お知らせ

ホットリンク、日本最大のインバウンド業界向けポータルサイトを 運営するやまとごころと業務提携を締結

2015年08月21日
プレスリリース

株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、証券コード:3680、代表取締役社長CEO 内山幸樹、以下ホットリンク)は、株式会社やまとごころ(本社:東京都新宿区、代表取締役 村山慶輔、以下やまとごころ)と、本日業務提携を締結したことを発表いたします。

グローバルなソーシャル・ビッグデータの流通・分析の第一人者であるホットリンクと、インバウンド観光に特化したBtoBサイト「やまとごころ.jp」を運営し、その分野で豊富なノウハウを持つやまとごころが業務提携することで、訪日観光客の「声」を活かした商品・サービスやマーケティング施策の開発が可能となります。

この業務提携によりホットリンクとやまとごころは、インバウンド消費における新しいソリューション開発やノウハウ提供を加速し、インバウンド消費市場の拡大による日本経済への貢献を目指してまいります。

【業務提携の背景】

日本政府観光局(JNTO)調べによると、2015年1月から7月までの訪日外国人数の累計は早くも 1,000 万人を突破し、1,106 万人となっています。特に訪日中国人については、前年同月比105.1%増の57万7千人と、7月は全市場を通じて単月最高を記録し、その勢いには注目せざるを得ない状況です。
訪日中国人に注目してみると、2014年度は前年から100万人以上増加して約240万人が来日しているとされ、10年前の約4倍となっています(JNTO調べ)。

原因としては円安の影響のほかに、中国と日本を結ぶ航空便の増便や新規就航、格安航空会社の勢力拡大なども後押ししているとみられます。また、日本政府が昨年4月の消費税8%への増税に合わせ、訪日する外国人観光客に対する消費税免税拡大策を実施したことや、外国人旅行客に発行するビザの有効期間を延ばす対策を講じたことも要因の1つと言われています。

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このように盛り上がりを見せ始めているインバウンド消費市場ですが、一方で、「なぜこれが売れているのか」「なぜここに来たのか」など、訪日外国人に関する「なぜ」がまだまだ明らかになっておらず、効果的なプロモーション施策の実施につながっていないというのが現状ではないでしょうか。

こうした市場の動きに先駆けて、ホットリンクでは、訪日中国人のインバウンド消費動向について中国人のクチコミや書き込みを分析して定期配信するレポートサービス「図解中国トレンドExpress」を販売開始し、お客様からはご好評をいただいております。

また、市場の盛り上がりにともない、さらにプロモーション施策実施などの支援を求める声が多く聞かれることから、ホットリンクでは、訪日観光客に響くサービスやプロモーション施策の実施を積極的に支援すべく、インバウンド観光においてノウハウや企業ネットワークを持つやまとごころと業務提携を締結する運びとなりました。

【業務提携の概要】

この度の業務提携により、以下施策を展開していく予定です。

①    インバウンド消費関連企業に対する、プロモーション施策やサービス開発についての

  ソリューション共同開発・販売

②    第一弾として、「図解中国トレンドExpress」の共同プロモーション実施

③    共催セミナーなどを通じた、インバウンド消費に関するノウハウの提供

株式会社ホットリンクについて(コード番号:3680 東証グロース)
ホットリンクのロゴ
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年06月26日
資本金:2,359百万円(2019年12月末時点)
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