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この記事の内容
最終更新日:2021年6月25日
ホットリンクはこれまで、ゲストや参加者の方々とお酒を飲みつつSNSやマーケティングについて学ぶ「#ノミナー」を開催してきました。
しかし新型コロナウイルスの影響でイベントは延期に。「今だからこそ楽しく学べる場所を、皆様に提供できないだろうか」と模索した結果、新企画「#バズらない話をしようか」がスタートしました。 本企画は、いいたかゆうたがマスターをする都内某所のBar「#ダークソーシャル倶楽部」にゲストをお招きし、SNSやマーケティング、ビジネスについて語り合うオンラインイベントです。 2020年8月27日にBarへ来てくれたのは、カラス代表/エードット取締役副社長の牧野圭太さんと、kakeru Creative Director/JANAI COFFEE共同代表の明円卓さん。 会場には、zoomで参加可能な「特別枠」の皆さんのほか、アシスタント公募に集まった20名のなかから、free web hopeの黒須仁美さん、megleeの伊藤真莉さんが参加してくれました。 協賛はオリオンビール様とスナックミー様。ご提供いただいたお酒・おつまみを楽しみました。
いいたか: 明円さんははじめての年下のゲストで、しかも初対面なんですよね。2人が知り合ったのってどんなタイミングだったんですか?
牧野: Twitterではなんとなく存在を知っていて。エードットの広報の風間なっちゃんが知り合いだったんで、彼を紹介してもらったんです。
明円: ちょうど1年前くらいですね。「ご飯に行きましょう」って誘ってくれて。
牧野: そのときの「この子すごいな」と思ったエピソードがあるんで、話していいですか? 僕と明円と、5人くらいで食事に行ったんですが、年上だし僕から誘ったので当然お会計は僕が払うじゃないですか。
そうしたら明円が「牧野さんが出してくださると思ったので、プレゼントを持ってきました」って。僕に封筒を渡したんです。中に入っていたのは、サマージャンボ宝くじのチケット1枚でした。
牧野: これって、もしかしたら5億になる可能性があるじゃないですか。「外れちゃったけど、夢をプレゼントしてくれた、この子すごい面白いな」って。
もらったタイミングはもちろん楽しいし、当選番号が発表されるまでドキドキ感は継続します。たった300円なのに2段階で楽しさが設定されていて、コスパも素晴らしいなと。このプレゼントひとつに、クリエイター魂をひしひし感じました。
いいたか: 動画を視聴している人、絶対このネタ使いますよ(笑)。
明円: ぜひ使ってください(笑)。
いいたか: 明円さんはつい最近電通を辞めたということで、そのへんの経緯を聞かせてください。
明円: 個人的に、入社時からずっとバイネーム(自分の名前)で仕事できるようになりたいと思っていました。
牧野さんのように、SNSで自由に発信して、こんな仕事をしたいっていうドメインを作って、「牧野さんだから頼みたい」と仕事を依頼される環境がかっこいいなと。それを叶えるために独立して自由にやっているわけですが、電通は大好きな会社のままです。
いいたか: SNSでも、「電通から依頼来たら絶対受けたい」って書いてましたしね。
牧野: 同期が退職祝いにギャラリーを開催していたじゃない。あれはちょっとびっくりした。
明円: 「明円卓とは何だったのか展」ですね(笑)。あれは皆からのサプライズで、僕の仕事をまとめた展示会を開いてくれたんです。
『明円卓とは何だったのか展』。目隠しされて連れて行かれたら、なんと前の会社の人たちが卒業展示を開いてくれていた。すごい…嬉しすぎる…。どなたでも来て大丈夫とのことなのでよければぜひ遊びに来てください!@原宿デザインフェスタギャラリーで今日19時までです! pic.twitter.com/Lbx5L8lMiT— 明円卓(ミョウエンスグル) (@sugurumyoen) July 4, 2020
『明円卓とは何だったのか展』。目隠しされて連れて行かれたら、なんと前の会社の人たちが卒業展示を開いてくれていた。すごい…嬉しすぎる…。どなたでも来て大丈夫とのことなのでよければぜひ遊びに来てください!@原宿デザインフェスタギャラリーで今日19時までです! pic.twitter.com/Lbx5L8lMiT
電通は世間の風当たりは厳しいけど、めっちゃいい人ばかりなんですよ。
牧野: 僕は前職が博報堂で6年間いたんですけど、あんまり仲良く関係性をつくれなかったんで、あんまり仕事がこないですね(笑)。 仕事を辞めたあとは電通の方と話す機会の方が多いんですが、皆さんめちゃくちゃいい人なんですよ。電通行けばよかったなって思うくらい。
一同: (笑)
牧野: 実は僕、明円が電通を辞めたことは、この業界のエポックになる大事件だと思ってて。
