ホットリサーチ

「母の日」プレゼントの主流はモノからコトへ
~Twitter分析でみる、感謝の伝え方~

2014年 5月12日(月)

株式会社ホットリンク(代表取締役社長CEO:内山 幸樹、本社:東京都千代田区、証券コード:3680)のグループ会社である株式会社ホットリンクコンサルティング(代表取締役社長:成瀬功一郎、本社:東京都千代田区)は、ソーシャルリスニングツール「クチコミ@係長」を使って、母の日に関する調査を行いました。その結果、生活者における感謝の伝え方が変化しつつあることを確認することができました。

レポート詳細

母の日は毎年5月の第2日曜日であり、今年は5月11日でした。母の日に関する、5月1日~5月7日までの1週間のツイート数について、ここ数年間の時系列推移を比較すると、2012年から2013年は約10%増加、2013年から2014年は約40%増加と、年々増加傾向にあります。

【図1:母の日に関するツイート数の時系列推移】

プレゼントの主流はモノからコトへ

母の日のプレゼントに関する各ワードの言及数の順位の時系列推移を調べると、定番のカーネーションを中心とした「花」が不動のトップを維持しています。2位以下では、「バッグ」、「お菓子」が年々順位を下げている一方、「ご飯」、「手紙」、「旅行」が順位を上げています。モノからコトへ、母の日に感謝を伝えるカタチが変化している傾向がうかがえます。

【表1:母の日のプレゼントに関するワードの言及割合ランキング】
(データ期間:2014年5月1日~5月7日)

「手紙」について、母の日当日である5月11日を含めた具体的なクチコミ内容をみてみると、『お母さんにプレゼントと手紙を渡したら、めっちゃ泣いて喜んでくれた。』、『子供達からの母の日のプレゼント♪、手紙付きで感動(,,,´ω`,,,)』など、手紙を贈る側、受け取る側の双方に、強い感動を与えていることが分かりました。また、『自分で書いた内容に涙とまらねぇ』、『感動の手紙のつもりが、漢字間違えてて全然感動されなかった…』などの微笑ましいエピソードも多数見受けられました。

広告リツイートは多様化、分散化

母の日は、バレンタインデーやクリスマスなどと同様に、企業にとっても重要なイベントの一つです。そのイベントに合わせた最適なプロモーションを展開することで、売上の大幅アップも見込めます。そこで、母の日のプレゼントに関する各企業のプロモーション系ツイートについて、共感を表す指標の1つと考えられるリツイート数(転送数)やその傾向について調べてみました。

その結果、2012年と2013年はトップであった「スイーツ」が5位に順位を下げる一方、「コーヒー」や「アプリ」など新たなカテゴリが上位にランクされるなど、2014年は順位が大きく変動しています。また、トップの「花」を含め、上位リツイート数が軒並み減少していることも、今年の特徴の一つです。

【表2:母の日に関するプロモーション系ツイートのリツイートランキング】
(データ期間:2014年5月1日~5月7日)

このことは、Twitterの広告利用が多様な業種に拡がり、母の日のプレゼントが多様化しつつあることを意味すると同時に、生活者におけるプレゼントの主流がモノからコトへ変化する一方、企業側の対応が遅れ、生活者の共感を得にくくなっていることの現れと捉えられるかもしれません。

考察

母の日のプレゼントは、従来のモノ中心からコト中心へ変化しつつあります。それは、贈る側、受け取る側の双方に、より強い感動を与えることができるものとして、拡がっています。


一方、企業側のTwitterの広告利用も多様な業種に拡がり、母の日のプレゼントも多様化していますが、生活者の共感を得るプロモーション系ツイートは減少しており、生活者の変化に十分に対応できているとは言い難い状況です。その結果、母の日における売上が減少している企業が多いのではないかと推測されます。

企業にとって、生活者の変化をリアルタイムに捉えることがますます重要になりつつあります。そのような場合に有効なのが、ソーシャルデータの分析です。ソーシャルデータ上でのクチコミを分析することにより、生活者の変化をいち早くとらえ、それに合わせた広告プロモーション活動を実施することが可能となります。その結果、生活者の共感を得て、売り上げアップを実現することができるのです。

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