、よく検索される個人やブランド、団体を表すInstagramアカウントである必要があります。複数のメディアなどで取り上げられている個人や団体である必要があり、有料コンテンツや広告によるメディア露出は審査の対象にはなりません。
認証バッジの付け方・申請方法
Instgram認証バッジの申請方法について具体的に解説していきます。
1. 申請画面にアクセスする
まずは下記の流れで認証バッジの申請画面にアクセスしてください。
- Instagramアプリのプロフィール右上から「設定とアクティビティ」にアクセス
- ビジネスアカウントの場合は「ビジネスツールと管理」、クリエイターアカウントの場合は「クリエイターツールとコントロール」、デフォルトの個人用アカウントの場合は「アカウントの種類とツール」に入ります
- 下部の「認証のリクエスト」をタップしてリクエスト申請画面に入ります
2. 真正性の確認
Instagram認証バッジの申請内容は大きく「真正性」と「知名度」の2項目に分かれます。
まずは真正性の項目です。真正性とは、Instagramアカウントが表している人物やビジネス、団体が真実であることを示すという意味です。
氏名を記載し、自分自身またはビジネスの本人確認書類を1〜2つ追加します。
各書類ごとに「書類の種類」を選択し、「ファイルを追加」ボタンをタップして書類の画像を追加します。
書類の種類は下記の選択肢から選択可能です。
- 運転免許証
- パスポート
- 国民識別カード
- 納税申告書
- 最近の公共料金領収書
- 会社定款
書類データはwordやpdfなどの形式で添付することはできません。「写真を取る」でスマホのカメラで書類を撮影してアップロードするか、「写真を開く」からスマホの写真ライブラリから写真を選択するかを選択してください。

3. 知名度の確認
続いて知名度の確認セクションに移ります。
このセクションでは、アカウントで名乗っている人物やブランドが、公的に認知されていることを示します。
カテゴリ
まずはビジネスや個人のカテゴリを以下の選択肢から選びます。
- ニュース・メディア
- スポーツ
- 政府・政治
- 音楽
- ファッション
- エンターテイメント
- デジタルクリエイター/ブロガー/インフルエンサー
- ゲーマー
- グローバルビジネス/ブランド/団体
- その他
国・地域
続いてアカウントの個人または組織が、どの地域で最もよく知られているか、国を選択してください。
オーディエンス(任意)
あなたのアカウントをフォローしている人について、どのような人物か、何に興味があるのか、なぜあなたをフォローしているのかを記入してください。
別名(任意)
アカウントで名乗っている個人または組織として知られているすべての名前をリストしてください。別名や他の言語での名前も含めてください。
リンク(任意)
アカウントが公的に認知されていることを示す記事、ソーシャルメディアのアカウント、その他のリンクを追加してください。ペイドコンテンツまたは宣伝コンテンツは考慮されません。(最大5個追加可能)
できれば権威性の高いメディアなどで企業やブランドが紹介されているソースを用意してください。
リンクタイプは下記3つから選択可能です。
-
4. 申請を送信する
申請フォームの入力ができたら「送信」をタップします。
リクエストの審査が完了すると、申請後30日以内に、[アクティビティ]にアカウントが認証されたかどうかを知らせる通知が届きます。
申請を却下された場合は?
認証バッジ申請を却下された場合、30日後に新たなリクエストを送信することが可能です。
結果の通知を受け取る前に複数回認証バッジ申請を送信した場合、前回の申請はキャンセルされます。
認証バッジ申請における注意点
取得後にユーザーネームを変更できない
認証バッジ取得後、@hottolink_prのようなInstagramのユーザーネームを変更できなくなります。申請前に希望通りのユーザーネームになっているか確認しましょう。
ただし、申請前に頻繁にユーザーネームやアカウント名を変更していると、不審なアカウントとして認識されて申請が承認されない可能性もあるので気をつけましょう。
「ホットリンク」のようなアカウント表示名は変更可能です。
関連:インスタグラムのユーザーネームとは?名前変更方法やおしゃれでかわいい例を紹介
認証バッジを取り消しされる可能性がある
認証バッジを取得した後に、InstagramやMetaの規約に違反する行動をしていると認証バッジを取り消しされる可能性があります。
具体的には以下のようなケースで、認証バッジ取り消しの可能性があります。
- 認証バッジを宣伝、譲渡、販売する。
- プロフィール写真、自己紹介、名前のセクションを使って、コミュニティガイドラインや利用規約に違反するサービスやアクティビティを宣伝する。
- サードパーティを通じてアカウントの認証を受けようとする。
- 公開アカウントを何度も非公開アカウントに変更する。
規約に沿った利用に努めるようにしましょう。
Meta認証
Meta認証は2023年7月から日本でも一部のクリエイターを対象に展開開始された有料のサブスクリプションサービスです。
月額費をMetaに支払うことで認証バッジをつけたり、その他の特典を得ることができます。
2024年9月現在では、一部のビジネスアカウントもサブスクリプション購入できるように展開され始めています。
Meta認証の特典一覧
Meta認証のサブスクリプション契約をすると認証バッジだけでなく、さまざまな特典を得ることができます。
各特典について紹介していきます。
認証バッジ
Instagram認証と同じく、青色の認証バッジがプロフィールに表示されます。
なりすまし対策
オンライン上で注目を集めているアカウントを狙う可能性がある「なりすまし」対策として、アカウントの積極的なモニタリングを実施し、ビジネスを保護します。
高度なサポート
一般的な問題についてメールやチャットで担当者によるサポートを受けられます。日本語にも対応しているようです。
社員のなりすまし防止
一部の従業員が、認証バッジを含むMeta認証の主要な機能を利用することができます。

