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【2016年インバウンド総決算】労働節編:「行きたい場所」ランキング発表 ~雪だけじゃない!北海道の人気が継続中のワケ~

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日本政府観光局(JNTO)の最新発表によると、2016年1月~11月期間の訪日外客数は約2,200万人となり、過去最高を記録した2015年と比較して約22.4%増(前年同期比)とその数は増え続けています。訪日外客数のうち、国別で訪日外客数が最も多い訪日中国人客数は、11月までで約594万人(前年同期比約28%増)と依然勢いを保ち伸び続けています。

 訪日外客数(2016 年 11 月推計値)を発表 出典:日本政府観光局(JNTO)

そこで本日は、【2016年インバウンド総決算】と題して、今年の労働節を振り返ってみたいと思います。「モノからコトへ」という言葉とともに、訪日中国人の行動が多様化しつつあると言われる昨今ですが、今年の労働節においても、行き先は多様化していたのでしょうか?

今回は、労働節に「行きたい」ランキングの紹介と、中でも人気スポット「北海道」の人気の理由を探ってみたいと思います。

 

雪だけじゃない!北海道の人気が継続中のワケ

訪日中国人たちが労働節に行きたいと思っている地域について、中国のSNS上で「日本の○○に行きたい」と書き込まれた投稿を収集・集計したところ、「東京」が2位以下を大きく引き離し1位となっています。

東京の人気はゆるがないところだと思いますが、新たな傾向として注目したいのが、3位に「北海道」、4位に「札幌」がランクインしている点です。

 

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出典:図解 中国トレンドExpress

昨年の労働節に限らずこれまで上位は、東京に加え大阪・京都等の関西圏が独占してきましたが、1月頃から“雪”目的で訪日中国人が増加した北海道地方の人気が継続する結果となりました。場所によってはまだ雪が残っているところもあるため、最後の“雪景色”を堪能したいという需要も推測されます。

投稿内容を見てみると、「労働節の時期なら桜じゃなくて北海道のラベンダー。桜同様の圧巻の景色」という、北海道のラベンダーを楽しみにする声もあがっていました。

また、2016年4月、千歳空港の日中時間帯の発着枠について、前倒しで拡大されることが政府から発表されました。海外から新千歳への乗り入れ要望が多く挙がっているということで、その注目度の高さは間違いないようです。

新千歳発着枠、来春拡大 訪日外国人増加へ政府1年前倒し 官房長官が発表 (出典:日本経済新聞)

新千歳空港、海外からの要望で発着枠拡大 訪日客の更なる増加目指す (出典:Economic News)

 

北海道に関する書き込み数、北海道に「行った」書き込み数ともに右肩上がり!

では中国における北海道に関する書き込みは増加しているのか、2015年8月からの推移を見てみましょう。ここでは、北海道に関する書き込みと、実際に北海道に「行った」という書き込みの推移を比較してみました。

【北海道に関する書き込みと、北海道に「行った」書き込みの推移】

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データ出所:  トレンドExpress調べ 
新浪微博、BBS、BLOG、WechatのパブリックアカウントなどSNS上での書き込み件数を集計
集計期間:2015年8月5日~2016年4月5日

 

北海道に関する書き込みは、2015年の国慶節あたりでぐっと増加、さらに2016年の春節あたりでさらに増加しており、注目が高まっていることがうかがえます。北海道に「行った」書き込みについても、国慶節をすぎたあたりからじわじわと増え始め、さっぽろ雪まつりの週にはその動きが加速、さらに雪の季節が終わっても順調に件数を伸ばしています。書き込みにも、雪まつりを楽しむものが見られました。

“札幌雪まつりにやってきましたよ。建造物のレベルたけえー。人生で初めての雪ではしゃぎすぎて友人がひいてたのは旅の恥はかきすてということで。”

書き込みからは、中国人観光客が北海道の滞在を心から楽しんでいることがわかります。中国での北海道人気は、今後ますます注目の分野となりそうです!

 

▼【2016年インバウンド総決算】春節編はこちら▼

【2016年インバウンド総決算】春節編:訪日中国人の「モノからコトへ」で地方への訪問は増加する?~気になる注目スポットまで大調査!~