広告クリエイティブの世界で会社を辞めて独立する人って、どちらかというと博報堂の方が多いんですよ。佐藤可士和さんや箭内道彦さんとか。最近ではGOの三浦さんもそうですよね。
電通の方で独立したって話はあまり聞かない。だっていい会社だから(笑)。
大きな仕事ができてのびのび働けて、いいアウトプットを作れる環境にあります。明円は名だたるCMを手がけてきた、若手のホープのような存在でした。 電通にいてもこれからどんどん活躍する場があったのに、あえて外に出て勝負した。その事実が、広告業界という狭い世界では衝撃的な出来事だなと。
明円: まったくそんなこと思ってないですが(笑)。僕は電通ではCMプランナー・コピーライターって肩書でしたが、マスの仕事もソーシャルの仕事も、なんでもやりたいって宣言する、ふわっとした奴でした。
明円: すべての領域のプロになるのは無理じゃないですか。僕は「クリエイティブ&プロデュース」って言葉を大事にしていて、自分ができなくてもできる人と協力しながら、最終的にいい成果物を納品できればいいなと思っているんですよね。
結果的に、電通のことも大好きなまま辞められた。今では依頼内容も「CMやりたい」「SNSキャンペーンやりたい」とバラバラです。僕は大御所でもないし、これからも「なんでも相談に乗れますよ」という居場所でいられたらいいですね。
いいたか: 牧野さんが博報堂を辞めたのは、5年前のことですよね。その話も聞かせてください。
牧野: 僕は2009年に広告の世界に入りました。当時は映画『ソーシャル・ネットワーク』が公開されたり、普通の人もTwitterを使い始めたりと、同世代の社会人はSNSと一緒に育ってきたようなものなんですよね。
当時は誰も、Twitterでコミュニケーション取ろうだなんて考えていなかった。それがこの1、2年で、SNSの話題がTVで取り上げられるようになった。マスメディアの端っこにいたSNSが、逆にマスへと広がる現象が起きたんです。
こうしたメディア構造の変化は、数十年マスメディアが支配していた広告の世界では衝撃的な事件だと感じました。この新しいゾーンで戦う方が、自分にも社会にもいいんじゃないかと考えたんですね。
マスに依存しない広告クリエイティブの戦い方を追求したい。会社内でそれをやると亜流にしかならないから、本格的にチャレンジしようと思って会社を辞めました。
退職して一人で会社を立ち上げたけど、仕事も知名度も仲間も0。SNSもやってない状態だったけれど、「博報堂から絶対依頼は受けない」っていう謎のプライドだけは持っていました。もともと大して来なかったんですけど(笑)。 最初の半年くらいは、生き延びるための仕事を必死にこなしていましたね。
いいたか: 明円さんとは真逆ですね。
牧野: 今思い起こすと、僕って「ちょうど6年周期」というジンクスが働いているなって思っていて。小学校6年、中高で6年、大学・大学院で6年、そして博報堂で6年いて独立。6年で1回、自分が変わるタイミングになっているなと。来年独立して6年になるから、もしかしたら会社を辞めて旅人になってるかもしれないです(笑)。
いいたか: アシスタントの方からも、質問があれば聞いてみましょうか。
黒須: いいですか? 私はいま、業界未経験から広告にきて半年経ちます。お二人とも電通・博報堂で激務をこなしていたわけじゃないですか。その中で、どうやってインプット・アウトプットしたのかシンプルに気になります。
牧野: 博報堂に入社して直後は暇だったので、3ヶ月間ずっとインプットできる時期がありました。そのころは、会社のライブラリにある『コピー年鑑』を30年分、5回くらい繰り返し読んでいましたね。
企画を考えているときも、悩んだときは『コピー年鑑』は過去の話題になった広告を見て、アウトプットを前提にインプットをしていました。あとはもう、ひたすら仕事をし続けて企画を出すことが、究極のインプットだったかなと思います。
明円: 僕は会社に「なんでもやりたい」と伝えていたので、本来新人に先輩社員が1人トレーナーにつくところ、2人付けてくれたんですね。でもそのおかげで、業務がめちゃくちゃ忙しくなった。
インプットする時間がまるでなかったので、土日がチャンスだと思って企画ばかり考えていました。僕は広告オタクなので、勉強がまったく苦じゃないんですよ。年末年始やGWの大型連休になると、「さあ勉強できるぞー!」ってなります。
入社2年目のころ、当時付き合っていた彼女から連休くらい旅行に行こうって誘われたときがありました。そのときも「良いプランを予約する代わり、旅行先でCMのDVD観ていい?」 ってお願いしたくらいです(笑)。
牧野: 僕も完全にオタクだから、明円と飲むとひたすら広告の話になります。やっぱり「好きになる」って最強だと思うんですよね。
明円: 今でも年末年始は、必ず『コピー年鑑』を10年分読んでいます。僕は才能がないから、勉強して自分の記憶をチューニングしていかないと、って思っているんです。
伊藤: お二人が今みたいに広告が好きになったきっかけは何だったんですか?
