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「AKB48の計算社会科学」イベントレポート前編 ~やっぱり現役アイドルはすごかった、そのプレゼン力に完敗~

開発本部研究開発グループR&Dチーム マネージャーのです。

今回は、先日、神戸大学で開催された「AKB48の計算社会科学~かよよん(田北香世子さん・AKB48チームA)を迎えて」という意味不明な興味深いイベントで、現役アイドルと共に登壇しましたので、そちらのイベントの様子と講演内容について、前後編でお伝えしたいと思います。

 

 
※写真提供:神戸大学経済経営研究所

やっぱりアイドルはすごかった?!そのプレゼン力に完敗

本イベントは、ウェブサイトの説明には「本シンポジウムでは、AKB48チームA『かよよん』こと田北香世子さんをお迎えし、『人気上昇の鍵は何か?』という観点から、AKB48を含む社会現象の数理・統計分析を行っている最先端の研究者が、最新の研究成果を紹介します」とあります。
 
これだけだとやっぱり意味不明内容がよくわからないのですが、実際には、「如何にしてソーシャルメディアの分析を実社会で役立てるか」という問題設定について、
 
 ・研究者は、アイドルを具体例にした場合のソーシャルメディアの分析内容を紹介する
 ・かよよんさんは、実際にソーシャルメディアを活用している立場として現場の声を述べる
 
といったイベントとなっており、終わってみれば、自分にとって極めて有意義なものとなりました。
(当日まで、「いったいどんなイベントになるのか?」「パネルディスカッションでは、いったい何をディスカッションする気なんだ」と不安ではありました(笑))
 
研究者の発表は後述するとして、まずはかよよんさんの発表に焦点をあてると、正直な感想としては・・・・
かよよんさんのプレゼンテーション力に完敗でした。
 
発表の簡潔さ、はきはきとしたしゃべり方、どんな質問にも的確に回答するの機転の早さには正直、舌を巻きました。
当初は、「学会発表等でなれている自分の方が発表はうまいだろう」と高をくくってましたが、常に人前に出ているアイドルはすごいですね。実際、当日のTwitter上の感想でも、「かよよんさんが一番わかりやすかった」と言う声が多数でした※し、研究者側3名共に「我々も見習わなければ」という感想を持ちました。特に質疑応答は真似できる気がしませんでした。
 
 
 

ヒット現象の数理モデルを用いたAKB48の総選挙予測

研究者側としては、神戸大学の柳川先生が、いちAKB48ファンとしてAKB48論を語っておられ、AKB48に詳しくない人にもどのようなアイドルであるかがわかる内容でした。
 
鳥取大学の石井先生は、物理学の3体相互作用の考え方を用いてヒットを分析する「ヒット現象の数理モデル」を用いてAKB48の総選挙予測について発表されていました。また、ヒット現象の数理モデルを用いて、実際にかよよんさんがどのようなファンに受けているかを分析されていました。
それによれば「コアファンに人気があり、ファン層を広げる力が十分にある」とのことでした。(なお、石井先生の分析データは、ホットリンクから提供しています)
 
自分の発表は改めて後編にてお伝えしますが、「アイドルがファンを獲得するためにはソーシャルメディア上でどのように振る舞うべきか?」という内容について発表しました。
 
そんなこんなで、自分としては現役アイドルと直接話せて役得なイベントでした。ではなく、ソーシャルメディアを活用している現役アイドルから現場の声を聞けて非常に有意義なイベントとなりました。また、自分が最近注目している計算社会科学の可能性を感じられた点、「計算社会科学」という言葉を広められた点もよかったです。
 
神戸大学は、今後、計算社会科学の研究拠点の立上げを目指して、活動を進めて行くそうです。読者の方々も計算社会科学をよろしくお願いします!
 
※計算社会科学とは
大規模ソーシャルデータを情報技術によって取得・処理し、分析・モデル化して、オフライン (実世界) の人間行動や社会現象を定量的に理解しようとする学問領域。経済学、社会科学、情報学など様々な学問領域に関わる学際的な研究領域です。近年、アメリカ・ヨーロッパでは注目を集めています。
 
気になる後編「アイドルがファンを獲得するにはソーシャルメディア上でどう振る舞うべき?」は明日公開予定です。お楽しみに!
 
 
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