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この記事の内容
ホットリンクCMO・いいたかゆうたが、各業界のトッププレーヤーを迎えてお送りする対談シリーズ「ザ・プロフェッショナル」。今回のゲストは、株式会社YOUTRUST代表取締役の岩崎由夏さん、同社CMOの大前宏輔さんです。
今回のテーマは「転職者にとって、フェアな世界をつくるために」。転職経験ある方は、大なり小なりピンと来るテーマではないでしょうか。
転職者と企業間における情報の非対称性は、まだまだ残っています。転職者にとって、必ずしもフェアとは言いがたい状況もあるのでしょう。
そうした状況を憂慮した岩崎さんが、2017年12月に立ち上げたサービスが「YOUTRUST」。現在のタグラインは「信頼でつながる日本のキャリアSNS」です。
SNS時代における転職のあり方について、「信頼」という言葉が入っているYOUTRUSTの今後について、真摯に格闘するお二人に話を伺いました。
(撮影:八木竜馬 編集協力:サトートモロー 進行・編集:澤山モッツァレラ)
澤山:
岩崎:
大前:
2018年9月にメルペイに転職し、そこからはずっとマーケティングの仕事をしています。メルペイの最後はマネージャーになって、2021年4月からYOUTRUSTにジョインしたという経緯ですね。
いいたか:
例えばエージェントさんにしても、彼らのビジネスモデルって成約したら転職者の年収35%をコミッションで受け取るものなんですね。例えば年収1,000万円の人なら、350万円が入ります。
そうすると、お金のある会社は「競り」みたいなことが始まってしまうんですね。「ウチは50%出すから優先して紹介して」「じゃあウチは100%」みたいな。エージェントさんも売上目標を持っているので、同じ人ならフィーが高いところへ転職させたい、という力学が構造的にどうしても働いてしまう。
そこに、強い違和感があったんです。
今後日本の労働人口はどんどん減っていき、「超」売り手市場になる。一方、終身雇用みたいな慣習もまだ残っている。ちょうど、時代の狭間みたいな時期ですよね。
ここで人材の流動性を上げていかないと、労働市場は緩やかに死んでしまう。そこに対して、YOUTRUSTが貢献できる部分は大きいと思っています。
YOUTRUSTには転職・副業意欲のステータスを「積極的に探している」「良い案件があれば」と4段階で示せるのですが、リリース前は「今の会社の手前もあるし、転職意欲を公開するわけないやん!」って声が結構あったんですよ。
でもベータ版を出して検証したら、最初から12%ぐらいの人が「転職意欲あり」という表示をしてくれたんです。
キャリア選択にせよ給与明細にせよ、隠すものじゃないという価値観を持つのが私より年下の世代。その層に、そこそこ脂が乗ってきたということかなと思ってます。
もう一つは、「無駄撃ち」が少ないことですね。YOUTRUSTでは転職意欲のある・なしが明示されているので、意欲のない人にオファーを送らずにすみます。これは、双方にとってメリットが大きいのではと思っています。
でも、転職経験を重ねるほど「あれ、エージェントさんを使わんでもチャンスあるんちゃう」ってなる人多いんですよ。それこそ大前を見ていても思うことで。
35%もコミッションを払うなら、年収に上乗せしてもらう交渉もできる。そのほうが、会社にとっても個人にとっても健全な世界ではあります。
でも、2021年現在ではみんな転職慣れしてきているから、必ずしもエージェントを頼らない人も増えているのかなと思っています。
当時はYOUTRUST自体のマーケチームが立ち上がった頃で、フルタイムのメンバーはゼロ。岩崎自身の吸引力でスタートアップ界隈の人たちが使ってくれていましたが、世間には浸透してませんでした。
そこで、当時はリモートワークが普及して副業解禁の流れが加速していたので、「#すごい副業」という企画を立てました。「YOUTRUSTなら、魅力的な副業先が見つかりますよ」というものですね。
