SNSコラム

「りおた」の絵は、なぜ有名選手を魅了するのか? イラストレーターりおた #ザ・プロフェッショナル

2023年10月03日
SNSコラム | ザ・プロフェッショナル

似ている。すごく似ている。

強くカリカチュアライズ(戯画化)されてるのに、「あの人」「あの空間」「あのスタジアム」を完璧に再現している。

なぜ似ているか、素人には言語化できない。「すごいことはわかるが、説明できない」。そんな唯一無二のイラストを描くのが、イラストレーター・りおたさんです。

33歳にして、すでに楽天ゴールデンイーグルスや広島東洋カープの案件を制作。MLBミネソタ・ツインズの前田健太選手や横浜DeNAベイスターズの山﨑康晃選手、トレバー・バウアー選手からイラストをリクエストされるなど、その名を着実にスポーツ界に刻んでいる気鋭のイラストレーターです。そんなりおたさん、実はホットリンク社員との浅からぬ縁がありました。

各業界で活躍するさまざまなプロフェッショナルと、SNSやマーケティング、ビジネスのあり方について考える対談シリーズ「ザ・プロフェッショナル」。今回のモデレーターは、ホットリンクの石渡広一郎(CNS事業本部 本部長)、編集者の澤山モッツァレラの2名でお送りします。

(写真:松島星太 取材・執筆・編集:澤山モッツァレラ

ツッコミどころを複数用意して、関心を惹く

――石渡さんとりおたさんの出会いは、いつからですか?

石渡:
直接の面識を持ったのは、2022年6月ですね。広島での個展にお邪魔したのが最初です。その前から澤山さんに紹介され、2022年1月ぐらいからグーネットさんの案件でご一緒しています。

りおた:
当時は自身のキャリアに悩んでいて、パフォーマンスも下がっていた頃だったもので…。澤山さんにご紹介いただいて。本当に助かりました。

――いやいや(笑)。友人として6年ほど交流がありますが、当時から才能にあふれていたし、きっかけがあれば爆発すると思っていました。一緒に仕事ができて感慨深いです。石渡さんは、りおたさんをどんなイラストレーターだと評価していますか?

石渡:
案件の与件と「ユーザーが良いと思うもの」を満たすことを同時にクリアできる、質の高いイラストレーターさんですね。

例えばグーネットさんの案件では「クルマの良さを出す」という観点がまずあります。ただ、その観点だけではイラストとして埋もれてしまいがち。

ちゃんとユーザーさんが見て楽しめるものを、毎回提示できるのは本当にすごいと思ってます(過去の作品は #りおた車イラスト で検索できます!)。

加えて、パターンが毎回違うんですよね。特段指示をしなくても、いろいろな画角やパターンを提示してくださるのも、本当に助かってます。

りおた:
クルマだけを描くとクルマ好き以外の方には刺さりづらいですが、いろいろな生き物と一緒に描くことでインパクトを出せる。イラストだから、非現実的な世界観を出せるんですよね。「新しい見せ方を提示できるのでは」と思って描き始めたことを覚えています。

石渡:
りおたさんは、そういう工夫を能動的にやってくれるんですよね。こちらからリクエストは一切出していないです。

りおた:
任せていただけて、ありがたいですね。要望が多いと構図や発想に制約が出すぎて、結果として何を主張したいかが見えてこない、インパクトのないイラストになったりすることもあります。

もっとも、完全にノーヒントではないですよ。グーネットさんや石渡さんのお話からも「このあたりに熱量を求めているんだな」と感じ取れるので。そこを汲み取って、昇華する形で描いています。

――どういうコンテクストで機能させるか、というところまで考えて描いているのが素晴らしいですね。

石渡:
加えて、拡散にも積極的に協力いただけるのはありがたいです。りおたさん自身X(旧Twitter)で16,000フォロワー(2023年9月20日時点)いてエンゲージメントも非常に高い方ですが、何度も引用リツイートいただいたり。

りおた:
広告案件というか、SNSを伸ばすお手伝いをするお仕事をイラストを通じて任されている以上、数字が評価に直結するので。自身のイラストのインプレッション数を伸ばすためなら、ズルにならない程度にはあらゆる手段を手を尽くしたいです。そこを寛容に捉えていただいているのはありがたいですね。