牧野: 僕はもともと、大学時代ずっとひとりで本を読んでプログラミングをする日々を過ごしていました。大学4年で就活がはじまって、軽いノリで『就活ジャーナル』っていう雑誌を開いたら、ちょうど電通・博報堂の特集をしていて。そこではじめて、二社の存在を知ったんです。
僕はMr.Childrenが好きなんですが、大学3、4年のCMは「ミスチルフィーバー」だったんですよね。ポカリスエットやカップヌードルのCMに、ミスチルが起用されていて。それを観ている内に「これを作っている人がいるんだ、そういう不思議な仕事があるんだ」と、広告という仕事を認識するようになりました。
そこから広告について調べるうちに、自分にとって広告は「ビジネス的要素と音楽・アート・映像とかの芸術的要素を、融合させている世界」だと思い始めたんですよね。あとは就活中に読んだ、『戦争広告代理店』っていう本の存在も大きかったと思います。
ボスニア・ヘルツェゴビナの紛争地域における、広告代理店の情報操作に関する本です。これを読んで、言葉やコミュニケーションには世の中を変える力があると知った。それを世界平和や、よりよいものに使えないだろうかと考えるようになって、さらに広告への興味は増しました。
それから博報堂に入社して、3ヶ月間ずっとインプットを続けていくうちに、「広告ってめちゃくちゃ面白い」と思えるようになりましたね。
明円: 僕もまったく同じで、電通も博報堂も就活まで認知していませんでした。友人にすすめられて行った合同説明会で、ブースを出していたのが電通でした。担当の方が、「うちならテレビも音楽もラジオもイベントも、なんでもできる」と話してた。「それってめっちゃいいじゃん」と思って、広告に興味を持ちました。
ただ、「これからの電通は、グローバル人材かデジタル人材を積極採用します」という担当者の話を聞いて、休学することにしました。「英語はできないからデジタル人材になろう、でも今受けても絶対落ちる」と思ったので、1年間インターンや映像制作をしながら、就活エピソード作りに集中したんです。
いいたか: 明円さんといえば、経営している「JANAI COFFEE」がめちゃくバズりましたよね。お店に来たお客様の漫画から、一気に話題になって。
あるものを見せると秘密の入り口に通される不思議なコーヒー屋さんに行ってきた話。 pic.twitter.com/MZp5h69dPg— ホリプー👻🎐マンガ『おばけと風鈴』6/2〜連載開始 (@horipu) August 23, 2020
あるものを見せると秘密の入り口に通される不思議なコーヒー屋さんに行ってきた話。 pic.twitter.com/MZp5h69dPg
伊藤: YouTubeでも質問がありました。「バズったのは本当に仕込みじゃなかったんですか?」
明円: これ、今週だけで100回聞かれました(笑)。いくら言っても信じてもらえないけど、仕込みじゃありません。
お客様に「漫画を書いていいですか?」と聞かれて、「大歓迎です」とお答えしたんです。普通は1枚絵のイラストを描いてくださるのかなと思って楽しみにしていたら、ものすごいクオリティの漫画が上がってきた。
ぶっちゃけると、この漫画が発表される前はお客様がたった3人しかいませんでした。今だからいえますが、追加融資を検討していたくらいです。それが、Twtterで漫画がアップされた途端、めちゃくちゃ話題になって。
今では、11月下旬まで予約席が全部埋まっています。コロナ禍で席数は調整しているけど、約2,000組のお客様が予約してくれている状況です。
ホリプーさんという漫画家さんですが、もう一生無料にしたいくらい感謝しています。必ず皆さんフォローしてください。僕の命の恩人ですから。
明円: JANAI COFFEEは経営メンバーが3人いるんですけど、経営が厳しかったので「絶対にお店の飲み物には手をつけない」ってルールを作っていました。