フレームとしてはシンプルで、有名な起業家さんや話題の企業の新規事業を副業で手伝える、というものです。採用に困っている企業さんと質の高いユーザーさんをマッチングし、「副業ってどうやればいいの?」と思っているユーザーさんへの訴求を狙いました。
その流れで、今年4月にはアプリを出しました。
アプリをリリースしたのが確か4月12日なんですが、その日の1カ月前に「せっかくアプリ出すなら、ドカンと使われてほしくない?」となって。
どうしたらその日にドカンと使われるかなと思って、ひたすらお願いするのに加え、フルタイムの社員はその日1日予定をブロックして会議も入れず、Twitterに張り付いてリツイートしまくってました。
「日本の」は、特に強調したいところですね。日本発で成功しているビジネスドメインのSNSって、なかったと思うので。ただし、一つ大きな誤算がありまして(苦笑)。
4月12日にアプリを出して、ゴールデンウィークまでは順調だったんですが、特に連休後半になると勢いが落ちてしまって。
そこで、「もう一度ブチ上げるタイミングはどこだろう?」となったときに、8月に実施される資金調達がありました(参照)。そのタイミングでプロダクト、マーケティング、PRとも全社一丸になって盛り上がれるプロジェクトを立ち上げよう、と思って。
そこで繰り出したのが、OOH施策という経緯でした。
なんと...‼️ユートラで都内主要駅にて広告ジャックしています✨😳✨こちらは目黒駅です👇直接見に行けない方も多くいらっしゃると思うので、公式アカウントで現地の様子をお届けさせていただきます!たくさんの方に見ていただければ嬉しいです! #すごい人はここにいる #YOUTRUST pic.twitter.com/pUfcDhT7bQ— YOUTRUST(キャリアSNS) (@YOUTRUSTinc) August 31, 2021
なんと...‼️ユートラで都内主要駅にて広告ジャックしています✨😳✨こちらは目黒駅です👇直接見に行けない方も多くいらっしゃると思うので、公式アカウントで現地の様子をお届けさせていただきます!たくさんの方に見ていただければ嬉しいです! #すごい人はここにいる #YOUTRUST pic.twitter.com/pUfcDhT7bQ
YOUTRUSTが目黒駅で広告出してた!凄い! pic.twitter.com/PiGu0tktL9— 吉岡@ウィルゲート│ IT特化M&A仲介。2年半で37件成約 (@seoamigo) August 30, 2021
YOUTRUSTが目黒駅で広告出してた!凄い! pic.twitter.com/PiGu0tktL9
今日から渋谷ででっかいOOHが出ましたぁあああああああああああ田園都市線B2のA8出口の近くです!!!!みなさんぜひ見に行ってみてください!!!!聖地巡礼たのしかった!#すごい人はここにいる #YOUTRUST pic.twitter.com/bI5jWLjq3z— かどまい / YOUTRUST (@kadomai1112) September 6, 2021
今日から渋谷ででっかいOOHが出ましたぁあああああああああああ田園都市線B2のA8出口の近くです!!!!みなさんぜひ見に行ってみてください!!!!聖地巡礼たのしかった!#すごい人はここにいる #YOUTRUST pic.twitter.com/bI5jWLjq3z
日本ではまだまだ、転職意欲とかキャリアの話をするのがタブー視されてますよね。周囲でも、YOUTRUSTを使ってることを同僚に言えない人が結構いたんですね。
それなら「YOUTRUSTは、こんな人たちに使われてる」ということを改めて見せたかった。「あ、この人たちも使ってる」「転職・副業を探してる人だけじゃないんだ」という評判を形成し、界隈を広げる狙いがありました。
例えばサイバーエージェントさんに勤める方の広告出稿先は渋谷にしたり、メルカリさんの方なら六本木に出したり。「会社の最寄り駅に行ったら、友達がいる」状態にしようと言われたんですね。
