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この記事の内容
みなさんは、ショート動画(短尺動画)を効果的に活用できていますか?
近年、TikTokをはじめ、YouTube ShortsやInstagramのリールズなど、各SNSでショート動画を取り入れる動きが活発です。マーケティングにおいても大きなトピックになっていますが、どのように活用すれば良いか分からず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ホットリンクでは、2023年4月26日に「ショート動画最前線!成功事例から学ぶ、動画SNS活用の極意」と題したウェビナーを開催。当社のマーケティングを担当する成神が、メディアを取り巻く環境や動画SNSの活用方法などを解説していきました。
この記事では、「これからショート動画を本格的に活用したい!」という方に向けて、同ウェビナーで解説した内容をお届けします。
(執筆:ヒガシダシュンスケ 編集:倉内夏海)
成神 佳彰 株式会社ホットリンク マーケティング本部 マーケティング部 リーダー
人材系のベンチャー企業を経て、2022年にホットリンクに入社。前職では転職系YouTubeチャンネルの立ち上げから登録者5.5万人へグロース、月間40万PVのメディアの責任者、コーチングサービスのマーケティング責任者などを経験。現在はホットリンクのマーケティングを担当。
ショート動画を扱う主なSNSとして、TikTok・YouTube・Instagramがあります。ショート動画はスマホでの視聴を前提としているため、縦型が主流です。
どのプラットフォームにも、「ユーザーごとに最適化されたコンテンツが表示される」という特徴があります。例えば、料理の動画をよく見る人には料理、動物の動画をよく見る人には動物の動画が優先的に表示されます。
その結果、投稿者自身のフォロワー数とは無関係に再生数が伸びたり、短期間で爆発的に動画が再生されることもあります。ユーザーとの接点が持ちやすい点は、ショート動画ならではの強みと言えるでしょう。
一方、通常のYouTube動画などの長尺動画と比較すると、動画の尺が短いため、商品(なかでも無形商材やパッケージなどの見た目に特徴がないもの)の魅力を十分に伝えるには、動画構成やメッセージの工夫が求められます。
続いて、プラットフォーム別のショート動画の特徴について解説していきます。
TikTokは、2024年に広告収益がYouTubeを超えるという予測(※1)も出ているぐらい好調な動画プラットフォームです。ソーシャルメディア史上最速で10億ユーザーに到達し、直近ではユーザー数が15億人を超えています(※2)。
日本に上陸した当初は、音楽に合わせて踊る動画が中心でしたが、現在はメイクや料理動画、教育系コンテンツなど、幅広いジャンルが投稿されています。企業アカウントも増えており、トレンドに合わせた投稿をすることで、ブランディングや若年層への認知獲得に成功している例もあります。
また、動画などのオリジナルのコンテンツを作成する「クリエイター」に対して、広告収益を分配するプログラムの提供を検討していることも発表しています(※3)。
(※1)TikTok、広告収入で急成長 24年にYouTube越えの予測
(※2)わずか4年で10億人超えのTikTok、インスタの2倍の速度で成長
(※3)TikTok Pulse: bringing brands closer to community and entertainment
2020年9月にリリースされた「YouTube Shorts(YouTubeショート)」は、従来の長尺主体のYouTube動画とは異なり、60秒以内の短い動画を扱っています。YouTubeアプリを起動した際にShortsが表示される仕様になっており、YouTubeとしても注力しているフォーマットであることが分かります。
投稿される動画のジャンルはさまざまですが、「長尺動画の切り抜き」も多く見られます。TikTokと比較すると、ミーム(インターネットやSNS上で流行の「ネタ」として拡散されるコンテンツ)が生まれることはまだ少なく、音楽で繋がる文化も弱い傾向にあります。
その分、一過性ではない「資産性が高いコンテンツ」を生み出せる動画フォーマットと言えます。また、コメント欄にURL貼ることが可能なので、外部誘導に向いている点も特徴です。
なお、これまでは長尺動画に対してのみ報酬が支払われていましたが、2023年2月よりYouTube ショートの収益分配も開始されました(※4)。
(※4)YouTube ショートの収益化ポリシー
2020年8月にInstagramに追加された「リールズ(Reels)」は、短尺動画形式のコンテンツを作成・投稿できる機能です。リールズも、グルメや美容、ファッションなどの「インスタ映えするジャンル」で再生数が伸びる傾向にあります。
Instagramの運営元であるMetaは、「Q2 2022 Earnings」で、ホーム画面に表示する「レコメンド」の割合を、2023年末までに約2倍にすることを発表しています。これまでのフォローした人のコンテンツを楽しむプラットフォームから、フォロー外の投稿を含めた「エンタメコンテンツを見る場所」へと変化していきそうです。
