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新卒1年目から、システムの主担当を任される。ホットリンクの若手エンジニアの仕事

2026年10月19日
開発本部

ホットリンクでは、さまざまな部署が一丸となってSNSマーケティング支援事業に取り組んでいます。

そのなかでも、SNSマーケティング支援をテクノロジーの力で支えているのが、開発本部・開発部です。

開発部のメンバーとして、2025年に新卒入社した今井康揮さん。入社してからのこの1年で、フロントエンド開発やバックエンドのデータ処理など、自社で開発した広告運用システムのほぼすべての領域を任されるようになりました。

本記事では、開発部での仕事のリアルや入社1年で学んだことについて、今井さんに聞きました。

※本記事の内容は2026年7月時点の体制・運用に基づきます。将来的に変更となる可能性があります。

(インタビュー:野々村咲恋・関根陽子 執筆・編集:野々村咲恋)

今井康揮 
開発本部・開発部。大学でデータサイエンスを専攻し、2025年にホットリンクに新卒入社。現在は主に広告運用システムや、トレンド発信メディア「fasme」の機能開発やサーバー保守を担当。

機能開発から障害対応まで担う、新卒2年目エンジニアの仕事

――まずは、自己紹介をお願いします。

今井:開発本部・開発部の今井康揮です。SNSマーケティング支援の現場を支える自社システムの機能開発や保守などを担当しています。

ホットリンクにはさまざまな自社システムがありますが、僕が担当しているのは、X(旧Twitter)を対象とした広告運用システム(※1)です。広告運用やコンサルティング、キャンペーン支援を担当しているメンバーがユーザーですね。

(※1)今井さんが担当している広告運用システムについては、こちらのプレスリリースで詳しく紹介しています。
ホットリンク、生成AIの力で異例のスピード開発を実現し、X広告運用における社内コミュニケーションコストを44%削減

――業務のなかでも「機能開発」と「保守」は、どう違うのですか?

今井:機能開発は、システムに新しい機能を追加していく仕事です。

たとえば、対象の広告アカウントからオーガニック投稿(※2)がされたら、自動で検知して通知してくれる機能などを追加しました。業務をより効率的に進められる機能や、ユーザーである社内のメンバーから「こういうことができたらありがたい」と要望があった機能を、自分で設計してコーディングしています。

一方の保守は、システムを安定して稼働させ続ける仕事です。エラーが発生したら、原因と影響を調べたうえでコードを修正します。ユーザーの誤操作やX側の不調が原因のときは、コードは修正せず、社内に周知することもありますね。

(※2)「オーガニック投稿」とは……
企業やブランドのアカウントから、広告配信ではなく通常の投稿として公開されるコンテンツのこと。

――担当している広告運用システムについて、どこからどこまで見ているんですか?

今井:広告運用システムの主担当として全体を見ています。大きく分けて4つの領域があります。

1つ目が、システムの画面を作る領域です。ボタンやフォームの設置、デザインの検討など、いわゆるフロントエンド開発ですね。

2つ目がシステムの裏側のデータ処理です。広告配信にあたって、ユーザーが入力した情報をデータベースに保持し、データの流れを作ります。

3つ目が「バッチ処理」と呼ばれる領域です。社内で「今日の12時からこの広告を配信したい」という登録があれば、その時刻にX側へ配信のリクエストを送る仕組みです。

4つ目が、配信の流れをサポートする領域です。たとえば、広告配信が開始したことをSlackで通知する便利機能があります。

――次に、部署についてお尋ねします。開発部内での役割分担はどうなっていますか?

今井:部長の本橋さんと本部長の榊さんが、プロジェクトマネージャーとして各プロジェクトの交通整理やタスクの割り振りをされています。実際に設計やコーディングを行うのは僕らメンバーで、それぞれが自分のプロジェクトをもっています。おふたりは、設計に迷ったときのメンバーの相談先でもありますね。

また、開発の実装に迷ったときや障害発生時にサポートしてくださる先輩もいるので「こういう実装をするのはどうでしょう?」など、よく相談に乗っていただいています。

――メインで担当している広告運用システムのほかに、別のプロジェクトにアサインされることもあるんですか?

