ホットリンクでは、さまざまな部署が一丸となってSNSマーケティング支援事業に取り組んでいます。
そのなかで、SNSコンサルティングやSNS運用代行といった業務を担うのが、ソーシャルメディアマーケティング本部(以下、「ソシマ部」)です。
そんなソシマ部において、企業の戦略設計などの上流工程をリードし、成果に対する責任を担うのが「SNSアカウントプロデューサー」です(以下、「プロデューサー」)。
ソシマ部にはメンバー、ディレクター、プロデューサーという3段階のキャリアステップがあり、プロデューサーはお客様の支援や成果に対する全責任を担うポジションです。
今回は、2023年の入社からわずか約3ヶ月でプロデューサーとなった小玉さんに、仕事の醍醐味やキャリアアップの背景について聞きました。
※本記事の内容は2025年12月時点の体制・運用に基づきます。将来的に変更となる可能性があります。
(インタビュー:野々村咲恋“私がエレン”・北尾智子・西山葉南 執筆・撮影:サトートモロー 編集:野々村咲恋“私がエレン”)
インタビューに登場するメンバー

小玉梨花
ソーシャルメディアマーケティング本部・ソーシャルメディアマーケティング1部、部長。2023年にホットリンク入社。前職の広告代理店では、プロデューサー/コミュニティマネージャーとして、イベント制作や運営、SNS関連の業務を担当。現在は主に、食品・飲食業界のSNSコンサルティングに多く携わる。
支援全体の方針を立て、成果に責任を持つのがプロデューサー
―ホットリンクにおける「プロデューサー」の役割について教えてください。
小玉:お客様の事業成長に貢献するために、支援の全体的な方針を立て、舵取りをしていくことが、プロデューサーの主な役割です。支援の成果に対するすべての責任を負うポジションとなります。プロデューサーという名称が生まれる前は、「案件責任者」という呼び方をしていた時期もありました。
プロデューサーの仕事は、ひとりで完結するものではありません。SNSキャンペーンならプロモーション部、広告運用ならアドテクノロジー部、データ分析ならアナリティクス部など、社内には各領域のスペシャリストが揃っています。お客様の課題に応じて、こうした専門部署と連携し、プロジェクトを前に進めるハブとなることも、プロデューサーの重要な役割です。
他部署だけではなく、自部署(ソシマ部)のディレクターやメンバーとの連携も欠かせません。プロジェクトの方針や戦略に基づいて具体的なアクションに落とし込み、現場を束ねて支援全体の進行をリードしていくのがディレクター。そして、ディレクターと共に、お客様の課題解決に向けたタスクを確実に遂行していくのがメンバーです。

出典:「ソーシャルメディアマーケティング本部_キャリアSTEP」Speaker Deck
―プロデューサーの仕事は、どのようなタイミングで特に忙しくなるのでしょうか?
小玉:支援の状況やフェーズによって仕事のボリュームは大きく変動しますが、支援開始時の初期設計や、戦略を見直すタイミングが最も忙しくなります。
プロジェクトが実行フェーズに入ると、日々の実務はディレクターやメンバーが中心となって進めてくれるので、私の仕事量は少し落ち着きます。この期間は、支援全体のクオリティチェックや売上・利益などの管理が主な業務になります。
そして、また戦略を見直すタイミングで少しずつ業務量が増えていく。基本的には、こうしたサイクルの繰り返しです。
―「戦略を見直すタイミング」というのは、どのくらいの頻度で発生するのでしょうか?
小玉:細かい戦術レベルの振り返りとネクストアクションの策定は、月1回の報告会で行います。支援全体の大きな方針が正しかったか? という根本的な見直しは、半期か年に1回行うことが多いです。そこで、次年度の方針を大きく固めていきます。
入社後、約3ヶ月でプロデューサーに。キャリアアップを支えたもの
―小玉さんは、入社からどのくらいでプロデューサーになったのですか?
小玉:2023年2月に入社し、メンバーとしてスタートしましたが、約3ヶ月後にはプロデューサーのポジションを任せてもらいました。それ以降に担当した支援は、すべてプロデューサーの立場で関わっています。
―かなりスピーディーなキャリアアップですね。短期間で責任あるポジションを任されるようになった要因は、どこにあると思いますか?
小玉:広告代理店出身なので、前職で近い領域の経験を積んでいたことが大きかったと思います。
特に活きた部分を挙げると、チームワーク重視の業務経験ですね。
ホットリンクでは、ご支援先ごとに複数の部署からメンバーを集めて、チームを編成します。また、他部署との連携が必要なシーンも多く、たくさんの人たちと一緒に仕事を進める必要があるんです。前職ではイベントの制作や運営に携わっていたので、さまざまな立場の人とひとつのプロジェクトを実行する必要がありました。今思えば、似たような仕事のやり方でしたね。
―なるほど。前職で培ったプロジェクト推進のスキルが、プロデューサーとしての仕事の進め方に直結したんですね。
小玉:はい。ただ、思い返すとそれ以上に重要だったのは、「ホットリンクとしての知見をいかに早く吸収できるか?」という点でした。
―と、いいますと?
小玉:ホットリンクには、独自のSNSマーケティングのロジックが存在します。そのロジックや、SNSマーケティングに対するそもそもの考え方などを理解し、自分の言葉で語れるようにならなければ、社内外の誰ともうまくコミュニケーションが取れません。

