お知らせ

ホットリンク、マスターピース・グループと協業 『中国サイトリスク発見サービス』を提供開始 ~現地専任オペレータが中国インターネット・SNSからリスクを発見~

2017年12月19日
プレスリリース

株式会社ホットリンク(本社:東京都千代田区、証券コード:3680、代表取締役社長 内山幸樹、以下ホットリンク)は、マスターピース・グループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長 佐藤修、以下マスターピース・グループ)と協業することを発表いたします。

本協業により、本日2017年12月19日から、『中国サイトリスク発見サービス』の提供を開始いたします。

 

リリースの背景

日本政府観光局(JNTO)によると、2017年10月の中国からの訪日外客数は、663,800人にのぼり、全体の約25%を占めています※1。また、中国へ進出している日系企業は日本企業全体の45%、中国国内に32,313もの拠点があります※2。さらに、日本は中国の越境ECユーザーの購入先国の1位となっており※3、中国が日本企業において重要な存在であることは明らかです。

 

中国では、毎年3月15日の「世界消費者権利デー」に放映される特別番組内で、消費者の権利を侵害したとされる企業が名指しで取り上げられます。そこで批判対象となった企業は大抵の場合、中国のネット上で炎上し、商品の不買運動が起こっています。また、中国では世代を問わず最も信頼する情報源としてネット口コミをあげて※4いることもあり、中国のインターネット・SNS上での風評被害が、日本企業に甚大な損害をもたらすリスクであることは間違いありません。つまり、日本企業が中国における自社や自社商品の評判・風評を定期的に監視することが必要不可欠となっています。

 

しかし中国では、Weibo、WeChat等中国独自のSNSサイトの利用が主流で、中国国外からのサイトモニタリングが非常に難しく、さらに書き込みの量も莫大なため、有用なデータ抽出は日本企業にとって大変困難な作業です。

 

そこで、ソーシャル・ビッグデータ活用を支援するホットリンクが、リスクモニタリングツールe-miningで培った独自のリスク監視ノウハウをもとに、多言語モニタリングを得意とするマスターピース・グループと協業することによって、中国におけるインターネット・SNS上の風評被害や機密漏えいをリアルタイムで監視可能とする『中国サイトリスク発見サービス』の提供を開始することと致しました。

 

主な特徴と機能

■データ収集

専用システムを利用して10,000以上の中国ニュースサイト、Weibo・WeChat、全国・全業種のBBSサイトなどの情報を素早く、正確に収集します。対象メディアの限定、絞込みキーワードの設定も柔軟に対応可能です。

 

■オペレータによる目視分類

収集した情報を「目視」で「専任オペレータ」が分類・集計します。中国現地のスタッフが行うことで、細かいニュアンスをくみ取ることができ、顧客の声・クレームを早期に察知します。また、緊急を要する内容は、発見し次第、即お客様にご連絡いたします。

 

■報告レポート

ベースとなる定量報告と、投稿内容のピックアップによる定性報告を実施いたします。傾向値や具体的な投稿内容より今後の方向性を分析・改善していきます。

 

※1:「日本政府観光局(JNTO)平成29年 訪日外客数・出国日本人数」より
※2:外務省「海外在留邦人数調査統計(平成29年要約版)」より
※3:「ペイパルによる越境 EC グローバル調査 2016」より
※4:「図解中国トレンドExpress Vol.071」より

 

【お問い合わせ】
株式会社ホットリンク SaaSカンパニー 営業本部
03-6261-6933
buzz-request@ml.hottolink.com

株式会社ホットリンクについて(コード番号:3680 東証グロース)
ホットリンクのロゴ
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年06月26日
資本金:2,359百万円(2019年12月末時点)
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