僕の描くイラストは、情報量が多いんです。背景にいろんな仕掛けをしていたり、「駐車料金は一週間100万円になります」とか小ネタを仕込んでいたり。そうすると、人は意識的にツッコみたくなる性分があるので、引用リポストがすごい数になります。

僕は野球ファンの方に多くフォローいただいているので、ある球団を連想させる動物を描いたり。人の琴線に触れるようなキーワードを散りばめて描くこと、ツッコミどころを複数用意して関心を惹くことはいつも考えています。

石渡:
SNSマーケティングのリテラシーが高いですよね。ユーザーが反応しやすい要素をイラストの中に取り込んでいく。タイムラインに埋もれないよう、ご自身で何度もセルフリツイートや引用リツイートを行なう。 

実は、クリエイターさんがご自身の制作物を拡散まで行うケースはそう多くないんですよね。そういう部分でも特徴的だなと思います。

りおた:
何か一つの作品についても、「こういう面があるんですよ」という裏側を自分で提示すると、そこから会話が生まれてより多くの人に届いたりします。「この作品、もっと可能性があるのにな」「もったいないな」と思うことは確かに多いですね。

どんな手を使ってでも、というと語弊ありますが、人に知ってもらうためのパターンを自分で提示していくのは大事だと思います。制作者だからこそわかることも多いかなぁと。

見てくれる人みんながみんなイラストに興味を持ってくれるわけでもないし、細かい部分や意図には気付いてもらえないと思うので、そこをあますことなく伝えて知ってもらえたらより楽しんでもらえるかなと…!

鳥山明先生はすごく参考にしていました

石渡:
イラストレーターを志したのは、どういうきっかけだったんですか?

りおた:
元々は漫画家になりたかったんです。小学校6年生くらいから本格的に描き始めて、中学生までは漫画家を目指していました。

ただ描いていくほど「僕は、ストーリーより絵を描くほうが楽しいな」って気づいて。高校生の時に「イラストを描くことで成立する職業がある」と知って、そこからイラストレーターになりたいと思い始めました。

もちろん、ただ描くだけではダメ。自分の好きな作家さんを研究したり、絵の描き方の本を読み漁っては「自分だけの絵柄を作ろう」と必死にもがいていましたね。絵を描いては両親や友人、知り合いの大人に見てもらうのを繰り返す日々でした。

石渡:
すごいですね。参考にした作家さんはいますか?

りおた:
当時はまだイラストレーターさんという仕事を把握しきれていなかったので、小中学生の頃だと漫画家さんですね。特に、『DRAGON BALL』の鳥山明先生はすごく参考にしていました。

――鳥山明先生は、デザイン会社に勤めていた時期もあるそうですね。

りおた:
一枚絵のクオリティがすごすぎますよね、化け物だと思いますw その頃の絵も出てきました、こんな感じです。

りおた:
「この調子で続けたら、絶対にすごい作家になれるぞ」という漠然とした自信がこの頃からありました。

絵のお仕事で食っていけるようになるのは当たり前であって、通過点でしかないっていう意識すら幼くして芽生えていました。めちゃくちゃな量を描いていましたね。

石渡:
投下時間が一般人と全く違うんですね。

りおた:
両親からも反対されなかったですね、応援されていました。

石渡:
イラストの構図は、ひらめきなんですか?

りおた:
どちらかというと、過去描いてきたパターンを取り入れながらずらしたり、工夫していますね。

グーネットさんの場合クルマの絵だけを描くのではなく、上から観たり下から煽ったり、後ろから観たり。主役にしたり脇役にしたり、配置転換しながら構図を考えることが多いです。

石渡:
一枚絵って動きを出すのが難しいと思いますが、りおたさんのイラストはダイナミックさがあります。

りおた:
このあたりは、漫画からの影響が大きいですね。鳥山明先生をはじめとする漫画家さんを模倣していた頃、自然にスタイルができてきたんだと思います。

あとは職業柄、野球とサッカーのイラストを多く描いてきたこともあります。むしろ、動きのないおとなしい絵を描くほうが苦手かもしれません(笑)。

石渡:
羽生結弦さんのイラストは、独特ですよね。彼の動きのダイナミックさが、イラストから伝わります。

りおた:
他に仕事を抱えている状態なので、「(限られた時間で)魅力を最大化させるにはどうするか」「かつ、面白い見せ方をできるか」と考えています。

羽生結弦さんの場合、あまりにも認知されすぎているので、下手に顔を描くとファンからのクレームにつながる。そこで、顔をなるべく描かない、かつ羽生さんの手足の長さ、遠近感で奥行きも出せる構図が思い浮かびました。

