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JNTOが9月の訪日外客数を発表、個人消費額マイナス報道のからくりを徹底解説! ~クチコミから振り返る9月の訪日中国人動向~

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10月19日、日本政府観光局(JNTO)が、2016年9月の訪日外客数を発表しました。発表によると、2016 年 9 月の訪日外客数は、前年同月比 19.0%増の 191 万 8 千人と、9 月として過去最高となっています。

 訪日中国人については、前年同月比 6.3%増の 522,300 人で、9 月として過去最高を記録。9 月までの累計 は 5,007,200 人となり、2015 年の年計(4,993,689 人)をすでに超えました!大幅な寄港増が見込まれていたクルーズについては、台風の影響によるキャンセルが重なったものの、中国を中心に  70 隻以上の寄港があったことが訪日外客数の増加の下支えとなったとのことです。

一方で、4年9カ月ぶりに訪日客の消費額が2.9%減少しているという報道もあります。
訪日客消費2.9%減 4年9カ月ぶり 7~9月 客数は堅調 出典:日本経済新聞

この点について、図解中国トレンドExpress編集長の四家は以下のように解説しています。

「下のグラフは、観光庁発表の四半期ごとの訪日外国人消費動向調査から、中国人全体消費金額をそれぞれの期間の人民元の平均レートで換算したものです。訪日中国人消費は、すべての期間で右肩上がりに増えているのではなく、季節性があり、特に7月~9月の消費額が高いことがわかります。さらに2015年、2016年を比較すると、同時期の金額は2016年の方が高く、人民元ベースでの全体消費金額は、訪日中国人観光客の増加に連れて伸びています。マスコミがよく言うような、『中国経済が減退しているから消費が落ち込んでいる』のではなく、円高の進行によって消費が減退しているように見えているだけで、中国の方たちの消費意欲は決して鈍化していないと言えます。」

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クチコミに見る9月の訪日中国人概況、変わりやすい天気にとまどう声も

日本旅行全般については、9月の特徴としては「台風であまり観光できなかった」など、天気についてのクチコミが多く見られたことがあげられます。

・台風大国、ニッポン

・予想以上に蒸し暑いな

・日本結構蒸し暑い

・大荒れの天気で日本楽しめず。

・みんなレインコート着ないね

そのほかには、日本の清潔さ、自販機の多さ、しょうゆのにおいなど日本に関する感想がある中、「常温の水が売っていない」という面白いクチコミがありました。中国人は体を冷やすことを嫌うため、常温の飲み物を求める方も多いのかもしれませんね。

また多少の不便さそのものを楽しむクチコミもあり、個人旅行者の増加がうかがえます。

・バスに乗れてこそ、日本旅行一流

・PASMOがあれば全部OK。小銭いらない。

・駅がすさまじく複雑だけどお店も多いので楽しい

リツイートランキングを見ても、「90年代カップルの日本14日間個人旅行ガイドの紹介」が1位となっており、ここでも個人旅行への関心の高まりがうかがえました。

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  今後ますます、地方各地で訪日中国人を見かける機会が増えそうですね!

季節の変わり目が顕著にあらわれた「買った」「買いたい」ランキング

では消費行動別に傾向を見てみましょう。

まず「買った」「買いたい」では、これからの季節に向けて、風邪薬やティッシュペーパー、薬用ハンドソープなどの風邪予防対策商品、保湿対策を意識したスキンケア用品などのクランキングが上昇していました。

「〇〇したい」ですが、ここでも秋に向けて「紅葉を見たい」がランクを上げています。9月第1週の41位から、なんと第2週は16位にランクアップ!花見に続き、紅葉も日本観光の強みになりつつあるようですね。

いかがでしたか?「癖になる日本旅行」「また来ますよ」「みんな親切だなぁ」といった声もあり、クチコミを見ているだけで思わずうれしくなってしまいます!これからもどんどん日本旅行を楽しんでもらいたいですね!