今井:あります。僕は別システムのサーバー保守も担当しているので、サーバーの稼働状況を監視したり、アクセス過多でシステムが停止したりした場合に、すぐ復旧できるよう手順を整えたりしています。

あとは、データ分析やAI関連の研究開発を担うR&D部のメンバーとも、プロジェクトの立ち上げ時に協業することもあります。
たとえば、R&D部がデータを分析する仕組みを作り、そこから出てくる分析結果を、僕ら開発部がWeb画面上でわかりやすく表示する。そういう役割分担でひとつのシステムを一緒に作ることはよくありますね。

――ありがとうございます。では、今井さんの1日の流れを教えてください。

今井:朝は開発部の朝礼でタスクと進捗を共有し、対応の優先度を決めます。朝礼後、前日の稼働時間外に発生したエラーや問い合わせがあれば、午前中に対応します。

その後は、機能開発や自社システムで使われている技術の勉強を進めます。エラーが発生したらすべてSlackに通知が来るようにしているので、通知が来たら都度対応しています。

他社の内定を辞退してでも、ホットリンクを選んだ理由は……

――ここで少し質問を変えて、就活をしていたときのお話を聞かせてください。学生時代はどんなことを学んでいたのですか?

今井:データサイエンスを専攻していて、統計とプログラミングを学んでいました。

また、学生時代はスタートアップ企業でインターンもしていて、プログラミングでデータを集計する業務などをしていました。最初はデータ入力のアルバイトとして応募したんですが、大学でプログラミングを学んでいると話したら開発に関わる業務も任されるようになりました。学生時代にインターン先でエンジニアとしての業務ができたのは、良い経験でしたね。

――そもそも、エンジニアを目指したきっかけは何だったのでしょう?

今井:小さいころから、ものづくりが楽しかったからですね。家族に車のエンジニアがいて、ものづくりが身近な環境で育ちました。そのなかで、僕は物理的なものを作るよりも、パソコンを使ったものづくりの方が好きだったので、エンジニアを目指すようになりました。

――就職活動では、どのようにホットリンクと出会ったのですか?

今井:エンジニアとして就職しようと決めていたので、エンジニア志望者向けの就活情報サイトに登録して、ホットリンクの募集を見つけました。

実は、ホットリンクの最終面接を受けた時点で、他の企業から内定をもらっていたんです。ホットリンクは最後の面接でした。

――そうだったんですね。それでも最終的にホットリンクを選んだのはなぜだったんですか?

今井:決め手は3つあります。

1つ目は、挑戦を応援してくれる社風です。
将来を考えたとき、いろいろなことにチャレンジしたい気持ちが強くありました。いずれは事業づくりに関われるような人になりたいと考えていたので、役割が細分化された大きな組織より、比較的コンパクトな組織で幅広い業務に関われる方が合っていると思ったんです。社風と組織の規模感、どちらの点でもホットリンクが一番だと感じました。

2つ目は、事業内容です。
僕は小さいころからSNSがある世代です。もともとSNSが好きだったので、SNS関係の会社でエンジニアになったら、楽しく働けるだろうなと思いました。また、データ分析を強みとしている点にも魅力を感じました。大学で学んだデータサイエンスを活かせると考えたためです。

3つ目は、選考で出会った人たちとの相性です。カジュアル面談のあと、1回目の面接で部長の本橋さん、最終面接で本部長の榊さん、人事総務部・部長の松井さんとお話ししました。2回とも、面接ということを忘れるくらいリラックスでき、話が弾んだんです。
内定をもらっていた会社も含めて一番会話が盛り上がったのがホットリンクだったので、辞退してでも入社したいと思いました。

ホットリンクに入社して鍛えられた「言語化力」

――今井さんは、内定が決まった後に内定者インターン生として働いていた期間がありましたよね。最初はどんな業務を任されましたか?

今井:最初のころは、一覧画面の絞り込み機能の拡張など、既存機能の小さな改修作業から担当しました。既存の仕組みを活かした改修作業だったため、初めてでも取り組みやすく、実務を通じてシステムへの理解を深めることができました。

それが入社してからのこの1年で、ひとつのシステムの主担当として、機能開発から保守までを任せていただけるようになりました。カバーできる範囲が大きく広がったと思いますし、自分としても大きな成長を感じています。

――先輩や上司から受けた学びで、特に印象に残っていることは?