――これを北京五輪で出場した翌日までに出せるのが、すごすぎるんですよ(笑)。 

「顔を描かなくても誰だかわかる」絵が好きです

りおた:
基本的に、僕は「いかに省略できるか」を考えています。そして、そう発想すると結果的にいいものができるんですよね。

――りおたさんの絵柄は、単体で見ると明らかに本人ではないのに、俯瞰で見ると「あ、本人だ」とわかるんですよね。

りおた:
羽生結弦さんのイラストは、僕の最高傑作だと思っています。この構図自体は、存在しないものです。インスタや動画でググっても様々なパターンの資料写真が転がっているので、「この(存在しない)アングルで描いたらすごいものができるのでは」と考えて描いたんです。

石渡:
今までたくさん描いたからこそ、そういう当て感があるんですね。

――大谷翔平選手の絵もすごいですね。これだけカリカチュアライズしているのに、ちゃんと本人だとわかる。顔を描かないのは意図したものですか。 

りおた:
そうですね、「顔を描かなくても誰だかわかる」絵が好きです。顔って、すごく情報量が多いんですね。少しでもデザインが狂うと、途端に本人だと認識できなくなる。

似顔絵をずっと描いてきたからわかりますが、顔に特化しすぎると「全体のシルエットを考える」「どういう文脈で使われるかを考える」というバランスが難しくなるんですよね。

サッカーでも、テクニシャンだけど組織の中で機能しない選手っているじゃないですか。似顔絵だけにとがりすぎると、そうなりがちなんですよね。

石渡:
りおたさんは、もともと似顔絵でキャリアを出発されたんですね。 

りおた:
そうです、主にサッカー雑誌で似顔絵や4コマ漫画、1コママンガを描かせていただいていました。時事ネタを風刺したり、対面で似顔絵イベントをやったり。今も時々はやってますが、だいぶ頻度は減りました。

やっていてよかったと思うのは、急なお願いに対応できることですね。「誰々選手っぽい似顔絵描いて」と言われても、苦手意識なく取り組めます。「あまり似せないようにふんわり寄せる」とか、特殊な依頼に対しても対応できるようになりました。

楽天イーグルス、中国新聞……巨大案件が次々舞い込む理由

石渡:
ここからは、キャリアの転換点となった2作品について伺います。まず。2022年3月29日発刊の中国新聞本紙で、「広島東洋カープ本拠地開幕 全面ラッピング紙面」を担当されたことですね。

――キャリアチェンジの瞬間だったと思いますが、お仕事の依頼を受けたときはどんな気持ちでしたか?

りおた:
まさかこの広告に携わらせていただける日が訪れるとは、という感覚ですね。中国新聞さんの広島東洋カープ全面ラッピング紙面広告を毎年見て、「ああ今年も開幕だなあ」と思っていたんです。自分がイラストという形で関わらせていただけるとは。

この新聞広告はカープファンのほぼほぼ全員に知れ渡るような価値があるものなので、ご相談が来た瞬間は「良いものを出せば、自分の人生が変わるかもしれない」と思いましたね。

――依頼された方は、元々お知り合いだったんですか?

りおた:
いえ、完全に初見ですね。依頼の経緯は、「アメトーーク!」という番組で取り上げられたオリックスバファローズにいたアダム・ジョーンズ選手のイラストを描いたことだったんです。

イラストを描いてツイートしたら、なんと投稿した2〜3分後に本人がわざわざアイコンを変えて設定してくれたんです。

石渡:
すごいですね。

りおた:
それがすごい騒ぎになって、ある野球専門メディアに特集記事を組んでいただいたんです。その中の「イラストまとめ」みたいなコーナーを、中国新聞の紙面を担当しているデザイナーさんが見てくれて連絡をくださったという経緯ですね。

石渡:
タイムリーにイラストとして上げる、というのはSNS時代に即していますね。昔からこういう投稿スタイルだったんですか? 