また、MetaはInstagram全体の利用時間のうち、30%をリールズが占めることも発表しています。リールズのレコメンド枠が増えていることからも、「ショート動画を中心としたエンタメコンテンツを楽しむ場所」になっていくことが予測できます。
続いて、動画フォーマットごとの特徴や使い分けについて解説します。
長尺動画
YouTubeに代表される動画フォーマットです。情報量の多さが特徴で、再生時間が1時間を超えるものもあります。資産性に関しても優れており、1~2年前の動画でも再生され続ける傾向にあります。
ショート動画(短尺動画)
TikTokなどで親しまれているフォーマットで、先述した通り「ユーザーとの接点の取りやすさ」に優れており、再生回数も伸びやすいです。尺が短いため、たくさんの情報を詰め込むことには向いていません。
ライブ配信
インスタライブに代表されるフォーマットです。接点の取りやすさは、他のフォーマットには劣りますが、リアルタイムの質疑応答など、視聴者とインタラクティブなやり取りができる点など、ライブならではの強みをもっています。
一概に「このフォーマットが良い、悪い」ということはなく、それぞれの特性を理解して使い分けたり、組み合わせたりしていくことが大切です。
ここからは、ショート動画に特化して、再生回数を伸ばすために必要な思考法を解説していきます。まず最初に、プラットフォームの構造を理解しましょう。
プラットフォームが売上を伸ばすためには、YouTube Premiumのようにサブスクリプションサービスの契約者を増やす方法もありますが、広告収益を増やすことが重要です。そのためには、プラットフォームの利用者数(なかでもアクティブユーザー数)や、利用時間を伸ばさなければなりません。
利用時間を伸ばすためには、ユーザーを留めてくれるクリエイターの存在が大事になります。クリエイター側も、フォロワーが増えることによって仕事や収益につながっていくので、投稿をバズらせようと意識するわけですが、「動画の満足度を最大化させること」が、動画が拡散され、多くの人に視聴されることへつながっていきます。
満足度が最大化されている動画とは、「繰り返し見たくなる動画」「最後まで見たくなる動画(完全視聴される動画)」が該当します。動画活用に取り組む際は、尺の長い動画を作る前に、短くてもいいので最後まで視聴してもらえる動画を作りましょう。
ショート動画の活用に成功している例として、弊社のメンバーである相良が運営しているTikTokチャンネル「旦那ごはん」をご紹介します。同チャンネルでは、ヘルシーな料理のレシピを紹介しています。100万再生の動画が4本あり、そのうち1本は300万再生を超えています。
@danna_gohan31 万年ダイエッター時代のいちばんの失敗は食事を抜くこと。リバウンドしやすくなりますよね🥲抜くんじゃなくて栄養を足すのが大事、と旦那が言って出してくれたのがこちら🥬#旦那ご飯 #旦那ごはん #料理男子 #痩せ飯 #やせめし #彼ごはん #CapCut ♬ 酔いどれ知らず - Kanaria
彼女も、再生数を増やすために重要なこととして「完全視聴率を上げる」を挙げています。動画制作時にどのような点に気をつけているのか、具体的に教えてもらいました。
相良: ユーザーは「興味がない」と思ったらすぐに動画をスキップします。そのため、動画の冒頭1〜2秒が重要になります。
再生直後から視聴ユーザーを引きつけ、完全視聴してもらうために、次の3つを意識しています。
私の場合は、「旦那のごはんで9kg痩せました」という実績をアピールし、ユーザーの感心を引き付けています。
最初に完成形を見せることで、ユーザーが最後まで見たくなるように促しています。過程を見せる際は、0.5秒ごとにシーンを切り替えるように編集し、離脱防止の工夫も施しています。動画をサクサクと最後まで見てしまえるように編集することで、完全視聴率を上げています。
レシピ動画においては美味しそうに見える「シズル感」も重要です。細かな動画編集テクニックを駆使するだけではなく、紹介するものの魅力(私であれば、料理の美味しさ)を伝えるシーンも盛り込みましょう。
動画SNS、とくにショート動画市場は成長を続けており、マーケティング活動においても欠かせない存在となっています。プラットフォームの構造の理解や、再生回数を最大化するために最初の1〜2秒に注力するなど、さまざまな「仕掛け」も重要です。みなさんのマーケティング活動にも、お役立ていただけますと幸いです。
ホットリンクには、SNSに精通したコンサルタントやマーケター、クリエイターが、各媒体の特性を踏まえたショート動画活用をご支援しています。もっと詳しく動画SNSやショート動画活用を知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
動画広告の制作と複数のSNSでの広告運用をセットにした「縦型ショート動画広告パッケージ」もご用意しています。
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