プロフィール機能のアップグレード
リンクに画像を追加したり、ビジネスの主要な住所と複数のFacebookページやInstagramアカウントをプロフィールに掲載して、プロフィールを強化できます。

カスタムチャットテーマ
MessengerとInstagram Directのチャットをテーマカラーでカスタマイズできます。

検索の最適化
ブランドがより多くの人にリーチできるよう、検索結果のトップや上位に表示されます。

Facebookなどで「おすすめの認証済みビジネス」としてアカウントがレコメンドされる可能性もあります。

リール動画にリンクを追加
リール動画に外部リンクをつけて、利用者を商品やサービスの外部ページに直接誘導できます。

プラン別料金表と特典
Meta認証のプランは価格順に「スタンダード」「ビジネスプラス」「ビジネスプレミアム」「ビジネスマックス」の4つ存在します。
プラン別に料金と適用される特典が異なるのでそれぞれを紹介していきます。
▼Meta認証のプラン表

スタンダード
料金:月額1,600円〜
特典
ビジネスプラス
料金
- 最初の1年間:月額3,764円
- 2年目以降:月額4,182円
特典
- 認証バッジ
- なりすまし対策
- 検索の最適化
- リール動画にリンクを追加(毎月2件)
ビジネスプレミアム
料金
- 最初の1年間:月額10,038円
- 2年目以降:月額12,547円
特典
- 認証バッジ
- なりすまし対策
- 社員のなりすまし防止(2名)
- カスタムチャットテーマ
- 検索の最適化
- リール動画にリンクを追加(毎月4件)
ビジネスマックス
料金
- 最初の1年間:月額29,278円
- 2年目以降:月額41,826円
特典
- 認証バッジ
- なりすまし対策
- 社員のなりすまし防止(5名)
- カスタムチャットテーマ
- 検索の最適化
- リール動画にリンクを追加(毎月6件)
適用アカウント対象
Meta認証は2024年9月現在、すべてのアカウントが申請できるわけではありません。
2023年7月13日の公式リリースでは、以下のようにクリエイターのみへの展開であると発表しています。
現時点でMeta認証を利用できるのは、利用資格を満たしている個人、もしくはプロフェッショナルプロフィールを利用しているクリエイターのみで、ビジネスプロフィールは申請の対象外です。長期的には、クリエイターだけでなく、ビジネスやその他のコミュニティも含めた全ての利用者にとって価値があるサブスクリプションを構築したいと考えています。
出所:InstagramとFacebookのサブスクリプション「Meta認証」を日本でも提供開始
しかし、一部のビジネスではサブスクリプションが可能になっていることが確認されているため、後ほどご紹介する方法で、ご自身のアカウントで認証が可能かご確認いただくことをおすすめします。
利用申請資格
次に紹介する申請資格に該当しない場合、Meta認証を申請することができません。
▼利用申請資格
また、認証するビジネスアセットを管理しているビジネスポートフォリオに関する要件も規定されています。
▼ビジネスポートフォリオに関する要件
- ビジネスポートフォリオの所有期間など、最低資格要件を満たしている。
- ビジネスポートフォリオの全権限がある利用者の人数が上限を超過していない。
- 所在国がビジネス向けMeta認証を利用可能な国である。
申請するビジネスアセット(InstagramアカウントやFacebookページなど)に関する要件は以下です。
- 1つのビジネスポートフォリオの中で2つのビジネスアセットを申請できる
- 例)InstagramアカウントとFacebookページ
- Instagramプロビジネスアカウントである。このアカウントにはプロフィール写真とカテゴリの設定が必要になる場合があります。
- 投稿履歴やフォロワー数など、最低限のアクティビティ要件を満たしている。
- 所在国がビジネス向けMeta認証を利用可能な国である。
- 特定の期間内にアカウントの内容を変更(例: 所在国やプロフィール名、プロフィール写真、ユーザーネーム、Instagramプロアカウントタイプの変更)できる回数を超過していない。
- Instagram利用規約とInstagramコミュニティガイドラインに準拠している。
申請方法
Meta認証を申請/購入する方法はInstagramアプリとMetaビジネスマネージャの2種類あります。
Instagramアプリから
クリエイターアカウントの場合、2024年9月現在、Instagramアプリから申請が可能になっています。

- プロフィール画面右上の三本線マークをタップ
- 「アカウントセンター」をタップ
- 「Meta認証」をタップ
- 「次へ」をタップし、認証したいプロフィールを選択
- サブスクリプションの内容を確認し、「次へ」をタップ
- お使いのスマートフォンのアプリストアで決済
- 支払後に本人確認が行われます。認証のための情報を送信してから、最大48時間かかることがあります。

Meta Business Suite / ビジネスマネージャから
ビジネスアカウントの場合、Meta Business Suite / ビジネスマネージャから申請が可能です。
※事前にMeta Business Suiteのセキュリティセンターからビジネス認証を完了しておくことをおすすめします。

- ビジネスマネージャの「設定」ページにアクセス
- サイドバーのメニューから「Meta認証」を選択
- 「開始する」をクリック
- プランを選ぶ
- 認証するアカウントを選ぶ
- ビジネス情報を入力する
- 支払方法を選択する
- 「サブスクリプション登録する」をクリック
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