りおた:
そうですね、かなり以前からやっていたんですが、なかなか実を結ばなくて。

ただ、こういう投稿を続けた結果、前田健太選手にひっそりと知ってもらえてイラストを依頼された経験はあります。描いた当時は反響がそこまで大きくなくても、選手本人に届くことがあるんだとビックリしましたね。どこかで見てくれる人は必ずいるんだなぁと。

――今年(2023年)実施した楽天ゴールデンイーグルスさんの『夏スタ!~イーグルス真夏の大冒険~』メインビジュアル担当も大きな転機になったと思います、こちらはどういう経緯で実現したんですか?

りおた:
こちらは、球団から直接ご連絡いただきました。そこから3週間~1ヵ月ぐらいのスパンで作り込んでいきましたね。声を掛けて下さった担当者さんは、前職の頃から僕のイラストを知っていてくださったようで。カープの紙面を見て、「この人は野球も描けるんだ」と知ってオファーをくださったそうです。

――完全に中国新聞の流れからつながっているんですね。明確にキャリアアップにつながる依頼が次々に舞い込んで、しっかりこなしている印象です。

りおた:
そうですね、近年はありがたいことに。ファンの方からの声や反響も一気に増えたと同時に、楽しくてワクワクするお仕事も比例するように増えて、とても幸せな時間を過ごさせていただいています。 

大人数を描いても、ゴチャつかない理由

――これだけ大人数を描いてるのに、ゴチャつきがないのはすごいなと毎回思っています。どういう工夫をされているんですか?

りおた:
まず配色ですね。例えば楽天ならユニフォームがアースグリーンという少し暗めの緑なのと、インナーカラーがクリムゾンレッドという配色なのでこの2色を軸に決めていきました。

アースグリーンと紅色って、色合い的に重くなりすぎるのでやや難易度が高くて。そのバランスを保つために、彩度を上げたときも負けないピンクっぽい肌色にし、空の色はクリムゾンレッドに近い紫色にしました。

これでバランスを取れるので、黄色を差し色として入れることで境界線を作れば、画面づくりがうまくいくのではと思いました。 

――一枚の絵の中に、これだけ奥行きが出せるものなんですねえ。

りおた:
そう見せるテクニックを使ってるだけですが(笑)。手前になるべく大きく人を置いて、上に行くにつれ人を小さくする。その流れを作って、上の方にひっそりと滝を描いたり、背景を小さく見えるように置くと錯覚が起きるんですよね。

左上の恐竜も、実際の大きさはさほどでもないのですが、ここに配置することで心理的に大きく感じさせることができます。実は、色も全く同じ色にしているんですよ。例えば、恐竜とイーグルスの黄色は同色です。似たような色でグラデーションをつけることもできるのですが、ゴチャついてしまうんですよね。

――観覧車の配置も興味深いですね。ほとんどの人は日常的に観覧車を近くで見ないので、「遠くにある大きなモノ」という認識がありますよね。滝、恐竜、観覧車、花火などを「最上部に小さく置く」ことは、そうした錯覚を意図したものですか。

りおた:
ですね、そういう認識で配置しています。こういう話、普段澤山さんと全然しないから新鮮です(笑)。色づくりのルールについては常日頃から気をつけています、カープさんのイラストについても基本的には同じです。

りおた:
こちらも赤、白、水色という色使いですね。あとは球場の芝生の黄緑が見えたらいい、基本的にはその3色でまとめようと思いました。カープのユニフォームは紅白で、色合いがいい。そこでまとめつつ、雲の色も白でいけるので。色をまとめたら、それだけで調和が取れます。

構図に関しては同じで、手前に大きな人を置いて奥に小さい建物を置く。この場合はバックスタンドですが。

――「バックスタンドは遠くにある」という認知があるので、それを利用して「遠くにある=本当は大きい」という錯覚を引き起こしているわけですね。

りおた:
新幹線も走っていますから。「奥にあるものは、実は大きい」という構図になっています。

あと、地味にこだわっているのは山の稜線と空です。広島出身の澤山さんはわかると思いますが、この山は広島の風景を忠実に再現しています。気づく人は気づくかな、と思って。

――違和感なさすぎてスルーしていましたが(笑)、確かに広島の山ですね! 広島は中国山地に囲まれているのですが、広島市に限ると標高1,000m以下の低い山がほとんどなんですよね。

りおた:
ちゃんとそこを描いたら分かる人には「おおっ!」って思われるでしょうし、気づかれなくてもいいかな、とも思ってました(笑)。あと、こだわったのがスタジアムの観客席をほぼ1人1人を緻密に描き加えつつ、ビールの売り子さんもエリアごとに配置してスタジアムの日常を感じさせるストーリーを仕掛けた事です。よーく見たら分かるかなぁと…!