今井:エンジニアとして、どのように考え、伝えるべきかです。

開発部には「なぜこの判断や行動をしたのか、ロジックを立てて説明できるようにしよう」という言語化のカルチャーがあります。

たとえば障害が起きたときは、何が原因で、どの業務にどれだけ影響が出たのか、どう対処したのかを整理して、朝礼で報告します。システムに詳しくない社内のユーザーにも、影響範囲と対応方針が伝わるように説明することも、エンジニアとして大事な役割です。ドキュメントを作るときも、「システムに詳しくない人が読んでもわかりやすいか」を考えて言葉を選んでいます。

入社当初は、こうした言語化に難しさを感じていました。でも少しずつ、自分がどういう意図をもってこの仕事をやっているのか、考えながら動けるようになってきました。

――言語化の力は、どうやって鍛えられたのでしょう?

今井:まずはロジカルシンキングの本を買ったり、社内の図書コーナーから言語化に関する本を借りたりして、勉強しました。
また、朝礼が言語化力を鍛える場になっていると思います。曖昧な報告をすると「それはどういう意味?」と先輩方から聞かれるので、言語化できるようにひたすら練習を繰り返しました。

幅広い業務を経験できるからこそ、 チャレンジしがいがある環境

――ホットリンクのエンジニアには、技術以外にどんな力が必要だと思いますか?

今井:現場の業務を理解したうえで、コミュニケーションを取る力だと思います。

僕らが作るシステムを使うのは、SNS広告の配信やSNSアカウントのコンサルティング、SNSキャンペーンなどを担当している社内のメンバーです。

つまり、システムには詳しくないけれど、SNSマーケティングの業務には詳しい。そういう方々から話を聞き、「この業務が技術の力でこうなったら、もっと仕事がしやすくなりますか?」と、相手の業務状況に合わせて、どのような機能を実装するのがよいのか固めていく場面が多いです。上司や先輩方のヒアリング力やコミュニケーションの取り方は、日々勉強になっています。

黙々とシステムを作るだけではなく、SNSマーケティングの現場とシステムをつなぐ役割を担えるのが、ホットリンクでエンジニアとして働く面白さでもありますね。

――なるほど。ホットリンクの開発部にはどんな人が向いていると思いますか?

今井:技術に加えて、他部署とのコミュニケーションや他部署の業務に関心を持てる人だと思います。

開発部という名前ではあるんですが、社内へのヒアリングや、システムを使う方にお渡しするドキュメントの作成、そして保守運用など、機能開発以外の業務も多岐にわたります。

だからこそ、「この考え方は機能開発にも活かせそうだな」「このスキルは人に何かを伝えるときに大事だから鍛えておこう」と気づける人なら、エンジニアとしてだけではなく、社会人としての成長も実感できると思います。

若手のうちからいろいろなことにチャレンジしたい人には、刺激の多い環境だと感じますね。

次の挑戦は、大きなプロジェクトの「立ち上げ」から関わること

――この1年を振り返って、「ホットリンクを選んでよかった」と感じるのはどんなところですか?

今井:会社全体として、雰囲気が明るいところです。周りの方にも気軽に相談できて、尊敬できる先輩や上司に恵まれたと思っています。

フォローアップも手厚く、プロジェクトの進め方や技術の理解はOJTで丁寧に教えてもらえますし、AI活用に関しては「こういうふうにAIを使ってみるといいかもしれない」などの助言をいただける機会も多いです。

なかには機能開発と保守が分業になっている企業もあるかと思いますが、ホットリンクでは両方経験できるので、スキルの幅や経験を広げられるチャンスも多くあります。

――最後に、今井さんの今後の目標を教えてください。

今井:まずは、大きな開発プロジェクトの立ち上げに参画したいです。

入社1年目は、進行中のプロジェクトへの参加や小さなプロジェクトの立ち上げを経験できました。この経験を活かして、社内で広く使われるシステムの立ち上げに挑戦したいです。

1年目は機能開発や保守、インフラなど、開発全般の知識を幅広く身につける年でした。今後は、「この領域は今井に任せる」と言ってもらえるような強みを作り、よりチームに貢献していきたいです。

――今井さん、本日はありがとうございました!

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