お知らせ

ホットリンクとDLE、インバウンド市場に向けたキャラクター・ソリューションをO2O事業領域へ適用開始

2016年01月29日
プレスリリース

株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、証券コード:3680、代表取締役社長CEO 内山幸樹、以下ホットリンク)と、株式会社ディー・エル・イー(本社:東京都千代田区、代表取締役:椎木隆太、以下、DLE)は、拡大するインバウンド市場をターゲットに、ソーシャルビッグデータを活用したキャラクター・ソリューション事業を共同展開することを発表いたします。

両社は、データ分析により解析したインバウンド消費の需要動向を、クリエイティブを活用して言語と国境の壁を越えて訴求するプロモーション手法により、従来は不可能であったマーケティング・ソリューションを提供します。本サービスは、国内メーカーや小売店のO2O事業サービスにとどまらず、政府自治体の観光立国・地方創生を後押しする手段として推進します。

2社による共同開発事業の背景

観光庁によると、2015年7-9月期の訪日外国観光客によるインバウンド消費額は、四半期で初めて1兆円を突破し、前年同期比では81.8%増加しています。このペースが続いた場合、2020年に3兆円、2030年には年間で4.5兆円を超えることも推測されます。

一方、日本政府では、「クールジャパン」推進に向けて、『日本の魅力』を海外に伝える産業の1つとしてコンテンツを重要視しており、コンテンツがインバウンド市場拡大においても重要な役割を果たすことは間違いありません。キャラクターを活用した観光産業の拡大、例えば、「日本の」ご当地キャラクター事業が海外プロモーションの強力な手段として進化していくことが予想されます。

そこで今回、DLEの世界有数のキャラクターコンテンツ生成力を活用して、世界レベルのソーシャル・ビッグデータ解析力とインバウンド消費市場での知見を持つホットリンクが協業し、世界各地の消費者インサイト情報に基づいたキャラクター・ソリューションを開発・展開していく運びとなりました。

協業概要と今後の予定

ホットリンクがDLEに対し、ソーシャル・ビッグデータを活かした世界各地の消費者インサイト情報及び発信コンテンツ素材を提供し、DLEがそのデータをもとにキャラクターコンテンツを開発します。

同時に、ホットリンクは、開発したキャラクターコンテンツを活用したプロモーション企画と販売支援を実施してまいります。

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現在、中国圏や東南アジアにおいて認知度の高い、DLEオリジナルキャラクター「パンパカパンツ」をインバウンドキャラクターに採用し、東南アジアにおいてテストプロモーションを実施しております。

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今後は、DLEとホットリンクでオリジナルキャラクターを生成し、メディアへの露出や広告を通じた、オリジナルキャラクターの海外(中国)での認知度拡大と、インバウンドプロモーション手法の確立を目指してまいります。

株式会社ホットリンクについて(コード番号:3680 東証グロース)
ホットリンクのロゴ
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年06月26日
資本金:2,359百万円(2019年12月末時点)
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