――こういうディテールまでスキがないからこそ、多くの人に刺さるイラストになっているんでしょうね。

バウアーと山﨑が、Tシャツを身に着けてくれた!

――りおたさんは、仕事に関係のないイラストをタイムリーにアップすることで想像もしなかったような出来事を数多く起こしています。最近では横浜DeNAベイスターズの山﨑康晃選手、トレバー・バウアー選手にイラスト入りTシャツを着用いただいたり。

りおた:
もともとバウアー選手は日本に来る前から気になってた選手で、サイ・ヤング賞を取るほどの偉大な選手なんですが、とにかく探究心がすごくて。MLBとNPBのボールを半分に切って断面を見て、ボールの違いを確認したり。行動力の人なんですね。

それに加えて、親日家で。メジャーリーガーって必ずしも日本の野球を対等に見ていないところがある気がするんですが、そういうところもなくフラットに見てくれる人で。

「いつか日本に来てくれないかなぁ?」と思ってたら、紆余曲折あって本当に来日することになり驚きました。YouTubeもすごく面白いんですよね、野球だけでなく様々な日本の文化を楽しんでいて。

秋葉原で、マンガ本屋さんに入ったらピンク系の同人コーナーに迷い込んで慌てて退散したり(笑)。そしてなんと言っても日本語翻訳の音声がシュールだし、権利関係で使えない野球のシーン映像を自身で日本刀をバット代わりにして完全再現したり。

見れば見るほどなんて人柄がチャーミングな人なんだと夢中になっちゃいまして。(バウアー愛を語るとキリが無いので割愛します)

「この人ずっと描きたいな」と思ってたんですよね。この人の人柄なら全力で描いたら応えてくれるんじゃないか、と思って描いて、「この浮世絵のイラストをどうやったら御本人に送れるんだろう?」と呟いたら、山﨑康晃選手からリプライが届いたんです。

――選手が普通に見ているのがすごい(笑)。めっちゃ注目されてますね。

りおた:
球団事務所に送って下されば、 僕ら選手の元に届きます 僕のデザインの物もお待ちしてますね わぁ楽しみだなー笑」と来て。リプをいただいた当時はフォローされていなかったんですが、どこから流れ着いたんでしょうね(笑)、改めてXのアルゴリズムすごいですよね。※これがキッカケで後日フォローをいただきました

オールスターまでにどうにか制作が間に合って、お届けできたので、オールスター直前の練習にお二人が身につけてくれた、という経緯です。なんならバウアー選手はそのTシャツを着たままマツダスタジアムの食堂でご飯を食べてたし、YouTubeにもこのTシャツで出てくれたんです。

MLBと日本のオールスターゲームについて

――選手がわざわざ絡みに来る、というのがとんでもないですよね。お二人とも公人なので、「絡んでも変なことにはならない」というベースの信頼感がありますね。

りおた:
僕にそんな信頼感が!? あるといいんですけどね…!(笑)。あ、そうそう。他にもJ1・サンフレッチェ広島の満田誠選手がこのイラストをアイコンに使用してくれたり、いろんなことがありました。

――事例を紹介したら、キリがないほどありますね(笑)。本当に終わらないので、このあたりにしましょう。最後に石渡さん、今後どのような案件でご一緒したいですか?

石渡:
りおたさんって、毎回毎回新しい一面を見せてくれるんですよね。私自身がりおたさんのファンですので、これからも、りおたさんの新しい一面が観られるような案件でぜひご一緒していきたいなと思っています。

――僕自身も、6年来の友人と仕事ができることを本当にうれしく思っています。りおたさん、引き続きいろいろな案件でご一緒しましょう!

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