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インバウンド

定番カテゴリ「化粧品」爆買いの行方は?個人旅行の増加が与える影響

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2016年春節、化粧品は引き続き人気

爆買いの定番カテゴリの1つである化粧品。2016年の春節前に実施したアンケートでも、買いたいランキングTOPの一角を占めています。

 

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※出典 図解中国トレンドExpress34号

 

一方で、最近の訪日中国人のインバウンド消費における傾向を語るキーワードとして「モノからコトへ」があげられ、爆買いはなくなるのか?という懸念があります。

 

図解中国トレンドExpressや本ブログでもお伝えしているとおり、「モノからコトへ」の背景としては、 リピーター増加にともなう個人旅行客の増加、そして行動の多様化があるようです。

実際、上海のスタッフが日本旅行商品を扱っている中国の旅行代理店に取材をしたところ、団体旅行と個人旅行(自由行)の割合が、2013年には8:2、2014年には6:4、そして2015年にはほぼ半々の5:5になっているとのことでした。

 

では「 モノからコト」への移行は、化粧品の爆買いにどのような影響を及ぼすのでしょうか?

 

「行ってから買う」が化粧品の爆買いにもたらす変化

団体旅行客が中心だったこれまで、少ない時間で効率よく決まった商品を、お土産として大量に購入するために活用されていたのが「お買い物リスト」です。そこで購入の対象となる化粧品は、個人の好みが出にくく、プレゼント用に最適で、使い方も簡単なスキンケア化粧品が中心だったようです。

 

では訪日中国人の旅行スタイルが個人旅行へシフトしていった場合は、どういったことが想定されるでしょうか?

 

まず、個人旅行客はツアーで回るようないわゆるゴールデンルートを意図的に避けて、中国人が少ない地方都市や郊外へ旅行する傾向が見られます。

そうなると、事前に情報を収集してお買い物リストを作成したとしても、旅行先で目当ての商品が実際に売られているかどうかは保証されません。というのも、全ての都市や観光地に免税店や大型量販店があるわけではないため、結果として個人旅行客は、自分たちが訪れた場所にある店舗で売られている商品の中から、購入するものを決定することになるのです。

 

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つまり、従来の「決めてから買いに行く」から今後は「行ってから買うものを決める」スタイルに変化することが考えられます。

 

そして、化粧品にとってより重要なもう一つの変化が、個人旅行客が増えることによって、人気の化粧品がメイクアップ化粧品にも拡大していく可能性が高まるのではないかということです。

個人旅行客は団体旅行客ほどお土産購入に時間をかけない傾向があり、自分が欲しいと思うモノだけを買う方も多いようです。その場合、化粧品は自分が愛用している商品、自分が欲しいと思っている商品が中心となり、誰かへプレゼントするといったことを気にする必要もこれまでよりは少なくなるでしょう。であれば、自分の好みでメイクアップ化粧品を購入する可能性は以前よりも高くなると考えられるのです。

 

爆買いは「なくなる」のではなく、時とともに変化していくものです。こうした訪日中国人の旅行スタイルの変化を把握したうえで、売れる商品を予測していくことも重要なのではないでしょうか。

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