小玉:そこで私は、年齢や社歴に関わらず「社内で知見を持っている人に教えてもらう」という行動を徹底しました。わからないことはすぐに質問し、いろんなメンバーからキャッチアップしようと積極的に動いたことが、結果的に短期間でのキャリアアップにつながったのだと思います。
―自ら動いて、社内の知見をどんどん吸収していったのですね。
小玉:プロデューサーになると、自分がそのご支援先の責任者になるので、他のプロデューサーと一緒に仕事をする機会は減ってしまいます。だからこそメンバーの段階でできるだけ多くの人と関わり、多様なやり方をインプットしておこうと意識していました。
二人三脚で歩むパートナーとして、お客様と共にゴールを描く
―プロデューサーの仕事の難しさはどこにありますか?
小玉:お客様からいただくご相談の抽象度が高い場合、それをどう整理して具体的な戦略に落とし込んでいくか、という点ですね。プロデューサーの腕の見せどころでもあります。
お客様のご状況もさまざまです。SNS活用の目的がすでに明確なお客様もいらっしゃれば、まずは目的から整理し、一緒に考えていくところから支援を開始させていただくお客様もいらっしゃいます。
ーなるほど。ご相談の抽象度が高いお客様に対しては、どのような流れで提案を行っていくのですか?
小玉: 私の場合、現状の情報や自分の思考を整理する目的で、まずはChatGPTと壁打ちすることが多いです。AIに正解を求めるというより、これまで培ってきたプロデューサーの経験をもとに仮説を立て、お客様の課題を整理していきます。
それと並行して、お客様へのヒアリングも重ねていきます。SNSに何を期待しているのか、ターゲットは誰か、競合他社は今どういった動きをしているのか。このような基本的な情報はもちろん、お客様が重視している成果指標も必ず確認します。

小玉:私たちがSNSマーケティングの観点から「この数値を伸ばしていきましょう」と提案しても、お客様が社内で重視している指標と異なれば、その提案は通りにくいですよね。
そこで、「社内ではどの成果指標を重視しているのか」といった点もヒアリングするようにしています。お客様が重視する成果指標と、私たちのノウハウから導き出したSNS活用のゴール、その両方を達成するための道筋を考え、戦略設計をすることもあります。
―細やかなコミュニケーションが必要になってきそうですね。
小玉:ヒアリングを重ねる分、大変ではあります。ただ、一緒に考えていく過程でお客様との関係性が深まり、チームとしての一体感も生まれるんです。この点は、プロデューサーの大きなやりがいですね。
一方で、お客様がやりたいと思っていることと、私たちが考える勝ち筋が異なるときもあります。その場合は、先方のご要望を一方的に鵜呑みにするより、お互いに本音で対話し、共にベストな解決策を考え続けるスタンスが重要です。
ホットリンクは、お客様を二人三脚で一緒に歩むパートナーと捉えて支援をしています。「何が一番、お客様の事業貢献につながるのか?」「どうすればお客様にとって一番良い形になるのか?」を念頭に、信頼に基づいたコミュニケーションを通じて、最適な着地点を探る。こうした意識と行動もプロデューサーには必要です。
提案はいいけれど、ファクトが弱い。過去の悔しさから転職を決断
―プロデューサーとして充実した日々を送られているのが伝わってきます。少し時間を戻して伺いたいのですが、そもそもなぜ、小玉さんはホットリンクに入社しようと思ったのですか?
小玉:先ほど話したように、前職は広告代理店でした。前職では、私の提案に対して「面白い」という評価をいただく機会も度々あったんですが、同時に、このようなフィードバックが返ってくることも多かったんです。
「提案はすごくいいんだけど、ファクトが弱いんだよね」。

