お知らせ

ホットリンクグループのNonagon Capital、Web3リサーチレポートの提供開始とコミュニティ立ち上げを発表

2024年04月18日
プレスリリース

SNSマーケティング支援サービスを提供する株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、代表取締役グループCEO:内山幸樹)は、当社グループの合同会社Nonagon Capital(本拠:米国サンフランシスコ・ベイエリア、ファウンディング・パートナー:岡本和士、以下Nonagon Capital)が、「Nonagon Report / Nonagon Connect」の提供を開始することをお知らせいたします。

本事業では、レポート提供やニュース配信、コミュニティ組成を通じ、CVCを含む国内大手企業のWeb3に関する理解とインプットを事業へと昇華させる過程に、貢献して参ります。株式会社博報堂キースリーが戦略的パートナーとして参画し、Web3への進出を検討している企業や既にWeb3領域へ進出している企業へのサービス提供を、ともに進めて参ります。

■「Nonagon Report / Nonagon Connect」の特徴
本事業は、国内企業においてWeb3を活用した事業開発や事業推進、Web3スタートアップへの投資や共同事業の立ち上げを検討する事業者を対象とする事業です。

本事業の主な特徴は、次の2点です。

(1)既存事業がWeb3によってどのように変わるかを主眼にした情報提供と対話の場
レポートやニュース配信の多くは情報のキャッチアップに大きく貢献しているものの、「その情報がどのようにして事業に生かせるのか」という観点で考えた時、利用者へより多くの付加価値を提供できる余地がある、と弊社では考えました。

そこで、情報のインプットとアウトプットを通じた対話の場を組成し、海外のWeb3業界の最先端で起きている事象が、自社へどのような影響を及ぼす可能性があるかを俯瞰できる人材の育成に貢献します。

(2)ファンドの運営に使えるレベルのリサーチを共有
Nonagon Capitalはサンフランシスコ・ベイエリアを拠点に活動する、ブロックチェーン・プロジェクトを対象として出資を行うベンチャーファンドです。投資の成功可能性を高めるため、情報収集のスピードと高い精度が求められるベンチャーファンドだからこそのリサーチや、リサーチに基づくインサイト抽出が可能です。

■サービス内容
本事業が有料会員企業に提供するサービスは、月1本の「Nonagon Report」と、四半期に一度の対面イベントである「Nonagon Connect」の2つに分類されます。

(1)Nonagon Reportについて
シリコンバレーを拠点に世界のWeb3ネットワークを構築したNonagon Capitalの視点から、Web3関連事業の担当者が把握しておくべきトピックを解説するトレンドレポートを月に1本配信します。

トピックとしては、現実世界の資産などをトークンにしたRWA(リアルワールドアセット)や、現実世界のインフラをブロックチェーン技術により活用しやすくするDePIN、ブロックチェーン技術とAIがどのように関わっていくのか等、国内の大手企業が知らないでは済まされないトレンドやトピックを選び、どのような形で応用可能なのか、思考を巡らすきっかけや事業立ち上げ、運営の基礎をつくります。

レポートにて解説する予定のトピックは次の通りです。市況やトレンドなどをもとに、トピックは変更されます。

・RWA(Real World Asset)
・DePIN(Decentralized Physical Infrastructure Network)
・ブロックチェーン技術とAI
・スーパーファン・コミュニティ
・Intents
・ESGとブロックチェーン
・チェーンアブストラクション
・次なるNFTの展望
・モジュラーブロックチェーン/アプリチェーン
・MEV(Miner Extractable Value)
・MPC(Multi-Party Computation)
・Oracleless DEX
・Web3カンファレンスレポート

(2)Nonagon Connectについて
Nonagon Reportと不定期に配信されるニュースレターを通じて得た知識やインスピレーションを、実際にWeb3を事業に取り込んでいる専門家や有識者との対話を通じ、Web3に関する解像度を高め、新規事業の立ち上げ・推進に生かせる知見を提供します。双方向のインプットの場として、各業界からWeb3に取り組む大企業の専門家を招いたディスカッションの機会を得られることが、このプランの特徴です。

ディスカッションイベントは、参加者の負担を軽減するとともに、当日の体験をより良くするための準備期間を設ける観点から、四半期(3ヶ月)に一度のペースで開催します。Nonagon Reportの内容に基づいて開催するため、参加者間で共通の事前知識がある状態でのディスカッションが可能となり、単にセミナーに参加して得られるもの以上の情報や知見、洞察を得ることができます。事前にレポートで知識を得た参加者同士の交流は、事前知識や明確な目的意識を持つ企業担当者間の濃密な意見交換が可能になると信じております。

本ディスカッションは前後半に分かれており、後半は録画・録音なしのオフレコディスカッションとなる予定で、「ここだから聞ける」内容に触れる機会を提供します。

■料金体系と提供内容
本事業の料金体系と提供内容は以下の通りです。

Nonagon Report(月額8万円/税別)
・ニュースレター配信(不定期)
・独自レポート(Nonagon Report)配信(毎月)
・ディスカッション動画閲覧

