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この記事の内容
最終更新日:2024年5月28日
「ソーシャルメディアマーケティングにスタンダードを創る」をビジョンに掲げるホットリンクでは、現在、コンテンツディレクター(インフルエンサーマーケティング推進役)を募集中です。
そこで今回は、インフルエンサーマーケティングやコンテンツマーケティングを手がける伊藤さんと嶋津さんにインタビュー。業務内容や1日の流れ、仕事において大切にしていることなどを詳しく聞きました。
(執筆&編集:野々村咲恋“私がエレン” 撮影:サトートモロー インタビュー:関根陽子・野々村咲恋“私がエレン”)
インタビューに登場するメンバー
伊藤舞(写真左) CNS事業本部・コンテンツ推進部リーダー。2021年、ホットリンク入社。前職の広告代理店に2年ほど勤務し、インフルエンサーマーケティングのキャスティングやレポーティングを担当。現在はファッションや食品、飲料メーカーなどの複数クライアントに対して、クリエイターとのタイアップをはじめとする企画やディレクション業務に従事。
嶋津聖太(写真右) 2022年、ホットリンク入社。前職は印刷会社の営業企画職として、保険会社や化粧品、官公庁、スポーツチームなど、さまざまな業種のクライアントを担当。入社後はアドテクノロジー本部にて広告運用業務を経験し、2022年夏よりCNS事業本部に配属。現在の主な業務内容は、マンガを活用したコンテンツマーケティング。
―はじめに、おふたりの業務内容を教えてください。
嶋津: お客様のSNSマーケティング上の課題をコンテンツで解決する企画や提案、制作のディレクションなどが主な業務です。
伊藤さんとの役割分担としては、僕はマンガを活用した案件を担当することが多いです。案件にマッチしそうなマンガ家さんを選定し、一緒に企画を考えたりしています。
伊藤: 私は食品や飲料メーカー、美容、アパレル業界のお客様が多いので、そういったジャンルのインフルエンサーさんをよく起用しています。
過去には、新規顧客へのリーチを目的に、料理系のインフルエンサーさんを起用した企画を実施した支援例があります。
参考:ジョンソンヴィルが取り組んだインフルエンサーマーケティング。成功のカギはインフルエンサーとブランドの「共創」
―1日のおおまかなスケジュールは?
伊藤: 朝は、進行中の案件の整理から始めます。複数の案件を同時進行することが多いので、メモ帳にすべての案件をリストアップし、優先順位をつけて1日のスケジュールを組み立てています。 提案前の時期であれば、午後は起用したいインフルエンサーさんの資料を作ったり、コンテンツのラフを作成したりします。
お客様やインフルエンサーさんなど社外の方々との関わりが多いので、ミーティングは多い方かなと。社内のSlackの確認や返信は、ミーティングの合間に対応するようにしています。
嶋津: 僕も、朝の日課は案件の進捗確認です。マンガ案件は広告配信がセットになることも多いので、広告の数値も朝のうちに確認し、調整が必要かどうかを判断します。午後の業務は、お客様への提案書作成やミーティングが中心です。
また、これは上長の石渡さん(CNS事業本部長)からいただいたアドバイスなんですが、インフルエンサーさんからの制作物のフィードバックは午前中に行なうことを心がけています。
―それはなぜでしょう?
嶋津: 僕たちの業務はスケジュールや納期の遵守が重要なので、少しのタイミングのズレが全体の進行に影響しかねません。なので、1日の早い時間に進捗を把握したり、インフルエンサーさんとコミュニケーションを取ったりすることが、業務効率を上げるうえで欠かせないんです。
ーなるほど。午前中の過ごし方が、1日の流れを決めるといっても過言ではないんですね。
―インフルエンサーさんとは、どのように協働することが多いですか?
伊藤: 最初に施策のコンセプトをお伝えします。まずはそれに沿って、テキストベースで自由にアイディアを出していただき、その後形にしていくことが多いですね。
嶋津: マンガ案件も、基本的な流れは同じです。
―業務に取り組むうえで、特に大切にしていることは?
