お知らせ

ホットリンク、セールスフォース・ドットコムへソーシャルメディアデータ及び、センチメント分析技術の提供開始~ソーシャルCRM領域への展開拡大と、グローバル企業のニーズに対応~

2013年05月15日
プレスリリース

リリースサマリー

株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:内山幸樹、以下ホットリンク)は、ソーシャルCRM領域への展開と、グローバル企業のご要望に応えるべく、米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都港区、代表取締役社長:宇陀 栄次、以下:セールスフォース・ドットコム)のSalesforce Marketing Cloudへソーシャルメディアデータ及び、センチメント分析技術の提供を4月より開始いたしました。これは、2012年末に行われた両社の資本提携以降、初の具体的な成果となります。

リリース詳細

セールスフォース・ドットコム社は、ホットリンク社の技術を採用し、セールスフォース・ドットコム社が提供するSalesforce Marketing Cloudのサービス強化を実現しました。今回、ホットリンクはセールスフォース・ドットコム社のSalesforce Marketing Cloudに対し、

  • 2006年11月から蓄積している3100万ブロガーのソーシャルメディアデータの提供
  • Twitterやブログなどソーシャルメディアの種類に合わせたセンチメント分析技術の提供

を開始いたしました。今後両社は、ソーシャルメディアデータの分析・活用において、さまざまな取り組みを積極的に推進していきます。

本取り組みにより、全世界の企業が多数導入しているSalesForceのプラットフォームを通して、ホットリンクの技術やサービスをグローバルに提供することが可能となりました。また本取り組みを実績として、ソーシャルCRMのみならず、BI(ビジネス・インテリジェンス)ツール等のエンタープライズ・ソリューションプロバイダとの連携を加速します。

セールスフォース・ドットコムのコーポレートディベロップメント シニアディレクター 倉林 陽氏は次のようにコメントしています。

「日本のソーシャルリスニング分野のパイオニアであるホットリンク社より技術提供を受け、最も顧客ニーズの高かったソーシャルメディアデータカバレッジとセンチメント分析の改善を実現し、お客様により優れたソーシャルマーケティングソリューションをご提供することができるようになりました。米国本社でもソーシャルメディアデータカバレッジとセンチメント分析の精度検証をし、大変満足のいく結果でした。特に日本国内の主要ブログポータルはほぼ全量取得できており、既存サービスと比較し非常に高い収集率を実現していました。また、ホットリンク社の『クチコミ@係長API』が非常に柔軟にできており、接続もスピーディーにでき、昨年の提携から3ヶ月強でテストが完了しました。今後も技術力の高いホットリンク社との取り組みを推進したいと考えています。」

ホットリンクが保有するソーシャルメディアデータ及び分析技術の特長

ブログ・Twitter・2ちゃんねるなど主要ソーシャルメディアを幅広く網羅しています。さらに、2006年11月からの過去データを保有しているため、6年間に渡る市場の経年変化を捉えることができます。また、業界屈指の分析スピードで、キーワードに限らず、様々な検索条件(期間、ユーザ属性、コンテンツ属性等)に対して、リアルタイムに結果を返し仮説・検証を行えます。

クチコミ@係長API

株式会社ホットリンクについて(コード番号:3680 東証グロース)
ホットリンクのロゴ
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年06月26日
資本金:2,359百万円(2019年12月末時点)
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