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【前編】中国版ツイッター新浪微博でデンマークのカキが話題になった理由 ~ツッコミへの返答はおろそかにしないこと、それが中国SNS運用の胆~

こんにちは、トレンドExpress編集部です。
先月、中国のSNS、新浪微博で話題になったデンマークの「カキ爆食への誘致」についてご存知ですか?

 5月17日、産経WESTの報じたところによると、中国のSNS新浪微博に駐中国デンマーク大使館が4月24日カキの大量発生している状況を投稿し、「デンマークにカキを食べに来ませんか」と呼び掛け、これが話題になったとのこと。

参考:中国人観光客、異常発生カキ食べつくしデンマーク救済へ…みんな乗り気「中国人に任せろ」(出典:産経WEST)

本日はこのトピックがSNS上でどのように広がっていったのか、ご紹介したいと思います。

 

デンマーク大使館、微博アカウントのフォロワー数は?

まずはデンマーク大使館の新浪微博アカウントをみてみましょう。

駐中国デンマーク大使館の公式新浪微博アカウントはフォロワー17.8万人を持ち、2011年3月から運営開始されていることがトップ画面からわかります。日々3~4件の投稿があります。大使のCarten氏のアカウントも開設、運用されており、そのフォロワー数は3,000人ほどです。

ちなみに、日本大使館の新浪微博アカウントのフォロワー数は52万人。二番煎じはイケていませんが、一大ブームを巻き起こすには十分なポテンシャルといえるのではないでしょうか。

 

カキ爆食を誘いかける一つの新浪微博の記事

4月24日夜に新浪微博上にデンマーク大使館が投稿した記事では、産経WESTで紹介されているとおり、天敵がおらず外来種のカキが大量に繁殖してしまったこと、そして自然保護局と環境保護局はその対応策として「食べて減少させる」という案を出したものの、自国民から冷たくあしらわれてしまったことが伝えられています。記事は中国のSNSでよく見かけるテイストのブサイクなイラストやシリアスな表情に笑いを誘うセリフを重ねたコラージュを交えて構成されており、悲壮感がありながらも喜劇っぽさを忘れない、中国のウェブ記事らしい仕上がりとなっています。

記事からは閲読数は882万回以上であることが確認できます。記事をシェアしたSNSの投稿は13,967回リツイートされ、8,961回のいいねがついています(5月22日15時半確認)。
記事の最中にはグルメ雑誌に載っているような美しい牡蠣料理の写真も交えられ、最後には重なるカキの上に「人類が我々をどうするかお手並み拝見しよう」の文字。さながらカキからの挑戦状といった感じです。 

参考:海岸いっぱいのカキだけど、デンマーク人はちっともうれしくない」(出典:デンマーク大使館新浪微博アカウント)

この投稿に対し、「中国人に来て欲しいなら、『カキビザ』を作ればいいんじゃない?」という提案が2日後、網紅のアカウントによって文章公開されます。大使館アカウントはこれについて「本当にいい案ですね」と返答しました(もちろん、実際にこの種類のビザを作ってはいません)。

 

さて、ここからさらにデンマーク大使館の新浪微博使いの技が光ります。
明日26日(金)更新の後編では、続くデンマーク大使館のSNS上の活動をご紹介します。ぜひ見てくださいね!

 

▼後編はこちら▼

【後編】新浪微博でデンマークのカキが話題になった理由