お知らせ

ホットリンク、ソーシャルメディアへの書き込みデータを元にしたソーシャルプロファイリングデータ提供サービスを開始

2014年08月05日
プレスリリース

概 要

株式会社ホットリンク(代表取締役社長CEO:内山 幸樹、本社:東京都千代田区、証券コード:3680)は、生活者のソーシャルメディアへの書き込みデータを元にして、生活者一人ひとりの生活全般に渡る興味関心・嗜好性を導き出すソーシャルプロファイリングデータ提供サービスを、本日8/5(火)より開始いたしました。

これにより、広告配信業者がユーザの興味関心に基づくターゲティング広告の配信精度をより高めたり、企業がCRM活動において、まだ購買履歴がない消費者へのレコメンデーションを行ったりする事が可能になります。
今回のサービスは、ホットリンクの3つの成長戦略のうちの1つである、「ソーシャル・ビッグデータ活用のマーケティング分野での浸透」の施策の一環です。

背 景

デジタルマーケティングの普及、及びビッグデータ活用ニーズの高まりに伴い、企業は顧客の購買履歴、実店舗への来訪及びサイト閲覧行動等の様々なデータを収集・統合・分析してきました。それらの分析データを元にOne to Oneの情報提供を行うことで、広告・宣伝・販促・CRM活動の効果を増加させようとする動きが活発化してきています。

そのような中で、生活者のソーシャルメディアへの書き込み内容やソーシャルメディア上のユーザ同士の結びつきは、ユーザの購買に至る前の潜在欲求や、他社の商品・サービスに対する購買動向、または商品・サービスとは直接関係のない生活全般の興味関心やライフスタイルを理解するためのデータとして、活用に期待が寄せられています。しかし、実際に活用しようとすると、データ収集技術・自然言語解析技術・統計解析技術・マーケティングノウハウ等の総合的な技術が必要になることから、それらの情報を実際の広告やCRMのアクションに繋げるための情報に変換することが困難でした。

ホットリンクは、従来のソーシャルアカウントで実施していた「『特定のキーワード』を含む投稿内容の集合」を分析する領域で培った技術を、「『特定のアカウント』が発信した内容の集合(※)」に適応し、更に、東京大学工学系研究科 坂田・森研究室東京大学工学系研究科との共同開発による各アカウントの嗜好性分析技術を合わせ、ソーシャルへの投稿データに基づくユーザの興味関心や特定ブランドへのロイヤリティーレベルを数値化して提供することを可能にしました。

(※)データは、一般公開されている情報のみを利用しています

サービス内容

提供方法

1.APIによる提供

企業や広告配信業者等が所有する自社顧客のTwitterIDをホットリンクのAPIに送ると、自社顧客のソーシャルプロファイルを返します

システムイメージ
【図1 システムイメージ】

2.手動のデータ送受信による提供

企業や広告配信業者等が所有するTwitterユーザ名のリストをホットリンクに提出すると、それらのアカウントのソーシャルプロファイルをデータとして納品します

1.2.共に、ユーザの興味関心ジャンルの分類軸を、事前要望に応じて変更可能です。

図2 データ利用例
【図2 データ利用例】

対象顧客

DSP業者、CRMツールベンダー、DMPサービスベンダー、広告主企業

サービス開始日

2014年8月5日(火)

株式会社ホットリンクについて(コード番号:3680 東証グロース)
ホットリンクのロゴ
日米で事業を展開するホットリンクグループのコア企業。SNSへの投稿など、生活者の声の投影であるソーシャル・ビッグデータを分析し、企業のマーケティング活動や報道、災害対策などでの活用支援を行っています。Web3においても、データ分析・活用力を活かしてインフラを担い、世界中の人々が“HOTTO(ほっと)”できる世界の実現を目指しています。
設立日:2000年06月26日
資本金:2,359百万円(2019年12月末時点)
代表者:代表取締役グループCEO 内山 幸樹