嶋津: お客様が施策で伝えたい「訴求ポイント」と、マンガ家さんの作風が両立できているかどうか、ですね。 名物キャラクターが登場する作品を描かれている方でしたら、彼らが違和感なく登場できているかとか。広告感が出てしまうことを心配されるマンガ家さんも多いので、セリフのなかに自然な流れで訴求ポイントが入っているかも配慮します。
伊藤: インフルエンサーさんの個性が発揮できているかは、私も重視します。インフルエンサーさんには、ご自身の個性も大事にしていただきたいんです。まずは自由にアイディアを出していただいている背景には、そういった意図があります。お客様のご要望と同じぐらい、インフルエンサーさんの個性も尊重したいですね。
あとは、ご無理をさせるような依頼になっていないかも確認します。
―と、いいますと?
伊藤: 例えばショート動画の案件なら、動画の秒数に対して文字数が過多になっていないかを見るような感じです。私の方でもアフレコと録音をして、完成形のイメージを検証することもあります。
インフルエンサー施策は、起用する方の個性を活かすことが大切です。「ここはインフルエンサーさんにご無理をさせてしまっているかもしれない……」と思ったときは、お客様とも丁寧にコミュニケーションを取り、お互いにとって一番いい形を見出すようにしています。
―嶋津さんは、他に何か気をつけていらっしゃることはありますか?
嶋津: 単なる伝言役にならないようにしています。お客様のご要望をマンガ家さんに、マンガ家さんのご意見をお客様にそのままお伝えすることは避けたいなと。僕なりに一度整理して、噛み砕いた形でお話するようにしています。僕たちが間に入っている意味を、きちんと考えて実行したいんです。
―お客様はもちろん、インフルエンサーさんのことも非常に大事にされている姿勢が伝わってきます。
嶋津: その点は、石渡さんの方針も強く影響しています。「クリエイターさんが活動しやすい社会を作りたい」というお話は、よく仰ってますね。僕自身、案件を通じてマンガ家さんのキャリアに少しでも貢献できていることがあれば嬉しいです。
伊藤: ゼロベースから施策を始めることも、タイトなスケジュールで依頼をすることもあるので、お客様とインフルエンサーさんには、少しでも気持ちよくお仕事をしていただきたいですよね。なので即レスや制作物への感想やお礼も、こまめにお伝えするように心がけています。
―ホットリンク入社後、どのような成長実感がありますか?
伊藤: ホットリンクの強みであるデータ分析を基に、施策の提案や実行ができるようになってきたことですね。 自社ツールの「クチコミ@係長(正式名称:BuzzSpreader Powered by クチコミ@係長)」を使ったデータドリブンな施策や、売上に貢献するSNS活用に携われていることは、自分のなかで自信につながっています。
試行錯誤を重ねて立てた仮説が、データという目に見える形で成果になったときのやりがいもひとしおです。今後は、売上につながる施策の再現性をさらに高めたいと考えています。
嶋津: 僕は、企画領域や提案業務を任せていただく機会が増え、スキルセットが広がっていると感じています。
今後の目標としては、コンテンツマーケティング全般の知見をつけていきたいです。Webサイト周りやLP、SEO記事、取材記事など。インフルエンサー施策を進めていると、今挙げたような施策が連動する機会もあるので、ほかの施策との相乗効果が説明できるようになりたいです。コンテンツマーケティング全般がわかれば、提案の質もより上げていけるんじゃないかなと。 ―ちなみに、前職ではどんなことをされていたのでしょうか?