小玉:アイデアは評価されるけれど、その根拠、つまり「なぜそれが成功するのか」を示しきれていない。この課題が私の中でどんどん大きくなっていきました。
そんな悩みを抱えていたとき、前職の同僚で、当時ホットリンクに在籍していた方に「今自分がいる会社ならその悩みを解消できるよ」と声をかけてもらい、リファラルという形で面接を受けました。それが、ホットリンクに応募する直接のきっかけになったんです。
参考:「価値観を共有できている人からの紹介」は強い【ホットリンク・リファラル採用ストーリー】
―前職では実現できなかった、「ファクト」をベースにした提案ができる環境だと思ったのですね。
小玉:その通りです。ホットリンクには、UGC(ユーザーによるクチコミ)のデータをはじめ、多種多様なSNSデータを分析する基盤と、分析を手がけるデータアナリストもいます。こうした社内体制や環境は、私にとって理想的でした。「こういうデータが出ているからこの施策が有効です」と、客観的な事実やデータに基づいて提案を組み立てることが可能になったんです。
また、長年の支援実績から生まれた「ULSSAS(ウルサス)(※)」をはじめ、成果につながる独自のSNSマーケティング理論が体系化されています。迷ったときは、こうしたロジックが指針になってくれます。「この考え方に沿っていれば、成果が出せるはずだ」という自信も持てるようになりました。
(※)「ULSSAS(ウルサス)」とは……
ホットリンクが提唱するSNS時代の購買行動プロセスのこと。詳しくはこちらのページをご覧ください。
ULSSAS(ウルサス)とは
―ホットリンクの支援について、お客様からはどのように評価されることが多いですか?
小玉:やはりデータ分析に強い会社なので、「他社にはない独自の示唆を得られる」と仰っていただくことは多いですね。
支援をしていると、お客様のさまざまなお悩みに直面します。そんなときに「SNSのことならホットリンクさんに聞くのが一番だと思いました」という言葉と一緒にご相談いただけると、データとロジックに基づいた提案を信頼いただいている証拠だなと感じます。
事業が成長フェーズの今、一緒に新しい風を吹かせませんか?
―プロデューサーとして経験を積んだ後、社内ではどのようなキャリアパスがありますか?
小玉:大きく分けてふたつの道があると考えています。ひとつはプロデューサーとしての専門性を磨く「スペシャリストコース」。もうひとつは、チームや組織を率いていく「マネジメントコース」です。
スペシャリストコースに進む場合は、ソーシャルメディアマーケティングに関する専門性を活かして、大規模なご支援案件や、より高度な戦略立案が必要なご支援で活躍していただきます。「この人がいればこの支援は成功する」と、認められるような存在を目指せる進路です。
一方のマネジメントコースは、文字通り、管理職としてのキャリアを形成する道となります。メンバーの成長をサポートしたり、組織として成果をどう最大化させていくかを考えたりなど、マネジメント業務にコミットしてもらいます。
マネジメントコースに進む場合も、プロデューサーとしてお客様の支援を牽引してきた経験がダイレクトに活きてくるはずです。
―ホットリンクのプロデューサーに向いているのは、どのような人だと考えていますか?
小玉:強力なリーダーシップでぐいぐい引っ張っていくタイプというよりは、いろいろな立場の人の橋渡し役になれる人が向いていると思います。お客様やチームメンバー、他部署の専門家など、本当にたくさんの人と連携して進めていく仕事なので、円滑なコミュニケーションを取れることは非常に重要ですね。

小玉:あとは、「誰かのために」という志向が強い人も向いていると思います。お客様の成功のため、メンバーの働きやすさのため、といった視点を持って動ける人は、自然と周囲からの信頼を得て、支援をうまく推進していけると思います。
―ありがとうございます。最後に、ホットリンクのプロデューサー職に興味を持っている方へメッセージをお願いします。
小玉:今、ホットリンクは事業が大きく成長しているフェーズで、ありがたいことに支援案件数も急増しています。そのためとても忙しい時期ではありますが、キャリアアップのチャンスでもあります。
「現状から一歩抜け出してキャリアアップしたい」「戦略的な領域に関われる仕事に挑戦したい」。そんなふうに考えている方は、ぜひ一度カジュアル面談でお話できるとうれしいです。
会社の成長を感じながら、自分自身もスキルアップしていきたいという熱意のあるみなさん、ぜひ一緒に新しい風を吹かせていきましょう!

―小玉さん、本日はありがとうございました!
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