あとは、われわれの「この人たちと一緒にサービスを作るんだ」という姿勢が提示できたことも良かったと思います。投稿をピックアップする際には過去投稿を半年分読み込んだり、その方をちゃんと把握した上でお声がけしたつもりです。
運営から正式に声をかけた経緯もあってか、ピックアップされたユーザーさんからの反応もポジティブなものが多くて。後から「私も出たかったです」とか、新しくお声がけした方に「待ってました!」と言われたり。
単発の盛り上げ施策でなく、運営がユーザーと繋がれるフレームができたことが何よりの財産かなと思います。
(こちら↑が採用された澤山の投稿。「すごい人」には見えないと思いますが笑、採用いただいて光栄です)
YOUTRUSTという事業のヒーローは、ユーザーさんだと思うんです。なので「この人が使ってるんだ」「こんな知見持ってるんだ」というUGCの発露は重視しています。
マーケサイドとしては、魅力的な人がもっと活用したくなるような仕掛けをこれからも打っていきたいですね。
マーケ施策についてよく「目的は新規獲得ですか? 既存の盛り上げですか?」と聞かれるんですが、コミュニティ系サービスでは既存ユーザーが盛り上がることで後から新規ユーザーがついてくるのが鉄板の流れだと思うんです。
僕は「居酒屋理論」って呼んでるんですが(笑)。
「インスタで見たあのメニューがある」「お、なんか盛り上がってんな」の両軸が大事で、両方がないと「YOUTRUST流行ってるらしいね」で終わってしまう。まずは既存ユーザーの皆さんが喜ぶことは、常に重視しています。
いまの日本の転職市場って、まだまだゼロイチ感があって。「こんな会社辞めてやる!」って決めて転職活動を始めて、転職サイトに登録して、エージェントと契約して、スカウトもらって……みたいな。
でも一部の人は、それこそTwitterでもスカウトされたり、転職活動における最初のステップを踏まずに転職していくんですよね。普通に働いてるだけで、友人経由で声がかかる。
顕在化しているのはごく一部ですが、もっともっとポテンシャルがあると思うんです。「あの人が転職したいなら、声かける!」って思っている人たちは潜在的に絶対に多い。
「いつかは転職するけど、いまはタイミングちゃうな」って人が7割だと思うので、キャリア・オポチュニティに対し網を張っておけるサービスになりたいですね。
実際、Facebookに退社報告を書いたらメッセ飛んできて「え、次どこいくん?」「決まってないならウチ来てや」みたいなやり取り多いですよね。
素敵な人って、やっぱりエージェントや転職媒体に登録していないことが多いんですよね。今の仕事にやりがいや満足を感じているので。そういう人たちを採用するためには、リファラルとかソーシャルグラフでの採用が必要になる。
そういう文脈において、YOUTRUSTを使ってほしいなと思ってます。というか、他にそれほど方法はないんじゃないかな? とも。
今回の鼎談、いかがだったでしょうか。多くの示唆を得られる内容だったと思いますが、僕個人が特に印象的だったのは最初のほうにある岩崎さんのこの発言です。
>身の回りの人にとって転職市場をフェアなものにしたい
この言葉を訊いて、「最も個人的なことは、最もクリエイティブなことである」というマーティン・スコセッシの言葉を思い出しました。
個人として仕事に取り組む中で感じた強烈な違和感を、クリエイティブな方向にむけた結果、YOUTRUSTは多くの人を救うキャリアSNSへと急成長を遂げつつあります。
自分自身が持つ違和感を、過大にも過小にも捉えず、誰かのために向けることの大事さを改めて教わりました。
今回の「ザ・プロフェッショナル」もお楽しみいただけましたか? 本シリーズでは、今後も各業界で活躍するさまざまなプロフェッショナルをお招きして対談を行ないます。過去の記事はこちらからご覧ください。
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