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【セミナーレポート】中国向けマーケティング「ビッグデータから読み解くトレンド情報の活用方法とは」 ~多種多様なニーズの所在地をさぐるためのデータとして~

街路樹のある歩道で笑顔で振り向く赤いチェックシャツを着た女性

こんにちは、トレンドExpress編集部です。WEBメディア「中国トレンドExpress」を開設し三週間、おかげ様で多くの皆様の閲覧をいただいています。

さて、ホットリンク公式ブログでのインバウンド記事更新も三週間ぶりとなりますが、本日は6月15日に行われた株式会社トレンドExpressによるセミナーの様子と内容の一部をお伝えしたいと思います。 

毎月開催のトレンドExpressによるセミナーも5回目を迎えました。今回も、前回同様に定員を上回る多数のご参加をいただきました。

今回のテーマはずばり「ビッグデータから読み解くトレンド情報の活用方法」です。中国向けマーケティングでは、どんなデータを、どういう基準で判断し、どういった行動につなげることができるのでしょうか? さっそく見ていきましょう!

「中国にいる消費者」どうやってイメージしますか?

セミナーでは、まずはマーケティングにおける基本、「ターゲット」や「市場」の情報を押さえるために、中国人消費者に関係する具体的な数字について取り上げることから始めました。 

皆さんは「日本旅行に来る可能性のある中国人」がどこにいるのか(居住地)、所得や職種、年代について、イメージをお持ちでしょうか? 日本旅行ツアーについて、中国の大手旅行サイト「Ctrip」で検索すれば4泊6,000元程度の商品が出てきます。まずはこの旅行商品を購入する人の月収は、6,000元以上と仮定して話を進めます。そのような月収を得ている中国人はどこで何をしている人か、思い浮かびますか?

 いろいろなアプローチがあるとは思いますが、ここでは政府や求人情報から仮説や回答の糸口をつかむことができます。例えば居住地別の平均月収(求人における平均月給)を中国のウェブ上で検索すると、ほぼすべての都市が6,000元以上の平均月給となっていることがわかります。また、中国政府の発表した「中国労働年鑑」では、月収6,000元以上の職業が「金融」や「IT関連」等4職種であることが確認できます。つまり、現在中国では金融やIT関連の職業についている各都市の住民が日本旅行に来るかもしれないということが仮説として成り立つのです。

講師濱野の前に並ぶデスクに座る出席者の皆様と前方の二つのスクリーン

ビッグデータからのぞきみる! 「日本旅行」関心のありか

続いて検索エンジンのビッグデータをご紹介します。各都市の「1日平均の検索回数」を見てみましょう。中国トレンドExpressVol.100では、一線都市、新一線都市の「日本旅行」関連の1日平均の検索回数を調査しました。このデータからは、2016年の国慶節の時期にピークがあることや、都市が一線都市か新一線都市かに関わらず、同程度の平均検索回数となっていることがわかります。

では、都市別に「日本旅行」での関心事項に違いはあるのでしょうか? これもビッグデータから探ることができます。

中国トレンドExpressでは、新浪微博上の投稿を収集、分析し、2016年5月と2017年3月それぞれ一か月間の、「日本旅行」における関心トピックを、「一線都市」「新一線都市(一部二線都市を含む)」ごとに集計しています。

結果、一線都市では2015年にはグルメに関する書き込みが全体の約6割で主流となっていたところ、2017年にはグルメは19.3%文化32.1%、体験28.4%と変化が見られました。

昨年から、インバウンドの需要は「モノ」を消費する買い物から、体験を消費する「コト消費」へシフトしていると言われていますが、SNS上のビッグデータではその傾向を数字でとらえることができるのです。

購入商品が多様化している今、選ばれるためにブランディングを仕掛けていくことが大切

他にもSNSの投稿内容を収集し、発言しているユーザーの属性から「花見」に関心のある層の性別、年代、居住地について、書き込みからさぐった事例や、同じくSNSの投稿内容の比率から「買い物」への意欲をどうとらえることができるのかといった例をご紹介しました。

書き込みの推移をみれば、購入商品の多様化も明らかです。今後は中国の消費者から、多種多様な商品の並ぶ市場で選び取ってもらうために、積極的なブランディングが必要となっていくでしょう。

今月よりWEBメディア化した中国トレンドExpressでは、ご紹介したような分析の一部情報を、無料記事として公開しております。セミナーでは、記事の閲覧方法、コンテンツ紹介、会員向けの機能のリニューアルについてあわせてご紹介させていただきました。

セミナー終了後は名刺交換も活発に行われ、次回の開催に期待高まるムードで終わりを迎えました。もちろん来月7月も定期セミナーを開催予定です。これからも中国向けマーケティングの知見を高めることのできるトレンドExpressのセミナーにご期待ください。

 

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