株主の皆様へ
株主の皆様におかれましては、平素よりホットリンクグループの事業活動に対し、格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申しあげます。
ホットリンクグループは、「Make the World “HOTTO”。世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現に貢献する」という存在意義のもと、ソーシャルメディアとデータを軸に、企業と生活者をつなぐ価値を提供して参りました。
2025年4月の代表就任以降、私はこの原点を継承しつつ、データとAIを経営の中核に据え、Web3を含む次世代領域を見据えた事業構造への転換を進めてきました。この1年は、成長を急ぐのではなく、次の飛躍に向けた土台づくりに注力した期間であったと捉えています。
マーケティング業界では、予算がマスからデジタルへ、さらにSNSへと急速にシフトしています。こうした構造変化を踏まえ、国内事業においては成長分野の再定義と資源配分の見直しを行い、再成長に向けた基盤構築に取り組んで参りました。
同時に、世界情勢や規制環境の変化を踏まえ、Effyisの事業計画についても機動的な見直しを行っています。また、日本国内ではステーブルコインの実用化が進む中、これを中長期的な構造転換と捉え、将来の競争力確保を目的としてNonagonはDeFi関連領域に対し約6億円の投資を実行しました。
この1年は、「クチコミ係長」の提供停止をはじめ、既存事業を厳しく見直し、痛みを伴う選択と集中を進めてきた期間でもあります。いずれも次の成長フェーズに進むために不可欠な決断であったと考えています。
こうした構造改革を経て、2026年は、収益性と成長の両立を図るフェーズと位置づけています。再構築した事業基盤の上で成長投資を本格化させ、データとAIを軸とした価値提供をスケールさせて参ります。
不確実性の高い時代においても、私たちは磨き上げた技術と人の創造性を価値の源泉とし、社会に必要とされ続ける企業を目指します。
株主の皆様におかれましては、引き続き中長期的な視点からのご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申しあげます。
代表取締役グループCEO 檜野安弘