お知らせ

ホットリンクグループのNonagon Capital、ステーブルコインを財務戦略に位置付け、DeFi運用を開始

2025年10月08日
プレスリリース

株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、証券コード:3680、代表取締役グループCEO:檜野安弘、以下ホットリンク)は、当社グループの合同会社Nonagon Capital(本拠地:米国サンフランシスコ・ベイエリア、代表職務執行者:岡本和士)が、ブロックチェーン分野に特化した投資・事業運営の知見を活かし、DeFiプロジェクトへの流動性提供を開始することをお知らせします。

第一弾として、DeFiプロジェクトのEthena.fiが発行するUSDeを投資先に選定し、将来の拡大を見据えた初回投資を実行しました。今後は当期中をめどに、総額400万米ドル(約6億円 ※1ドル=150円換算)規模まで運用を拡大していく予定です。

本運用では、初期対象アセットを流動性が高く価格変動の少ないステーブルコインに限定し、従来の暗号資産が抱えるボラティリティリスクを大幅に低減しています。内部統制ルールに基づき、マルチシグによる資産管理や、トレード・会計・資金移動フローの分離、定期レビューの実施などを通じて、徹底したリスク管理体制を構築しています。

今回の取り組みは、Nonagon Capitalの事業の第四の柱として位置づけられます。これまで当社は、(1)ベンチャー投資、(2)コミュニティ事業、(3)バリデーター運営支援事業を展開してきました。新たにDeFi運用を加えることで、デジタルアセット・トレジャリー(DAT)戦略における利回り付きステーブルコインの活用を実現し、安定的な利益獲得と業界における知見の蓄積を目指します。

本運用は、当社がNonagon Capitalへ出資した資金により開始します。Nonagon Capital設立当初からの出資元である当社の出資資金の運用から開始します。今後は、運用額の増額、複数プロトコルを活用した手法の多角化、さらにはLP出資を募ったファンド組成なども検討してまいります。得られた知見は投資判断の高度化、顧客向けコンサルティング、そして新事業の創出へと還元してまいります。

※関連情報:株主の皆様へ|Web3関連事業の事業戦略について
 https://www.hottolink.co.jp/ir/shareholder-info-02/


合同会社Nonagon Capitalについて


Nonagon Capitalは、サンフランシスコ・ベイエリアに主な拠点を置く、ブロックチェーンのプロジェクトに投資を行うベンチャーファンドです。世界中の最前線のプレイヤーとのネットワークを持っており、北米とアジア市場、特に日本市場を繋ぐブリッジの機能を付加価値として、世界中のインフラストラクチャー、DeFi、DAO、エンターテイメント関連のプロジェクトのシード・ステージを中心に投資を行っています。「世界的にWeb3を普及させるプロジェクトを生み出す」ことをミッションに、バリデーターやエンタープライズ向けのコミュニティ事業も推進しており、今後もブロックチェーン領域における投資活動と事業活動を積極的に行って参ります。

代表者:代表職務執行者 岡本和士
公式サイト:https://www.nonagon.xyz/
Nonagon Capital ご紹介資料:https://drive.google.com/drive/folders/1bGibM0iJEoaMjeNLc_RwNWd9xSJgdjy_?usp=sharing

株式会社ホットリンクについて(コード番号:3680 東証グロース)
ホットリンクのロゴ
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年06月26日
資本金:100百万円(2025年5月末時点)
代表者:代表取締役グループCEO 檜野 安弘