でもバズったその日だけは、3人でシャンパンを開けたんです。お客様もいなかったので好きな音楽をかけて。一生忘れられない日になりました。
牧野: 僕も行ったけど、めちゃくちゃ素敵なお店だし、自分の場所を持つというのは、人生でものすごく貴重な経験だと感じます。そこに色んな人がきて、別の友人をつないでもらって、自分がハブになって色んな体験を色んな人と共有できるんですから。
明円: 僕がkakeruでやりたいクリエイティブのスキームは、従来の広告業界の解決手段のように「プランナーこの人で、アートディレクターこの人、デジタルこの人」みたいなものではないんですね。
弁護士はこの人を入れて、アーティストはこの人。漫画家さんはこの人、もっと言えば飲食はこの人みたいに、スタッフの幅をもっと多業種にまで広げたい。その方が絶対面白いじゃないですか。
広告業界以外の人と知り合うことが、クリエイティブをプロデュースする価値を高めると思っています。 JANAI COFFEEには、勝手にいろんな人が来てくれる。僕の仕事の幅も広がるし、お客さんもカウンターを挟んで交流する。そういう場所になればいいなって。
JANAI COFFEEのバースペースには、とある謎を解かないと入れません。つまり「この企画面白いね」と思ってくれる人しか、あの空間にはいないんです。そういう楽しさを共有できる人同士で、ポジティブな会話が生まれる場所になったらいいですね。
牧野: JANAI COFFEEはその設定が面白いですよね。一見するとカフェだけど、あることをやるとバーに行ける。ストーリーや企画をプロダクト・サービスに落とし込んで、それに気づいて共感してくれた人が、シェアして拡散してくれる。 我々がやりたいクリエイティブの理想を、体現してくれたエピソードだと思います。
いいたか: 今の話で思ったことがあって。
僕も外食が好きで、お寿司屋さんにもよく足を運ぶんですが、「予約が1年後」と言われることもあるんです。予約をできた瞬間は嬉しいけれど、待っている間、お店の記憶は頭に残らないじゃないですか。
僕と牧野さんが1年後に「お寿司行こう」となって予約を入れても、何か案件が入ったらダメになってしまうかもしれないじゃないですか。
たとえばそこにサブスクリプションが生まれて、毎月料金がかかるけど、何かプレゼントが届くみたいな。そうやって、予約の日までの11ヶ月間も、お店へ行く楽しみを忘れずにいられる仕組みがあってもいいんじゃないかなって。
牧野: それで思い出した。僕、めちゃくちゃやってみたいサービスがあるんですよね。 来店した1年後にしか、予約を入れられないレストラン。実は僕、「年に1回しか会わない」と決めてる友人がいたんですよ。会う機会は少ないけれど、たまに会うとすごい楽しい間柄の人っているじゃないですか。
彼らと会って話をして、その場で1年後の予約を入れて、カレンダーに予定を入れて帰る。この「1年後のカレンダーに予定を入れる」って体験がいいなと思って。
明円: 素敵ですね。もしもお店をオープンするなら、「定点」って名前のレストランにしましょう。
いいたか: 確かに年1回しか会わない友人って、意外とめちゃくちゃ仲いいんですよね。普段は会わない分、積もる話ができるというか。あとは結婚記念日とか、お祝い事にも使えそう。
というか、この回も1年後の今日とかに、またやりたいですね。もうすぐ時間になっちゃうけど、まだまだ話し足りないことがたくさんありますもん。
明円: Bar・定点ですね。カレンダーの繰り返し機能で「毎年8月27日」って入れておきました(笑)。
いいたか: それではまた1年後に(笑)。 そして次回も、バズらない話をしようか。
次回の開催は9月29日(火)の18:30〜20:00です。
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