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オフショア開発ブログ #Last ベトナム出張を振り返る

2018年07月24日

最終更新日:2023年6月12日

こんにちは!とうとう3週間の出張を終え帰国した坂野です。

今回でベトナム出張のブログの執筆は一旦終了です。
ですので、今回はベトナム出張を終えての振り返りと、心境の変化、発見したことを、初回のブログと比較してみたいと思います。

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ベトナムオフショア開発ブログ

私がベトナムに行っての成果を振り返る

今回のベトナム出張の目的は、フロントエンジニアチームとの業務の円滑化を図ることでした。
結果は次のような形になりました。この状況になった原因についての考察は下記の通りです。

 

  1. フロントエンドチームとの業務は円滑になった(速度UP)
  2. ノウハウの蓄積ができたため説明を簡略化することが可能になった(速度UP)
  3. 実際のAPIを使用してみると、私の想定の甘さがプロジェクトに影響を与えた(速度DOWN)

 

フロントエンドチームとの業務が円滑になった

私が今共にプロジェクトを行っているベトナムの方はエンジニアのCaさんとHieuさん、そして朝会で翻訳をしてくださっているKhoaさんの3名です。顔を合わせて働きコミュニケーションを取っていると、お互いが何を言わんとしているのか、会話からも文章からも察することができるようになり、プロジェクトの精度とスピードは上がっているように感じました。そのため、以前は図での説明に十分すぎるほどの説明を記述していましたが、ある程度まで説明を省くことも可能となりました。

蓄積しているノウハウがあるため説明を簡略化することが可能になった

特にベトナム出張でという事ではないですが、実際同じ空間で働いていると、『この課題は前にやってもらった実装と同じでお願いします』とより早く言葉で済ますことが可能になりました。逆も然りで、『ここの実装は前にやったやつと同じでいいのか?』という質問も受けることも増え、ノウハウの蓄積により実装スピードが早くなっている、というのを肌身で感じました。この段階に入ると、私的には上手くプロジェクトが回っていると感じられ、やりがいと面白さを得られた瞬間でした。

実際のAPIを使用してみると、私の想定の甘さがプロジェクトに影響を与えた

情報を取得、変更、削除等するために所謂「API」を使用することが一般的かと思いますが、私が担当しているプロジェクトでは、プロトタイプ実装で「モックAPI(仮のAPI)」、本番実装では「プロダクトAPI(正式に使用するAPI)」の2種類を用いてプロジェクトを作成していきます。
そうすることで、未だプロダクトAPIができていなくともモックAPIでフロントエンドの実装が可能となり、プロトタイプ作成時点でAPIのバグを減らすことも可能となります。ただ、実際にプロダクトAPIを使用してみると、想定通りに行かないこともあり、その度にメンバに共有する時間が必要といった問題が生じました。
私の経験不足でこのような事態に陥りましたが、日本にいるときに不安点は感じていたので、その点をシビアに潰すしておくべきだったと反省しています。次回出張の際には考慮すべき点だと考えています。

出張前と後での心境の変化

前のブログで、仕事を依頼する際には『図を使って説明し、なるべく会話を減らす』ことを心がけてプロジェクトを組み立てていると説明しました。
しかし、3週間ベトナムスタッフの方と面と向かって仕事をしていると、かなり会話する場面が増えました。しかも英語でです。笑「細かすぎるほどの図解」でのコミュニケーションは「少し細かい程度の図解」でのコミュニケーションに変わり、省いた分は直接意見を伝える方法に変化を遂げました。

相変わらず図で説明する方法は変えていませんが、ノウハウの蓄積や、レスポンスの速さ、問題解決への即時性を重視すると、100%図で作り込まなくとも70%作り残り30%は口頭の方が早いですし、70%のベースがあるため、『坂野はこのように言いたいのだな?』と察してくれていたように感じます。また、口頭だと、その場でその実装方法に関するフィードバックもあるので、私としてもトータルのかかる時間はずいぶん縮まりました。そして、1日数十分のビデオ通話での顔合わせとSlackでの文字のやりとりでは分からなかった、お互いの思いやりが目に見え肌で感じてたので、同じ空間で共に仕事を進めるということの大切さ、メンバー同士のモチベーションの上げ方を学んで日本に帰国できたことをとても嬉しく思います。

まだプロジェクト的には先が長いです。今回の出張で、課題点が見つかったことも収穫だったと捉えています。この先、何度かまたベトナム出張の機会もあるとおもいますので、その時にまたプロジェクトを支えてくれているメンバーのことや、ベトナムの魅力をお伝えできれば幸いです。

それでは、またお会いしましょう!

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