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【ソーシャルリスク入門編】なんでSNSのリスクマネジメントが必要なの?

こんにちは。営業本部リスクサービス部 部長 篠﨑千春です。

ソーシャルリスクモニタリングツール「e-mining」の販売を中心に、インターネット、SNS上のリスクマネジメントの支援をしています。

マストドンそのうちに始めようと思っています。

 

前回のおさらい

 リスクマネジメントについての連載第2回目になります。

前回はそもそも「リスクマネジメント」と「クライシスマネジメント」はひとくくりにはできない、という事で、雨が降る可能性に備えた行動に対する対策を例に2つの用語の違いを解説させていただきました。

僕自身リスクの受容に関する視点をいただけるなど学びの多い機会となり、今後もこのようなお話を続けさせていただければ幸いです。

 本題に入る前に前回の話を簡潔に振り返りますと 

①「リスクマネジメント」とは、危機に直面することを防ぐこと

②「クライシスマネジメント」とは、危機に遭遇した際の対応策を決めること

 という区分けをさせて頂きました。

なるべく危険を避けるためにリスクマネジメントを行いつつ、いざというときのためにクライシスマネジメントも行えばより安全。

そんなお話でした。

企業にとってのソーシャルリスクとは?

では、企業にとってどんな「危険(リスク)」が想定されるでしょうか?

例えば、以下のような要素があるのではないでしょうか。

各企業はこういった事象に巻き込まれないように危機管理体制を構築したり、広報のトレーニングを積んだり、従業員教育を徹底したり、情報漏洩対策ソリューションを導入したり多くの手段を講じていると思いますが、監視(モニタリング)が有効かつ効率的な対策のひとつとしてあげられます。

何故SNSをモニタリングしなければいけなくなったのか?

それはSNSとスマートフォンの普及につきます。

これまで企業に関する危険(リスク)が外部に可視化される場合はマスメディアに取り上げられた場合くらいでした。

それが

SNSの普及により情報発信の「場」が

スマートフォンの普及により「機会」が

それぞれ増えることで、「可視化され」「拡散」されるケースが激増したといえます。

例えば、一時期世の中を騒がせたバイトテロ事件も一番肝要なのはそれが、SNSとスマートフォンの普及により全世界に一瞬で共有されてしまう土壌が出来上がったという事です。

問題の投稿を行った本人たちのほとんどは必ずしもアルバイト勤務先に迷惑をかけようと思ってやったわけでなく、あくまで「おふざけ」で投稿を行ってしまっていました。

悪意を持って企業に害をなそうとするケースであれば多少の防衛策も講じられますが、本件のように悪意の「ない」第三者によっていつの間にか自社が危機に直面する事がある。SNSが普及した時代の特徴です。

こういった外部環境の変化を企業はまず認識するべきでしょう。

 

なぜ今SNSリスクマネジメントが必要なのか、また重要視されているのか、おわかりいただけたのではないでしょうか?

私がインターネットリスクマネジメントサービスを扱い始めた10年前もインターネットは普及していたものの、アクセスはPCベースであったため、情報発信の場はあっても気軽に情報を発信、拡散する機会はまだまだ少なく、SNSのリスクマネジメントに取り組む必要性についてはまだこれから…というところでした。

ですが、昨今では業種業態にかかわらずSNSをきっかけにしたトラブルに巻き込まれるケースも増えていますので、なにかしらの対策はお勧めしたいところです。おそらく、

  • SNS利用にあたりガイドラインの策定
  • 社員、関係者向けの教育
  • ネット上のモニタリング

等は既に行っている企業が多いかと思いますが、次回ではどういった対策が効果的なのかお話しさせていただきます。