嶋津: 印刷会社で、3年間営業企画をしていました。僕は、異業種からの転職なんです。パンフレットやDMなどの制作ディレクションや製造にも携わっていたので、工場での進行管理の経験は、今の業務にかなり活きてますね。 制作パートナーの方と一緒に印刷物の製造をしていたことも、糧になってます。
伊藤: 私は前職でもインフルエンサーマーケティングに関する仕事をしていたので、キャスティングの経験はダイレクトに役立ってますね。どんなインフルエンサーさんがいらっしゃるのか? どのような案件がマッチしそうか? といった目利きのスキルは、そのころ養われたものだと思います。
伊藤: あと、前職の経験とは違いますが、アドテクノロジー本部(以下「アドテク部」)で広告運用に携わっていたこともすごく活きています。 嶋津さんも私も、コンテンツ推進部の前はアドテク部に所属していたので、広告配信や効果測定などの業務はひと通り経験していました。数値の見方がわかることは、アドテク部出身でよかった点だと感じています。 参考:アドテク部でキャリアを切り拓いたメンバーに聞く! ホットリンクのSNS広告運用って、どんな仕事? ※こちらの記事でも嶋津さんがインタビューに答えています
―もし、広告運用を経験せずに今回のポジションで働く場合、キャッチアップはできそうでしょうか?
伊藤: 基本的にはOJTを通じて、数値の見方や成果につながる施策の考え方をお伝えし、徐々に理解を深めていただきます。
嶋津: インフルエンサー施策は一律の指標での成果予測が難しいところもあり、数値の見方を理解しつつ、実際に体験しながら成功する施策の感覚をつかむことも大事だと思いますね。
―ずばり、コンテンツ推進部はどんな雰囲気の部署ですか?
伊藤: 助け合いの精神を大事にしつつ、各々が自分の領域に集中している感じですよね。業務の分担はパキッとしていると思います。
嶋津: そうですね。全員が責任を持って案件を進めています。だからといって、「そこはあなたの責任なので、自分には関係ない」みたいな、責任の所在を理由に協力を拒むようなことは全然ないですね。 「ここは石渡さんの意見を聞きたい」とか「伊藤さんの知見をシェアしてもらおう」と思ったら、お互いに気兼ねなくなんでも聞き合ってます。和やかな空気感がある部署だと思いますね。
伊藤: あとは、嶋津さんも私も慎重に物事を進めるタイプですよね。常に最悪のパターンを想定しながら動けるメンバーが集まっている部署だなと。実際、そういう方のほうが向いている業務だと思います。
―伊藤さんは2022年下半期のMVP、嶋津さんは2023年上半期の準MVPを受賞しています。どういった点が、受賞につながったと思いますか?
伊藤: 受賞は、皆さんのご支援やご協力の賜物だったと感じています。そのうえで、自分なりに踏ん張った部分や粘り強く取り組んだ領域をきちんと見ていただいていたことが、とても嬉しかったです。
嶋津: 同じですね。自分のなかで実直に進めていたことや、「ここは頑張ろう」と思ってやっていたことを、周囲の方がちゃんと評価してくださってたんだなと。目立つ・目立たない、という観点じゃないところで評価をしてもらえるのは、ホットリンクのいいところだと思います。
―ほかに、ホットリンクの好きなところは?
嶋津: 人がめっちゃいいところです。
伊藤: 私もそれを言おうとしました! 仕事はもちろん、人生においても尊敬できる方や、お手本になる方が多いです。
嶋津: 20代後半から30代前半ぐらいの同世代も多いので相談もしやすいですし、いい意味で友だち感覚もあるというか。コミュニケーションが取りやすい環境ですよね。
―では最後に、インフルエンサーマーケティングに興味のある方に向けて、メッセージをお願いします。
伊藤: コンテンツ推進部では、タイアップ施策などで自分の趣味や好きなことに関する知識を活かせるチャンスがあります。お客様とインフルエンサーさんの双方に貢献したい方や、クリエイティブな仕事に興味のある方は、ぜひご応募ください!
嶋津: コンテンツ全般が好きな方は、楽しく働ける部署だと思います。自分の好きなことを仕事にできる側面もあるので、アニメやマンガ、映画が好きな方などにはオススメです。
やりたいことに挑戦できるチャンスも多い会社なので、コンテンツマーケティングに限らず、SNS領域でチャレンジしたいことがある方は一緒に成長しましょう!
―伊藤さん・嶋津さん、本日はありがとうございました。 インフルエンサーマーケティングに興味のある方は、ご応募をお待ちしています!
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