Nonagon Connect(年額200万円/税別)
・ニュースレター配信(不定期)
・独自レポート(Nonagon Report)配信(毎月)
・大手企業のWeb3専門家が集まるディスカッションに参加
・投資先や協業先の一部ご紹介(条件あり)

■コミュニティメンバー企業の募集について
Nonagon Connectでは、コミュニティメンバーを募集しております。

コミュニティメンバー企業への特典は、Nonagonが北米を中心に構築したネットワークからの協業先や投資先の一部紹介が含まれます。ただし、事前に行うヒアリングへの回答内容などによっては、紹介ができない可能性もあります。

コミュニティメンバー企業は、特にブロックチェーンの恩恵を受けられると弊社が考える業界(金融、SIer、通信、インターネット、ゲーム、保険、不動産、IoT、メディア、広告、商社、エンターテイメント、食飲料、不動産、モビリティ、旅行、製造業、エネルギー、ヘルスケアなど)や各企業が運営するCVCや事業部から、入会審査の上、受け付けます。

本リリースの公開時点では、日本航空株式会社、NECソリューションイノベータ株式会社、株式会社東京ドームなどがコミュニティメンバーとして登録していただいております。

■申し込み・お問い合わせ
ニュースレター、Nonagon Report、Nonagon Connectのいずれかにご興味のある方は、以下のURLから必要事項のご記入をお願いします。受け入れ準備が整い次第、順次ご連絡させていただきます。
https://crd120azvc6.typeform.com/to/qyxlEIfm

■戦略的パートナー

株式会社博報堂キースリーは、株式会社博報堂とAstar Network開発の知見を活かし開発等を行うStartale Labs JapanのCEO渡辺創太氏が、Web3のマスアダプションを実現するために設立したジョイントベンチャーです。

同社と弊社は23年12月より、企業のWeb3領域での北米進出を支援する取り組みを進めております。本事業の戦略的パートナーとして、国内企業へのアプローチなどを弊社と協力して進めていく予定です。

博報堂キースリー、サンフランシスコ拠点のVCであるNonagon Capitalと協業し、日米企業の海外進出を支援
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000114677.html

■コミュニティメンバー企業

日本航空は、1951年に設立されました。oneworld®アライアンスのメンバーであり、2024年3月時点で227機の航空機を所有し、提携パートナーとともに世界64カ国・376空港へのネットワークを提供しています。(*)Skytrax社の”5-Star Airline”、北米を拠点とする航空非営利団体 APEXの”World Class”にも認定され、世界で最も定時性の優れたエアラインの一つです。日本航空は「世界一愛されるエアライン」を目指し、お客さまに最高レベルの安全とサービス品質を提供します。詳細はWebサイトをご覧ください。
http://www.jal.com/ja
(*)グループ航空会社を含むネットワークを記載しています。

NECソリューションイノベータ株式会社は、NECグループの社会価値創造をICTで担う中核企業です。「高い技術力とイノベータの目線で社会価値を創造するソフトウェア&サービスカンパニー」を2030ビジョンとし、製造業・顔認証・ヘルスケアなどの幅広い領域におけるソリューションの開発・提供を行っています。
公式サイト:https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/

読売巨人軍の本拠地「東京ドーム」をはじめ、「東京ドームシティ アトラクションズ」、「ラクーア」、「後楽園ホール」等からなるエンターテインメントシティ「東京ドームシティ」の運営を中核に事業展開。都内有数の大規模レジャー施設として魅力ある施設開発やイベント企画運営に注力するほか、流通事業「shop in」の展開や熱海でのリゾート事業、公共施設および民間スポーツ施設の運営受託等の外部展開を行う。2022年3月には東京ドームにおける過去最大のリニューアルを実施し、現在は東京ドームシティ内の各種新施設の開発やランドスケープ計画の刷新を行うなど、新たな顧客体験の提供による満足度向上を図る。
公式サイト:https://www.tokyo-dome.jp/

合同会社Nonagon Capitalについて
Nonagon Capitalは、サンフランシスコ・ベイエリアに主な拠点を置く、ブロックチェーンのプロジェクトに投資を行うベンチャーファンドです。世界中のWeb3の重要なプレイヤーとネットワークを持っており、北米とアジア市場、特に日本市場を繋ぐブリッジの機能を付加価値として、世界中のインフラストラクチャー、DeFi、DAO、エンターテイメント関連のプロジェクトのシード・ステージを中心に投資を行っています。「世界的にWeb3を普及させるプロジェクトを生み出す」ことをミッションに、今後も投資活動等などを行って参ります。
公式サイト:https://www.nonagon.xyz/

株式会社ホットリンクについて(コード番号:3680 東証グロース)
ホットリンクのロゴ
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年06月26日
資本金:2,359百万円(2019年12月末時点)
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