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当社におけるキャリア形成事例のご紹介:社会人博士課程への進学

2018年04月17日

最終更新日:2023年6月12日

この度、当社R&D部の水木が、4月より社会人博士課程に進学することとなりました。所属は下記になります。

東京工業大学 情報理工学院 情報工学系 知能情報コース

岡崎研究室(岡崎直観 教授)
http://www.nlp.c.titech.ac.jp/index.ja.html

それに伴い当人の動機・抱負について、ごく簡単にまとめましたので、ブログで紹介します。社会人博士課程への進学を検討されている方の一助となれば幸いです。

 

 

ーー 今回、博士課程に進学されたのはどのような動機からでしょうか?

動機は、以下の3点に大別されます。

  1. 自然言語処理に関する知識の体系的な学習
  2. 研究開発マネジメント能力の向上
  3. 意味認識技術の進展へのささやかな挑戦

3.について、ひとつ具体例を挙げたいと思います。
最近の検索エンジンは、ヒトの意図を汲み取るかのごときふるまいを見せてくれます。たとえばGoogleで「神楽坂の居酒屋」と検索してみてください。地図付きでお店をサジェストしてくれますよね(※)。飲み屋を探したい、という閲覧者の意図を把握するかのような対応です。それでは「神楽坂の居酒屋以外の店」と検索してみると、どうなるでしょうか?…先ほどと同じような結果が返ってきますよね(※)。中華やイタリアンに絞ったサジェストにはなりません。このことは、言葉の意味を取りこぼさずに扱うことは容易ではない、ということを示唆しています。
※ 2018年4月現在

上では「〇〇以外の✕✕」という表現を例に挙げました。しかし取り扱いが難しい表現は、それこそ枚挙に暇がないほど、たくさんあります。機械にもできる、うまい言葉の取り扱い方はないものか…博士課程では、それを研究の中心に置きたいと思っています。

ーー 博士課程における意気込みなどを教えて下さい

自分なりに納得のゆく研究を行うこと、これを第一にしたいと思っています。その上で、会社と研究室の双方において、同じ目標に取り組む仲間として扱ってもらえるよう鋭意努力することを心がけたいです。二足のわらじとは言うものの、片方を履きつぶしてしまって良いはずがありません。うまくバランスを取りながら、着実に前進していきたいです。

 

 

ホットリンクは、社員のキャリア形成に寄与する活動を、可能な限り支援したいという方針を掲げています。そのために、社内制度の拡大・勤務体系の整備といった施策を逐次実施していく予定です。

■当社R&D部のアカデミックとの協力体制について
https://www.hottolink.co.jp/company/lab/

 
 
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