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ホットリンク、X(旧Twitter)に投稿されたエイプリルフールに関する投稿を調査

2024年04月08日
プレスリリース

SNSマーケティング支援サービスを提供する株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、証券コード:3680、代表取締役:内山幸樹、以下ホットリンク)は、X(旧Twitter)のデータを分析し、エイプリルフールに関する投稿を調査しました。

※本調査では、リポストや返信なども含めた全ての投稿を「言及数」、リポストや返信を除いたオーガニック投稿を「UGC数」と表します。


1.「エイプリルフール」に関する投稿数比較

※対象メディア:Twitterデータ(10%サンプリングデータを利用。記載の数値は10倍表記)
 抽出キーワード:エイプリルフール,#エイプリルフール
 抽出期間:2024年4月1日,2023年4月1日,2022年4月1日



2.言及が多いタイミングは、00:00前後と12:00前後

※対象メディア:Twitterデータ(10%サンプリングデータを利用。記載の数値は10倍表記)
 抽出キーワード:エイプリルフール,#エイプリルフール
 抽出期間:2024年4月1日,2023年4月1日,2022年4月1日

 

エイプリルフールに関する投稿の特徴は、以下の2点です。

(1)X上で盛り上がるタイミングは00:00と12:00の2回
Xでは通常、朝・昼・夜の3つのタイミングで言及数が増える傾向があります。エイプリルフールに関しては、00:00と12:00の2回になり、少し特殊な盛り上がり方と言えます。

(2)最も言及数が増えるタイミングは0:00ちょうど
「エイプリルフール=午前中に嘘をついて良い」という一般的な認識により、午前中のできるだけ早いタイミングに発信することで、注目を集めようとするユーザーが多いと考えられます。企業の公式アカウントの場合は、8:00~12:00に投稿することが多い傾向にあります。



3.本調査を担当したホットリンクのアナリスト・辻元気より

2024年のエイプリルフールは、前年までと比較してリポスト数が大幅に増えました。そして、企業の公式アカウントなど、大きな影響力をもつアカウントからの投稿が注目を集めました。これは、2023年のエイプリルフール以降に実施されたXのアルゴリズム変更により、人気の投稿がおすすめされやすくなったことが要因と考えられます。

エイプリルフールはX上の大きなモーメント(〇〇の日など)で、必ずと言っていいほど「トレンド」の上位に入ります。「トレンド」を見ているユーザーは多く、企業はエイプリルフールというモーメントを介して、接点のなかったユーザーに自社の投稿を届けることができます。

ただし、エイプリルフールだからといって、どのような内容でも許容されるわけではありません。判断が難しい嘘や他者を攻撃するような表現、悪ノリと捉えられる投稿は避け、「ユーザーに楽しんでもらえるか」という視点をもって、投稿する内容を検討しましょう。

【プロフィール】

辻 元気
株式会社ホットリンク ソーシャルメディアコンサルティング本部 / 開発本部

データアナリスト。2018年に入社し、ソーシャルリスニングツールのセールス・カスタマーサクセスに従事。現在はSNSの分析を強みに、大手企業アカウントのコンサルティングを複数社経験。ホットリンク社内の分析スキル向上も推進。分析のなかでも、エンタメ業界のトレンド分析が得意。MarkeZineにて、「ソーシャルリスニング2.0 - TwitterからはじめるSNSのデータ活用」を連載。

【本件調査の狙い】
ホットリンクは、知識循環型社会のインフラを担い、人と情報を結びつけて“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現に務めています。弊社の強みは、ビッグデータの分析と活用。その一つの手法として、ソーシャルネットワークサービス(SNS)上の情報をリアルタイムに収集・蓄積・解析し、生活者の本音の声を把握することです。生活者の本音を循環させることで情報社会をより円滑にすることができると考えています。

今後も、季節イベントを始めとする様々な分野でSNS上のクチコミ量を調査し、有益な情報を発信してまいります。

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※調査結果を引用・転載される際は、必ず「ホットリンク調べ」と出典を明記いただくようお願いします。
※調査の内容の一部または全部を改変して引用・転載することはお控えください。

株式会社ホットリンクについて(コード番号:3680 東証グロース)
ホットリンクのロゴ
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年06月26日
資本金:2,359百万円(2019年12月末時点)
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