お知らせ

ホットリンク、炎上時の“1件1件チェック”を定量的に把握~インターネットのリスクモニタリングツール「e-mining 7」を発売開始~

2014年12月22日
プレスリリース

ホットリンクは、インターネットのリスクモニタリングツール「e-mining」を全面刷新し、「e-mining 7」として、2014年12月22日(月)本日より受付を開始します。 これにより、リスクマネジメント担当者は、平常時におけるリスクモニタリング担当者の工数削減が可能となりました。併せて、クライシス発生時における、企業に実害を与えるような発言の定量的把握が可能となり、本来のリスクマネジメント業務へ時間を割けるようになります。

これまでの状況

「リスクマネジメント」は、ビジネスを行う上で、たいへん重要です。特に、組織の総合的な事業リスクマネジメント(ERM)の重要性が高まっています。ただし、一口にリスクマネジメントと言っても、自然災害のリスクや法的リスク、環境汚染のリスクなど、その内容は多岐にわたります。そして、ここ数年確実に重要度を増してきているのがネット上に発生するリスクです。急激なスマートフォンの普及は、同時に炎上件数も急激に増やしています(図1)。リスクとなりうる投稿の拡散スピードや、閲覧するユーザの数が飛躍的に伸びており、一気に重要度を増しました。たとえば、社員が不正行為を行うのは法務リスクですが、気軽にインターネット上へ投稿されてしまえばネットリスクとなり得ますし、自社の風評が知らないうちに拡散することもネットリスクです(図2)。

【図1】スマートフォンの普及率と炎上件数の推移

【図1】スマートフォンの普及率と炎上件数の推移

【図2】企業に実害を与えるような発言(例)

【図2】企業に実害を与えるような発言(例)

しかしこれらの情報は、いつどこで発生するか分からないため、調査する内容(キーワード)によっては数千、数万件の掲載内容を確認する必要があり、担当者が漏れなく確認するには日々多くの工数が必要でした。

「e-mining」は、システム巡回によりソーシャルメディアへの掲載情報の収集・報告を行うサービスです。「e-mining7」の発売により、ユーザは、今までできなかったTwitterのRT記事や複数媒体への同一内容の書き込み等の重複記事がまとめて閲覧できるようになります。また、不要記事の除外機能により、ユーザは必要な情報のみを収集することが可能なため、実務のさらなる工数削減が見込めるようになります。

さらに、重複記事をまとめた件数も確認できるようになるため、ユーザはクライシス発生時において、企業に実害を与えるような発言の定量的把握が可能となり、リスクレポート作成に時間をかけることなく、本来のリスクマネジメント業務へ時間を割けるようになります。

サービス概要

  • 料金:     初期費用10万円、 月額費用10万円~
  • 提供開始:   2015年1月7日(本日よりお申し込み受付開始)

画面イメージ

画面イメージ

※画面は開発中のものです

e-mining(イーマイニング)について

e-mining

ソーシャルメディアをはじめとしたインターネット上に存在する、企業にとってリスクとなりえる情報を、効率的に発見するソーシャルリスク・モニタリングツールです。 また、e-miningは、発見した情報をご担当者様が効率よくチェックできる管理画面や、検索効率を上げるキーワードのご提案や操作方法などのサポートも行っております。

https://www.hottolink.co.jp/service/emining

株式会社ホットリンクについて(コード番号:3680 東証グロース)
ホットリンクのロゴ
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年06月26日
資本金:2,359百万円(2019年12月末時点)
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