お知らせ

ホットリンク、上海の普千と資本提携を締結~中国ソーシャル・ビッグデータ活用事業の拡大を加速~

2015年06月24日
プレスリリース

株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO 内山幸樹、以下ホットリンク)は、中国国内における統合モニタリング及び各種データ分析サービスを手がける中国の普千(上海)商務諮詢有限公司(上海 董事総経理 宮田将士 以下普千)と、6月に資本提携を締結したことを発表いたします。このことによりホットリンクは、2015年7月末までに普千の発行済株式数の19.9%を取得する予定です。

ホットリンクでは、2014年7月に普千と業務提携を締結しておりますが、今後更なる普千との協業関係を深めることで、中国ソーシャル・ビッグデータ活用事業の拡大により一層注力したビジネスの展開を図ってまいります。

提携の背景

近年、「アベノミクス」による円安の進行に加えて、ビザ発給条件の緩和、格安航空会社(LCC)の就航、和食・アニメなどの日本ブームの高まりなどに起因する訪日外国人観光客の増加に伴い、その旅行消費(インバウンド消費)額が急増し、国内経済に力強い活力を与えています。

中でも中国語圏(中国、台湾、香港)から訪れる訪日観光客数は、訪日外国人観光客数の半数以上を占めており、訪日外国人旅行の国別消費額でも中国人観光客が首位となっています。

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訪日外国人と旅行消費額

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【出典】日本政府観光局、観光庁調べ  

そのような背景の中で、ホットリンクグループでは、日本国内で大きな注目を集めている訪日中国人観光客による「インバウンド消費」の動向について、中国人のクチコミや書き込みを分析して定期配信するレポートサービス「図解 中国トレンド Express」の販売も開始しており、大変好評をいただいております。

また、グローバルでは、中国の各種ソーシャル・ビッグデータを中国国外に対して再販するライセンスを有しており、世界の名だたるマーケティング・ツールベンダーへデータ供給を行っております。

普千との協業強化により、中国ソーシャル・ビッグデータ活用を軸とする新サービス開発のスピードアップ、日本企業がインバウンド消費の需要を効果的に取り込むための周辺サービスの拡充を図ってまいります。

資本提携の詳細

今回の資本提携の締結に伴い、ホットリンクは普千の発行済株式を将来100%取得する権利を有しています。先ずは、2015年7月末までに普千の発行済株式のうち19.9%を当社が取得し、その後協業の進捗に応じて2018年3月末までに発行済株式の100%取得を予定しています。

株式会社ホットリンクについて(コード番号:3680 東証グロース)
ホットリンクのロゴ
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年06月26日
資本金:2,359百万円(2019年12月末時点)
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