最終更新日:2023年6月12日

xin chào!ベトナムにてオフショア開発をしております、坂野です!
今回は、現地のスタッフの方々に“どのように仕事の依頼を行っているか”をお話したいと思います。
言語の壁をいかに乗り越えるか
今回のプロジェクトがオフショア開発と聞いた時、真っ先に気になったのは“現地スタッフの方とどのように意思疎通するか”でした。
ベトナム語ではないのは間違いないですが、日本語でのやり取りも期待できなさそう…となると『英語』になります。
私の英語力は日常会話レベルです。そんな私が、業務に関する課題解決や解決の方向性について拙い英語のやり取りだけで進めたとしたら、時間がかかるのはもちろん気力の消費も激しいでしょう。そこで英語での会話に頼らない仕事の依頼方法を考えました。
どのようにコミュニケーションを取っているのか?
業務の際、私は「このような実装をしてほしい」「こういうものが欲しい」という風にオーダーをしていますが、以下の点に気をつけています。
・図での説明を心がけ、長文英語の使用を控える。
・動作が一目で分かるよう、図は紙芝居のように作成する。
・図に使用する英語はなるべく単語にする。
・タスク管理ツール(当プロジェクトではJira)での依頼には、必ず図を添付する。
図を使用することで、必要以上に会話での説明を行わないことを心がけています。会話での細かい説明がなくても、求めるフロントエンド実装は紙芝居形式で表現できますし、ベトナムのスタッフの方もきちんと理解してくれています。
私は、要件と仕様の理解・把握に最も時間を割いていますが、次に時間を割くのは把握した仕様を図に起こすという作業です。
この図を元に依頼するので作成に一番気を使いますし、私がイメージできないことは図式できないので、この段階で要件や仕様がおかしいことに気づけることもあります。
実際にやってみての気づき
上記のやり方でプロジェクトはとてもスムーズに進んでいます!最初の頃はベトナムのスタッフの方から質問や相談が殆どなく逆に心配していたのですが、成果はオーダーした通りだったので、この方法がうまく機能していると安心しました。
また、嬉しい気づきは、考慮しなければいけない部分が漏れていた時に、逆に提案してくださり、助けてもらうことがよくあります。今後は、私のタスク用意が間に合わずボトルネックになってしまいがちな点を、説明をさらにシンプルにすることで時間の短縮していくつもりです。
仕事以外では英語での会話を楽しんでいます
ベトナムに来ている今も仕事では殆ど会話によるコミュニケーションは取っていません。しかし、お昼ご飯やおやつタイム、オフの日などは英語で会話を楽しんでいます。
英語で話してみて気づいたのですが、ベトナムのスタッフの方もネイティブでないため会話が結構適当なところがあります。もしかすると、お互い“正しい英語でない”方が円滑なコミュニケーションが取れるのではないか?とさえ思い始めた今日この頃です。笑
まとめ
長々と説明しましたが、ある程度オーダーするための事前準備に時間は必要なものの、特に難しいことはやっていません。むしろオフショア開発ではシンプルさこそが一番の秘訣なのではないでしょうか。
まだまだチームとして改善すべき点はありますが、日々アップデートを図りながらオフショア開発の一事例として語れるよう努力していく次第です!
それでは、Hẹn gặp lại!次回はお昼ご飯について書きます!
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