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国慶節まっただ中!近場で行きたい海外1位は日本! ~コスパ重視で選ばれる日本旅。でも、憧れの旅先は●●●~

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10月突入ですね。先週までは残暑を感じましたが、金木犀のいい香りに秋を感じる今日この頃です。
さて、中国では、国慶節まっただ中。すごしやすいこの時期に長期休暇はうらやましいです!そこで今日は、中国の方にとっての海外ヒエラルキーについてお届けします。

中国人にとっての海外旅行ヒエラルキー

JNTO のデータによると、2015年には年間約500万人の中国人が日本を訪れました。また2016 年も昨年実績を更新するかたちで、訪日中国人数は増加しています。

2016 年国慶節での人気海外旅行先に日本が上位だったこともあり、それこそ中国全土の中国人が皆日本に行きたくて仕方ないと思っているという印象を受けてしまうかもしれませんが、実はそうではありません。

昨年2015年の中国人の出国者数は約1.1 億人、うち日本を訪れたのは全体の約%に程度に過ぎません。みようによってはまだ伸びしろがあるということでポジティブな内容ではありますが、そもそもの前提として、中国の人たちには海外旅行先について強固なヒエラルキーがあるのをご存知でしょうか。
 
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まず、中国の人が最も憧れる旅行先は、アメリカそしてヨーロッパです。ヨーロッパの中では、イギリス、フランス、ドイツが上位にあり、イタリア、スペイン等がそれに続いています。中国の人が考える最高の海外旅行先は欧米諸国なのです。

更に、これらに続くのがカナダ、オーストラリア、そしてようやく日本、韓国が登場します。更にその下をみていくと、東南アジアの中でも人気のタイ、そしてマレーシア、シンガポール、フィリピン等があり、更に下って香港、台湾があります。
中国人の中には旅行先としてこのように非常に固定化された考え方が存在しており、このピラミッドは、旅行予算にも大きな影響を与えます。中国人の一般的な考え方を言えば、アメリカへ行くことができる予算を日本旅行にかけるということはあまりありません。
 
状からみれば、日本は「近いし、モノも安いし、食べ物も美味しいし、お得な海外旅行先」という位置にあります。つまり、コスパの高い旅行先ということなのです。そして、旅行サイト・途牛旅遊網が発表した「2016年国慶節ゴールデンウィーク旅行意向調査報告」によると、今年の国慶節の短距離旅行先の首位は日本となっています。
 
逆にアメリカやヨーロッパは、高いお金をかけていくリッチな旅行先です。これは実は大きな課題でもあります。日本が今後、多くの中国人にリピーターとして日本を訪れてもらおうと考えた場合、コスパが高いというだけでは今後長続きしません。
重要なのは、アメリカやヨーロッパのように、日本旅行そのものが高いお金をかけて、長期滞在し、日本を楽しむために旅行するというような『ブランド化することが重要になってくるのではないかと思います。
 
いかがでしたか?私個人としては、「2015年の中国人の出国者数は約1.1 億人、そのうち日本を訪れたのは全体の約に程度に過ぎない」という数字に驚きました。今後、もっと多くの方に日本に来ていただき、旅行を楽しんでもらいたいですね。